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2021年07月22日 16:04 更新

納豆おやき!おすすめレシピと調理のコツ【管理栄養士監修】

納豆は栄養豊富な食材の一つです。独特なにおいやネバネバが気になるかもしれませんが、おやきにすると食べやすくなるので、今回はそのコツをご紹介します。

納豆のおやき、調理のコツ

納豆

納豆はたんぱく質食品の一つですが、不足しやすい鉄分・カルシウムなど含むので、積極的にとりいれたいですね。まずは、離乳食に納豆を使う際のちょっとしたコツをお伝えします。

気になるにおいは加熱で消す

納豆のにおいは、加熱をすることで消すことができます。製造日から時間が経つと匂いが強くなるので、製造日が近いものを選んで早めに使うとより良いでしょう。

納豆の粒は食べやすいように小さくつぶす

納豆を刻む

納豆の粒は小さくて丸く滑りやすいので、咀嚼できず誤飲の心配もあります。納豆は細かく刻んだり、ひきわり納豆を使いつぶしてあげると食べやすくなります。

大豆アレルギー、豆腐を試してからだと安心

納豆は大豆が原材料となります。大豆アレルギーがある場合は注意が必要です。納豆アレルギーというものも別にありますが、これは乳児期にかかることはほとんどありませんので、心配は不要です。

大豆アレルギーがあるかどうかわからないときは最初豆腐などを食べてから、この納豆のおやきを食べるようにするといいでしょう。豆腐がある程度食べられば、過度な心配は不要です。

小分けにして冷凍、解凍は弱火でじっくり

弱火で解凍

おやきをたくさん作って、冷凍保存でストックしておきましょう。食べさせたい時にいつでもあげることができます。ラップで1つずつ包んで冷凍し、1週間を目安に使い切ります。

解凍には電子レンジ加熱する方法もありますが、フライパンに入れて蓋をしてじっくりと焼くと、できたての味わいとなりそうです。

納豆おやきおすすめレシピ

納豆を使った簡単に作れるおやきのレシピを紹介します。

【離乳完了期】ほうれん草と納豆のおやき

おやきのイメージ

■材料(約1回量)
・じゃがいも 1/2個
・ひきわり納豆 小さじ2
・ほうれん草 葉のみ2枚

■作り方
① じゃがいもを、電子レンジ加熱をしてやわらかくする
② ほうれん草を茹でて、葉を細かく刻む
③ ①・②・納豆をつぶしながら混ぜ、薄い楕円形のまとまりを作る
④ フライパンを熱し、おやきを両面焼いて焼き色を付ける

【離乳後期】おやつにも!納豆と高野豆腐のおやき

高野豆腐をすりおろす

■材料(約1回量)
・ひきわり納豆 大さじ1
・高野豆腐(粉末状) 大さじ1
・片栗粉 小さじ2
・水 適量

■作り方
① 高野豆腐はすりおろし、粉末にする
② ①・納豆・片栗粉・水を入れてつぶしながら混ぜ、薄い楕円形のまとまりを作る
③ フライパンを熱し、おやきを両面焼いて焼き色を付ける

【離乳完了期】栄養満点!しらすと納豆のご飯おやき

■材料(約1回量)
・軟飯 90g
・しらす 小さじ1
・ひきわり納豆 小さじ2

■作り方
① しらすを湯通しして水切りして、刻む
② 軟飯に①・ひきわり納豆を入れてつぶしながら混ぜ、薄い楕円形のまとまりを作る
③ フライパンを熱し、おやきを両面焼いて焼き色を付ける

まとめ

手掴みする赤ちゃん

おやきは、食事やおやつとしても利用できるメニューです。納豆はたんぱく質だけでなく、不足しやすい鉄分・カルシウムを含むので積極的に取り入れたいですね。大人が苦手な場合がありますが、納豆の独特のにおいやネバネバが気になる時は、加熱をすれば大丈夫です。おやきにして焼き固めると納豆は食べやすくなるので、納豆おやきはおすすめです。

(文:夏目千恵子 先生、監修:川口由美子 先生)

※画像はイメージです

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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