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2021年06月15日 12:13 更新

安田美沙子さんがワンオペ育児の疲労吐露「怒りすぎて、喉が痛い」

タレントの安田美沙子さんが、Instagramで週末の「ワンオペ育児」が大変だったと明かし、コメント欄に共感と応援の声が相次いでいます。

安田美沙子さんのワンオペ奮闘に「私も……」

Lazy dummy

4歳と1歳の男の子を育てている安田美沙子さん。ママ一人で子どもたちのお世話をしなければならない日もあるようで、先週末はまさにヘトヘトだったようです。

安田さんはInstagramに、「パパが忙しかったので、週末のワンオペ続きでした。無事にけがもなく乗り越えられてホッ。そして子供達もこれでもかと遊ばせたので、疲れてくれたようです。怒りすぎて、喉が痛い。。。」と投稿。

最後にはマンションの駐車場で、電動自転車に乗ったまま子ども2人が爆睡してしまい、「駐車場で放心状態」に。

「2人とも寝た場合ってどうしたらいいの!? これこそ、不可能の文字が浮かんでくる。何しても起きない兄。そして起こしたくない。30分ほど見守り、よし!と勇気を出して起こしました。」(安田美沙子さんInstagramより)

自宅に戻ったら、靴が片足脱げ落ちてしまっていたそうですが、「取りに行く気力もなくバタンキュー」だったとのこと。この投稿には、同じような経験のあるママパパ、そして現在進行形で自分もワンオペ育児に疲れているというフォロワーさんから、「お疲れ様です!」という労いの言葉とともに、共感や応援のコメントが相次いでいます。

「私も今日怒りすぎて喉が痛いです…怒りすぎた自分に反省してます」
「我が家も土日ワンオペでした 夕方にはもう体力メンタルともにゼロです…」
「仲間がいるだけで救われます…ありがとうございます」


投稿の最後を「おつかれみんな。」と結んでいた安田さん。こうしたコメントにも一つ一つ丁寧に返信していて、励まし合いながら一緒に育児の大変な時期を乗り越えていこうというメッセージに溢れています。

自転車で寝落ちした息子たちに、放心……

菅野美穂さんも「朝から晩まで怒ってしまった」

そもそも「ワンオペ育児」というのは、チェーンの飲食店で深夜の時間帯などに一人の店員さんで切り盛りする「ワンオペレーション」からきている言葉。

その過酷さは徐々に知られるようになっていて、今年5月に公開された映画『明日の食卓』も、2児の母を演じる菅野美穂さんをはじめ、複数の母親たちがワンオペ育児にならざるを得ない中で、すり減っていく様子を鬼気迫る演技で描き、話題になりました。

その菅野美穂さんも、現実でも5歳の長男と2歳の長女を育てるママ。パートナーの堺雅人さんが主演ドラマの撮影で多忙な時期など、ワンオペにならざるを得ない時はあるのでしょう。ヤンチャ盛りの子どもたちに手を焼き「ゴールデンウィーク中は朝から晩まで怒ってしまった」と明かして、多くの共感を集めています。

ワンオペ育児の不満、オリラジ中田夫妻はこうやって解消した

一方、かつて「ワンオペ育児」に奮闘中の妻に、夫が解決策を提示して話題になった夫婦もいます。オリエンタルラジオの中田敦彦さんと、福田萌さん夫妻です。

福田さんは2017年にオフィシャルブログで「なんで私ばっかり…」と育児負担の偏りについて不満を吐露。当時、長女は3歳で長男はまだ生後3ヶ月という時期でした。子どもたちは可愛いし、中田さんが一生懸命仕事をしているのも知っているけれど、それでも「なんで私ばかり」と悲しくなってしまうと綴っていたのです。

しかしこの話には、続きがありました。中田さんは、福田さんの不満の根本に「なんで私ばっかり、寝られないんだ!」という憤りがあると分析。そしてある日、中田さんは自分が子どもたちと眠り、福田さんは一人でゆっくり眠ることを提案しました。

福田さんは「夜中に授乳で起きなくていい!」「早朝に娘に理不尽に起こされることもない!」と喜び、「実は夫に一番して欲しかったことは私をゆっくり寝かせてくれること。自分の好きな時間に寝て起きる…この数年、それが一番したかったんだ!」「私、単純に寝たかったんだ。誰にも邪魔されずに。それが例えば月に1回できるだけでも全然違うんだ」という結論に辿り着き、この日から「なんで私ばっかり…」という思いが消えたのだといいます。

もちろん、これはあくまでも福田さんのケースであって、全てのパパママに当てはまることではないかもしれません。ただ、パートナーが、「相手がどうして欲しいと思っているのか」を理解しようとしてくれたら、とてもうれしいですよね。

ワンオペ育児、どうやって解消したらいい?

Lazy dummy

核家族化が進み、年々増加傾向にあると言われているワンオペ育児。どのように解消していけばいいのでしょうか。

まずひとつは、家庭内で育児の全てを完結させようとするのではなく、「外部への協力を求める」ことです。ベビーシッターさんや地域のファミリーサポーターなどを利用して見ましょう。できれば親や兄弟・姉妹への協力も要請して、育児に関わる大人の手を増やしていくのです。

また、パートナーとの分担割合を見直すことも大事。たとえばママのワンオペ育児になっていてパパの育児への関わりが薄い場合、少しずつでも家事や育児の協力割合を増やしていけるよう、パパの行動のついでになるようなことから頼むのがポイントです。お風呂に入るついでに頼む、会社からの帰り道に買い物を頼むなど。

何はともあれ、「頼んでみる」こと。実はワンオペ育児が解消されない理由の1つに、「頼んでいないから」という盲点があります。ママが一人で抱え込んでしまって、パパはそもそも家事の仕方や赤ちゃんのお世話の仕方が分からないというケースも多々あるのです。夫婦一緒に子育てをしていくからには、チームプロジェクトとして「具体的に何をしたらいいのか」共有することが大事ですよね。

ワンオペ育児は体力が削られるだけでなくメンタルも本当に辛くなります。「二人の子どもなのに、なんで私ばっかり」という悲しみが、可愛いはずの我が子をそう思えなくなってしまうなど、負の連鎖にもつながりかねません。

安田さんのInstagramに共感のコメントが集まったように、SNSで仲間と繋がるのも、一つの救いです。でもそれだけじゃなく、できるだけ自分1人で抱えこまないように、パートナーや実家、ママ友、行政や民間のサービスなど周りの人を巻き込んで、育児をしていきましょう。

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