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2021年10月18日 16:38 更新

使い切れないベーコンは冷凍! 使いやすく旨みもキープできる保存方法は?

開封して使いきれなかったベーコンの保存は、冷凍しておくと便利です。保存するときに気をつけたいおいしさを保つコツや、使いやすくすることで時短にもつながるポイントをご紹介します。

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

豚肉を塩漬けして作るベーコンは、旨みたっぷりで、料理に少量でも加えると塩気やコクを加えてくれます。カリカリに焼いたり、煮込み料理に入れたり、いろいろな料理で活用できていいですよね。

ベーコン

あると重宝するので、家に常備していることも多いのですが、いつも保管をどうするかが悩み。上手に保管しないと、乾燥してしまったり、ドリップが出ていたりして、がっかりすることも。特に真空パックになっている場合、開封した後に使い切れなかったベーコンをそのまま入れておくと、密閉できていなくて失敗してしまいます。

ベーコンを冷凍するメリット

ベーコン

薄いスライスベーコン、塊のブロックベーコンなど、ベーコンは大きさや長さも商品によって違います。ベーコンのおいしさを保つためには、乾燥しないよう密閉し、冷蔵保存が必須となりますので、1度開封してしまったものは早めに食べなくてはいけません。

大きな塊や枚数の多い大容量のものは割安ですが、量が多いので数日では食べ切れませんよね。ベーコンばかり食べなくちゃ! と、無理にがんばれば、飽きてしまったり、おいしさが半減したように感じてしまいす。

どうせなら、最後まで「おいしかった~!」と食べられるように、上手に保存して無理なく味わいたいと思うもの。それにはおいしさと、使いやすさを兼ね備える、冷凍保存がオススメです。

保存期間が長くなる

真空パックは製造してから長く保存できるものが多いですが、1度開封してしまえば空気に触れるため、通常と同じように数日のうちに品質が劣化してきます。

冷凍保存すると、約1ヶ月程度保存できるようになり、ある程度量が多くても、無理なく食べたいタイミングで食べることが可能となります。

時短できる

冷凍の際には使うときのことを考えて、使いやすい形で保存することが時短につながります。小さく切っておけば、冷凍したまますぐ調理に使うこともできますので、ちょっと少量使いたいときなどに便利ですよ。

ベーコンを冷凍する方法

ベーコン 冷凍保存

使いやすい形はご家庭によって変わると思いますが、基本的に冷凍保存の際に気をつけたいポイントは同じです。どの形状で保存したら使いやすいかを考えて、自分がやりやすい方法を取り入れてみてください。

① 水気を取る

ベーコンの冷凍方法:水気を取る

まずは、ベーコンの表面に水分が出ていたら、キッチンペーパーなどで拭き取りましょう。余分な水分は味の劣化につながります。

② 使いやすくカット

ベーコンの冷凍方法:使いやすくカット

ベーコンは料理によって切ったり巻いたりして使いますが、自分がよく使う大きさや形にしておくと便利。

スライスベーコンはそのまま1枚ずつでも使いやすいですが、半分にしたり、1cm幅にカットしておくと、調理するときにすぐ使えます。

しかし、細く切ったり、細かくする場合は断面が多くなることで、空気に触れる面積が増えてしまいます。その分品質の劣化も早まるので、細かく使いたいときには、冷凍前ではなく、使うときにカットする方法もあります。

ブロックベーコンは、塊のまま冷凍すると解凍に時間もかかり、使いにくくなります。ブロックならではの厚切りにしたり、サイコロ状にしたりしておくと、食べ応えのあるベーコンが味わえてオススメです。

③ 空気を遮断

ベーコンの冷凍方法:空気を遮断

冷凍保存するときには、乾燥から守ることが何よりも大切です。また空気を遮断することで、ニオイ移りや霜がつくことも防ぎます。

1度解凍したものを再冷凍すると、一気に品質が悪くなるのでNG。1枚ずつや1度に使い切れる量で小分けにし、ラップに包んで空気が触れないようにします。

スライスベーコンを1枚ずつ包むのが面倒なときは、ラップの上に並べてジャバラ織りにして包んだり、2枚並べて包んでたたんだりすると、少し手間が省けます。

ベーコンの冷凍方法:必要な量を小分けに

ブロックベーコンも、使いやすい量に分けてラップでぴっちりと包みましょう。包んだらフリーザーバッグに入れて空気をできるだけ抜いて口を閉じるようにしします。

ベーコンの冷凍方法:使い切りパックはそのまま冷凍でもOK

使いきりのパックは、もともと使い切りやすい少量で真空パックとなっているため、冷凍保存する機会は少ないと思います。賞味期限が近いけれど、すぐに使わない場合などには、このまま冷凍庫に入れて保存すればOK!

