【口出ししないで!】保育園否定、長男神話、虫歯菌…親世代と価値観が合わない! 理解不能エピソード集
実両親や義両親の親世代と自分、生まれ育った環境や時代背景も違うのでよくも悪くも価値観は違うものです。しかし価値観があまりにも違いすぎて、呆れるやら、怒りが湧いてくるやら……。「よくもそんなこと言えるわ」と思っているママたちの生の声をお届けします。
お金の使い方
お金に関する価値観の違いは、人によってさまざまなのでどうしようもないことです。ただ、義理の実家と価値観が合わないと、ちょっとした手土産やプレゼントを選ぶのも一苦労。プチギフトのようなものを渡して「これだけ?」「ケチ臭い」と思われたくもないし、逆に高価なものを選びすぎて浪費家な嫁だとも思われたくないし……。実の親なら、遠慮なく文句も言い返せるんですけどね。
「保育園=かわいそう」という認識
多くの親世代がいまだに一度は口にすることのひとつとして、「子どもが小さなうちは母親のそばで育てたほうがいい」という意見が挙げられます。3歳まではママの手元で育てるのがベストでありマスト……このような「3歳児神話」がまことしやかにささやかれ、自分たちが実践してきた世代。だからこそ、「乳幼児を保育園に預けるなんてかわいそう」と思ってしまう訳です。
しかし、専業主婦になる女性が多かった親世代とは異なり、現代のママは産後に職場復帰するママが大勢いる時代。この現代社会の仕組みや主流が、どうも親世代には理解しにくいようです。
専業主婦推し
結婚したら、またはママになったら「女は家を守る専業主婦になるべき」という固定観念を捨てられない親世代がいます。女性だってキャリアを大事にする人は多いですし、子どもがいるからこそ夫婦でリスク分散を兼ねて、仕事を続けることが当たり前の世の中になっているのです。
義母に指摘された場合、まさか「あなたの息子さんの稼ぎが少ないから、私も働かないといけないんですよ~」とは言えませんけどね。
おむつ問題
「おむつを早く取るように」と言う親が多く、急かされているようで気分が悪いというママがたくさんいました。おむつ外しは子どもの性格や生活リズムの問題もあるので、トイレトレーニングが思うように進まない場合もありますよね。そんな状況の真っただ中に言われたら、言われたママは怒りの沸点に達してしまうでしょう。
また、布製のおむつをすすめられてうんざりしているママも多いこと……。「布のほうが早くおむつが取れる」だとか、「お金がかかる」などと言われるそう。いまだにそういうことを言う人がいることにびっくり。毎日のお世話をするのは、パパとママ自身なのですが……。
『男の子』にこだわる
親世代にはまだ「長男神話」が残っているんですよね。長男は跡を継ぎ、墓を守り、親と同居……。自分の意志とは関係なく、長男神話を押しつけられる“長男”も大変。「長男だからこうであるべき」という昔ながらのルールを取り払わない限り、戸籍上”長男”となっている男性は結婚しにくくなってしまうんでしょうね。
しかし、実際にママパパ世代でもひとりっ子はいますし、自分たち夫婦の子どもはひとりだけ、と決めている夫婦も珍しくありません。親世代の意見は右から左へスルーしましょう。
時代は変わったのです……
親世代の子育てのやり方を押しつけてくる人もいますよね。確かにその方法で我々は育ったのですが、時代とともに子育ての常識も変化しています。
自治体が配っている「孫育て」のパンフレット(孫との接し方や、最新の育児情報が掲載されている祖父母向けの小冊子)を入手して、さりげなくリビングに置いておきましょう!
まとめ
親世代とギャップを感じることについてのアンケート調査の結果をお届けしました。
「あるある!」と思って読んだ人も多いのではないでしょうか。生きてきた時代背景が違うので、どうしてもギャップはあります。そんな親世代もまた、ひと昔前は上の世代にそう思っていたに違いありません。
お互いにいい面は取り入れて、気持ちよく過ごしたいものですね。
マイナビ子育て調べ
調査日時:2021年5月28日~6月4日
調査人数:155人(22歳~40代までのママ)
(マイナビ子育て編集部)