【コストコ】宗家キムチは旨みの塊! 乳酸発酵の本場の美味しさ
コストコで人気の高い「宗家(チョンカ)キムチ」は旨みが凝縮された、ご飯が進む味。大容量でもいろいろな味わい方ができ、コスパの良さは◎! 生きた乳酸菌で発酵させた本場の味が楽しめます。
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。
コストコでカートに入っているのをよく見かける商品=人気の高いもの、だと思いますが、今回ご紹介する「宗家(チョンカ)キムチ」もそのひとつ。赤いキムチがたっぷりと入っているので目を引きます。この量を食べ切る自信がないとなかなか手を出しにくいサイズですが、リピートする人が多い商品です。
【コストコ】宗家キムチ [白菜キムチ]
デリカ商品の近くにある冷蔵スペースに並んでいることが多い「宗家キムチ [白菜キムチ]」は、韓国を代表する総合食品メーカー「大象(デサン)株式会社」の商品です。
宗家キムチは韓国内でもキムチ販売第一位を誇るキムチで、日本をはじめ約30カ国に輸出販売されているそうです。本場の伝統製法で作られる本格派キムチがコストコで購入できるのがイイですよね。
宗家キムチは生きた乳酸菌による乳酸発酵で作られるキムチ。材料にもこだわり、旨みを引き出すイワシやオキアミの塩辛をきちんと使用した本格派。乳酸菌が生きているから、冷蔵庫で保存している間にもどんどん熟成し、味も変わっていきます。
■原材料名:はくさい、だいこん、漬け原材料【果糖、食塩、米粉、魚醤油(大豆を含む)、にんにく、とうがらし、にら、ねぎ、玉ねぎ、いわしの塩辛、しょうが、おきあみの塩辛、かつおぶしエキス】/調味料(アミノ酸等)
※本商品は乳酸発酵食品の為、熟成し発酵が進むと酸味が出てまいりますが、品質には問題ありません。
※本製品で使用しているおきあみの塩辛は「えび、かに」が混ざる漁法で捕獲・製造しております。
■内容量:1.2kg
■賞味期限:このときは購入日より約3週間半
■保存方法:冷蔵(10℃以下)で保存してください。
■価格:698円 (2021年6月時点)
1.2kgも入っているのに698円! 近隣スーパーで取り扱っているキムチは1パック200~300g、大きくても500gなどで、サイズがそもそも違いすぎるのですが、小さいパックでも200円前後はしていますよね。比較するとかなりのお手ごろ価格。もちろん、もっと安い商品もありますが、やはり食品なので味や使われている材料もトータルで考えると破格ですよね。
■栄養成分表示(100g当たり)
熱量:75kcal、たんぱく質:3.8g、脂質:1.9g、炭水化物:10.6g、食塩相当量:2.9g
100gくらいは、キムチ好きなら1度に食べてしまうかもしれません。キムチ自体は健康的な発酵食品で、カロリーもそんなに高くはありませんが、多くの場合はご飯も一緒に食べるのではないでしょうか。と、なると……おいしすぎてご飯が進んでしまう~といった事態になるかも。
宗家キムチについてもっと知りたい方は公式サイトをご覧ください♪
【コストコ】宗家キムチの味は?
たっぷりの真っ赤なキムチ。蓋を開けるとキムチらしい香りがしてきます。白菜がメインで食べやすい大きさにカットされていて、大根は千切り、ねぎやニラはちらほらと見えます。
いかにも辛そうな色をしているのですが、食べてみると意外に辛さよりも甘みや旨みのほうが強く感じられます。原材料を見てわかるように、野菜と旨みを出す調味料だけで、余計なものが使われていません。厳選した材料でシンプルに素材のおいしさだけをぎゅっと合わせたような味。
キムチって、商品によって味や香りに違いがあって、好みが出るものだと思うのですが、宗家キムチは変なクセやニオイがなく、おいしいものだけを凝縮したような深みのある旨みがあって、とにかくおいしいんです。
発酵が進むと乳酸菌も活発になって増え、酸味も強くなっていきます。味の変化も楽しめ、料理に使っても旨みが更に増したりするので、味わい方がいっぱい♪
おすすめの食べ方&レシピ
いつもの料理にキムチを少し加えて旨みをプラスしたり、パンチのある味に変えたり、楽しみ方はいろいろ。キムチはそのまま食べるだけでなく、加熱してもOKなので、炒めたり、煮たりして使うこともできます。
キムチ納豆
納豆はキムチと同じく発酵食品。発酵食品同士の組み合わせは相性が良く、旨みがUP!