④ 急冷凍

ベーコンの冷凍方法:急冷凍

早く冷凍することで美味しさがキープできます。急冷凍するように、金属バットに乗せて冷凍庫へ。これで冷凍完了です。

冷凍したベーコンの使い方

冷凍したベーコン

凍ったベーコンはカチコチに固まっています。すでに使いやすい大きさや量になっているので、無駄なく必要な分だけ取り出せます。使い方は調理方法に合わせて、いくつか方法があります。

凍ったまま調理

冷凍ベーコンの使い方:凍ったまま調理

基本的には、凍ったまま加熱調理することが一番手軽でおいしく仕上がります。カット済みだと、冷凍庫から出してすぐに加えられるので簡単♪

冷凍ベーコン 活用レシピ ジャーマンポテト

じっくり炒めたベーコンはおいしいですよね!

冷凍ベーコンの使い方:凍ったまま調理

コロコロのサイコロ状にカットしたベーコンは、ガーリックと炒めただけでもおいしそう。

冷凍ベーコン 活用レシピ 炒飯

炒飯やピラフなんかに入れると、存在感があって旨みがさらに感じられます。

カットして調理

冷凍ベーコンの使い方:凍ったままカット後、調理

ブロックベーコンのような厚みがあると、凍ったままのカットは難しいですが、スライスベーコンくらいなら冷凍庫から出してすぐでも切ることが可能です。

1枚ずつ包んだベーコンは、使うときに用途に合わせてカットできるので、自由度が高い状態。使うときに形状を選ぶことができるので、冷凍時に使い方が決まっていない場合は、あえてカットせずに冷凍するのも◎。

冷凍ベーコン 活用レシピ スープ

解凍してから調理

冷凍ベーコンの使い方:解凍後調理

自然解凍してから使うこともできます。室温に長時間置くと雑菌の繁殖の心配があるので、冷蔵庫に移し、自然解凍するようにしましょう。

解凍したベーコンは、ドリップが多少抜けてパサつく感じになってしまいがち。少し裂けやすくなっています。やさしく取り扱うようにしてくださいね。

冷凍ベーコン 活用レシピ ベーコン巻き

基本的には凍ったまま加熱調理した方が、おいしさが損なわれません。ただ、ベーコンを巻いて使うような場合は、凍ったままではできないので解凍してから使います。多少食感などが落ちてしまっても、こんがりと焼くことで、かりっとしたベーコンのおいしい味わいになり、気にならなくなります。

インゲン、オクラ、アスパラガスなど、ベーコンで巻く人気おかずはたくさんありますよね。お弁当おかずとしても我が家で人気です。焼くときに剥がれてしまう失敗を防ぐには、巻き終わりを乾燥スパゲッティで刺して固定する方法がイチオシ。スパゲッティは水分を吸って柔らかくなり、そのまま食べられます。

冷凍ベーコン 活用レシピ ベーコン巻き

あと一品欲しいときにすぐに作れるベーコン巻き。スライスベーコンは薄いので、解凍時間も短くすみます。すぐに使う場合は室温で解凍してもOK! いろんなベーコン巻きを作ってみてくださいね。

そのまま仕上げ

冷凍ベーコン 活用レシピ 冷凍トースト

更に時短を意識すると、冷凍庫から出してすぐ仕上げ! となるような形に保存する方法も。

ベーコン巻きなら巻くところまで終わらせてから冷凍すれば、凍ったまま焼き始めればいいので、冷凍庫から出して完成するまでの手間が格段に減ります。ほかにもミックス食材冷凍にしたり、調味料も一緒に保存する下味冷凍や、焼くだけの冷凍トーストなどもあります。

冷凍ベーコン 活用レシピ 冷凍トースト

焼くだけ、炒めるだけ、煮込むだけ。仕上げの加熱をすれば完成する冷凍食材キットがいくつかあれば、忙しいときにも短時間で準備ができます。

冷凍ベーコン 活用レシピ 冷凍トースト

メニューを毎日考えるのが億劫な人には、すぐに完成する冷凍ストックをあらかじめ作っておくと、あるものの中から食べたいものを選べ、気が楽になるのでオススメ。取り入れやすいものをいくつか試してみてください。

まとめ

大容量のベーコンが食べ切れずに残ったら、無理して食べずに冷凍保存してみてください。使いやすい量や形状にしておけば、使うときに必要な分だけだし、無駄なくおいしく食べることができます。

保存するときに大切なことは、劣化しないように密閉して急冷凍することと、自分がよく使う、使いやすい状態にすること。そうすることで、おいしさをキープしつつ、時短までできてしまいますよ♪

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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