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2021年07月06日 12:27 更新

反町隆史さん「POISON」は万国共通の子守歌!? 「上の娘が小さいときに知っていたら……」

いつからか「泣き止まない赤ちゃんに聴かせると落ち着く」と、育児中のママパパの間で都市伝説のように広がった、反町隆史さんの楽曲「POISON ~言いたい事も言えないこんな世の中は~」の評判。このたび、公式にその効果が立証されました。

反町隆史さんも「もっと早く知りたかった」ほどの威力

Lazy dummy

俳優の反町隆史さんの代表曲「POISON ~言いたい事も言えないこんな世の中は~」は、なぜかこれを聴かせると赤ちゃんが泣き止む曲であると言われています。これを受け、反町さんの所属事務所である研音は、公式YouTubeチャンネルにて検証動画を公開しました。

動画では、ファッション誌の撮影の合間に反町さんが検証VTRを視聴。まさか本当に泣き止むわけが……と思いきや、日本の赤ちゃんだけでなく、ニュージーランドやアメリカ、ブラジル、イギリスの赤ちゃんも、何らかの理由で泣いているときに「POISON」が流れると、ピタッと泣き止んでいました。

驚いたのは、空腹や眠気、不快感などを言葉で訴えられずに泣いている月齢の赤ちゃんだけでなく、寝る前におもちゃを片付けたくなくて泣いている2歳の男の子にも、「POISON」効果があったこと。

動画に専門家として登場した、日本音響研究所の鈴木先生の分析によると、およそ3ヶ月~2歳くらいの赤ちゃんには有効だということでした。なぜ「POISON」で赤ちゃんが泣き止むのかというと、イントロのギター音が赤ちゃんにとって刺激が強く、興味を引きやすい(たとえば「いないいないばぁっ」のように)ことが1つ。そしてもうひとつは、反町さんの低い歌声とサビのフラットなメロディが、子守歌のような鎮静作用を持つためだそうです。

反町さんは「みなさんの役に立っていると思うとうれしい」と顔をほころばせ、よく、子どもの生まれた知り合いや友人から「聴かせたら子どもが泣き止んだよ!」と報告を受けると明かしました。

また、松嶋菜々子さんとのあいだに2人のお嬢さんを育てている反町さん。すでにお子さんたちは高校生と中学生ですが、「このことを僕の子どもがまだ小さい時に知っていたら、なお良かった」と自身の子育てを振り返りました。いわく、長女はよく泣く赤ちゃんだったそうで、夜中の2時頃に泣いて起こされて、よく深夜のドライブに連れて行っていたのだそう。

赤ちゃんが泣き続けてしんどくなってしまうことは誰にでもあります。反町さんの「POISON」でママ・パパの心が一時でも救われますように。

驚き!本当に泣き止む赤ちゃんたち

世界中の赤ちゃんに共通「何をしても泣き止まないことはある」

赤ちゃんが泣く主な理由は、発達によって少しづつ変化します。0~3ヶ月の新生児期には、お腹が空いた、暑い、お腹がいっぱいで苦しいなど、不快を訴えて泣くことが多いでしょう。

3ヶ月を過ぎると、上記のような理由に加えて、眠いのに眠れない、構ってほしい、退屈といった感情を表す泣きが始まると言われています。6ヶ月~9ヶ月頃の赤ちゃんは、人を区別できるようになり、人見知りや後追いによる泣きも始まることがあります。

このほか、消化のために腸が活発に動くことでお腹に不快感がある、歯が生え始めてムズムズするといった理由も泣く理由になります。ただ……明確な理由がわかるときばかりではありませんよね。何をしても泣き止まないとき、どうして泣き続けるのか、その理由はわかっていません。数々の研究から赤ちゃんはとくに生後1~2ヶ月に泣きのピークを迎えること、そのときは何をしても泣き止まないことがわかっています[*1]。

これは世界中の赤ちゃんに共通していて、親の関わり方は関係ありません。あくまでも発達の過程のひとつであり、ピークの時期が過ぎれば泣く時間も減っていきます。

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