宇多田ヒカルさん「綾波レイはママに似てる」と息子に言われることを告白

宇多田ヒカルさんが自身のInstagramに『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の庵野秀明監督をゲストとして迎え、「ヒカルパイセンに聞け！」と題したライブ配信を行いました。

その中で、宇多田さんが映画に提供したテーマソング『One Last Kiss』のミュージックビデオでは、まもなく6歳になる宇多田さんの息子がカメラを回すプライベートなショットを使っていることが語られました。

コロナ禍での制作ゆえ、イギリス・ロンドンに暮らす宇多田さんが独自に映像データを撮り、それを日本にいる庵野監督が編集するという方法で作られた『One Last Kiss』のミュージックビデオ。最初に宇多田さんがプロのカメラマンに撮ってもらった映像を送ったものの、それは庵野監督が求める「強い画」とはいえず、監督は「プライベート目線が欲しい。ご本人とかお子さんに撮ってほしい」とリクエストしたそうです。

そして宇多田さんは自宅などで息子さんが撮ったママの映像や自撮りのデータを再送。「今まで見せたことない姿」で、勇気が必要だったとのことですが、これによって素晴らしいミュージックビデオが完成したのでした。このことは今年3月のミュージックビデオ公開後にも、宇多田さん本人がTwitterで「パジャマ姿でベッドの上で息子にiPhoneで撮ってもらった私やカメラマンの友達と近所の公園てくてくしたり小旅行に行ってきゃっきゃしながら撮ってもらった私の映像が2週間で2000万回も再生されて場所によっては街中でも流れていると知って戦慄している」とツイートして明かしています。

また、宇多田さんの息子さんはまだ5歳ながら『エヴァ』の世界観にグッときているのか、人気キャラクターの綾波レイを「かわいい」と言いだし、綾波の大ファンと化しているそう。しかも「綾波はママに似てる」と言っているのだとか。

宇多田さんいわく、「髪型も全然違うしなんでかわかんない」ものの、息子さんはすごいハマりようで、綾波レイの指人形をとても大事にしているそうです。おうちでは親子で、映画にあった綾波のセリフをもじって声真似遊びをしていると話していました。また、綾波のポスターも部屋に飾って「かわいい～」と愛でているそうで、本当に大好きになっちゃったようですね。

すでに日本でも小学校でタブレットを利用した授業が始まるなど、子どもがデジタル機器を扱う機会はどんどん増えています。赤ちゃんの頃からスマホやタブレットで知育アプリを使ったり動画を視聴させたり、というパパママも多いですよね。

一方で、「スマホやタブレットを見せるのはよくない？」と悩んでしまう人もいます。ただ、悪い影響があるとしたら、それは機械ではなく「使い方」のせいといえるもの。あたえっぱなしにせず、親子できちんとルールを設けることが大切です。

たとえば子どもがスマホやタブレットを長い時間見ていると、「もうやめなさい」と取り上げたくなる人は多いと思いますが、そのときには「何分で終わりにしよう」と約束して、時間や約束を守る習慣を身につけるきっかけにしてみてください。

また、せっかくスマホやタブレットを持っているのなら、一方的に情報を受け取るだけではもったいありません。デジタル機器を使った創作活動も、今では簡単にできる時代です。お子さんに渡して、写真や動画を撮ってもらってみるというのもアリですよね。そこには宇多田さんのミュージックビデオのように素敵なママやパパの姿が映っているかもしれませんよ。