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2021年06月23日 12:30 更新

「育休取得したい」パパは 74.6%!【パパの育児参加状況】実態調査を明治が公開

明治はこのほど、ママカラが運営する「男性版産休・ 育休応援プロジェクト」と共同で、育児経験のある男性を対象に「パパの育児参加状況」に関する実態調査を行いました。現状は、男性の産休・育休に関する法整備が進む一方で、育休取得率は依然として低い状況です。

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調査概要
調査対象者:0 歳児(0~1 歳未満)を育児中の 25 歳~39 歳の男性
有効回答数 :590 名
調査方法 :インターネット調査
実施時期 :2021年 6月4日~6月10日

法整備が進んだ場合には育休を「取得したい」パパは 74.6%

育児参加への意欲と実際の関与度を聞いてみました。育児参加への意向を聞いたところ、64.1%のパパが「育児に積極的に関わりたい」と回答しました。「できる限り関わりたい」を加えると97.0%のパパが育児に積極的なことがわかりました。

実際の関与度にはついては、57.5%が「希望と同じくらい関わっている」、21.7%「希望以上に関わっている」という結果でした。昨今の在宅勤務が増加により、パパの育児関与は促進されたと考えられます。

では何故、思うように育児に関われていないのか、その理由を聞いてみました。トップは36.6%が「育児に時間を割くと収入が下がるため」、31.7%が「育児のために休んだり、早く帰りづらい雰囲気がある」、27.6%「自分の仕事を他の人に任せることができない」と続きました。

実際の育休取得期間については59.7%が「利用していない」、13.4%が「5日未満」で大多数が2週間未満という結果でした。
依然として、職場や収入といった環境によるに影響を受けているようです。

日頃行っている育児、難しいと感じている育児は

パパが日頃行っている育児について聞いたところ、トップは93.4%が「(自宅の中で)あやす・遊び相手」、89.7%「おむつ交換」、86.1%「お風呂に入れる」と続きました。一方で「通院・予防接種」は25.8%、「保育園等の送迎」は12.7%と、時間の拘束があり外に出るものは低い数値でした。

ではどんな育児を難しい・難しそうと思うかを聞いたところ、57.3%が「夜泣き対応」、47.1%が「寝かしつけ」、37.5%が「離乳食の準備・支度」がトップ3でした。日頃から「夜泣き対応」は36.9%、「寝かしつけ」56.8%と実践している育児ですが、パパは難しいと感じていることがわかりました。

パパの育児情報源はネットより家族

パパが育児について参考にしている情報源について聞いたところ、「妻の意見」が89.5%とダントツでした。続いて「両親・親族の意見」が 57.8%、「ネット検索(Google・Yahoo)」が 53.9%でした。

実際にどんな情報を知りたいかを聞いたところ、「けが、発熱の応急処置」が55.8%でトップで、「栄養の知識」が52.2%、「寝かしつけ」が48.0%と続きました。一方で「医師や助産師など専門家のアドバイス」は26.6%、「地域子育て支援センター等」は15.4%、「産院・自治体の両親学級、父親学級」8.5%と専門性の高いものは低い結果になりました。

明治
https://www.meiji.co.jp/

(マイナビ子育て編集部)

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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