好きな量を納豆に加えて混ぜるだけ。海苔も合うのでお好みでプラスしてください。
キムチ卵焼き
卵焼きっておうちの味や、好みの味つけがありますよね。卵だけでなく具材を入れたりすれば無限の可能性があります。いろいろな卵焼きを作ったことがありますが、特にお気に入りなのがキムチ入り♪
【材料(1人分)】
・キムチ……10g
・卵……1個
・砂糖……小さじ1
・顆粒だし……ひとつまみ
・油……適量
味つけはお好みで調整してください。
【作り方】
① キムチは食べやすく切り、卵、砂糖、顆粒だしと混ぜる。
② 油を引いた卵焼き器で焼く。
我が家は卵1個分を焼くのにちょうどよい小ぶりな卵焼き器を使用していますが、卵焼き器の大きさに合わせて材料の量は調整してください。
山芋ときゅうりのキムチ和え
キムチは和え物にも使いやすい食材です。旨みを出す材料が多く入っているので、調味料としての役割もしてくれます。生野菜や茹で野菜、肉や魚に和えてもおいしいです。今回はシャキシャキ食感の山芋ときゅうりと一緒に和えました。
【材料(4人分)】
・キムチ……50g
・山芋……150g
・きゅうり……1本
・ごま油……小さじ2
・ごま……小さじ1
・ポン酢……大さじ1
味つけはお好みで調整してください。
サイコロ状に山芋ときゅうりを切って、キムチ、ごま油、ごま、ポン酢と混ぜるだけ。山芋は皮を剥いてから酢水に浸けてアク抜きしてから使ってください。
豆乳キムチスープ
発酵が進んで酸味が強くなってきたら、加熱料理に使ってみて。鍋物やスープに入れると、旨みがしみだして美味しくなります。和風味でも中華味でも、洋風味にも合います。豆乳と合わせるとまろやかな味になるので、子どもでも食べやすくなります。辛いものが苦手な場合は、キムチの量を調整してみてください。
【材料(1人分)】
・キムチ……50g
・卵……1個
・シイタケ……2枚
・ニラ……3本
・三つ葉……1/4株
・白だし(3倍濃縮)……小さじ1
・豆乳……150ml
・醤油……小さじ1/2
【作り方】
① 鍋に豆乳、キムチ、白だし、醤油を入れて温める。
② シイタケは薄切り、ニラは4cm幅に切って加え、卵も落とす。
③ 卵が半熟になったら3cm幅に切った三つ葉を散らす。
豆乳ではなく、中華味のスープや醤油味のスープに変更してもOK! その場合は豆乳と白だしの代わりに中華スープの素で味つけしたり、だし汁と醤油で味つけしたりしてみてください。お肉や豆腐など、具材を増やしてチゲにしてもいいですよ♪
キムチのとろけるチーズ餅巾着
チーズも納豆やキムチと同じ発酵食品。とろ~りとろけるチーズとキムチの組み合わせもオススメ。餅を入れた巾着にパンチのあるキムチを一緒に入れて焼くと、油揚げの旨みも加わります。
【材料(1人分)】
・キムチ……40g
・油揚げ……1枚
・切り餅(50g)……1個
・ベーコン……20g
・とろけるチーズ……20g
・長ネギ……1/3本
・大葉……2枚
巾着(油揚げ)の中に入れる食材はお好みでOKです。餅とキムチに合わせてネギ、大葉といった香味野菜、ベーコンとチーズでコクと旨みもプラスする欲張りな具材を詰めました。入れすぎて破けないように気をつけてくださいね。
【作り方】
① 油揚げを軽く茹でる。
② 菜箸を油揚げの端から端まで転がして開きやすくする。
③ 半分に切って油揚げを袋状にする。
④ 餅は半分にし、長ネギは斜め薄切り、ほかの具材も詰めやすい大きさに適度に切り、全て一緒に油揚げに詰める。
⑤ 爪楊枝で口を閉じる。
⑥ フライパンでじっくりと両面を焼く。
お餅が柔らかくなるまで焼きます。キムチやベーコンで味がつきますが、少し醤油やめんつゆをかけて味つけしてもおいしいです。
豚バラキムチ丼
キムチを使った炒め物といえば豚キムチ。炒めることで旨みがさらにぎゅぎゅっと凝縮して増します。特にバラ肉を使うと、豚肉の旨みとキムチの旨みが合わさり、おいしさが倍増。野菜もたっぷり加えて作ってみてください。
【材料(1人分)】
・キムチ……80g
・豚バラ肉……80g
・卵……1個
・玉ねぎ……1/2個
・もやし……50g
・ニラ……5本
・塩こしょう……適量
【作り方】
① 豚バラ肉を炒める。
② キムチを加えて炒める。
③ くし切りにした玉ねぎ、もやしを加えて炒める。
④ 4cmほどに切ったニラを加えて、塩こしょうで味を調える。
⑤ 耐熱容器に卵を割り入れ、爪楊枝で黄身を数ヶ所刺してからふんわりラップをかけ、電子レンジで半熟になるまで加熱(20~30秒程度)。
⑥ ご飯の上に④を乗せ、真ん中にくぼみをつけて⑤を入れる。
丼にしなくても、そのままおかずとしてもイイですよ♪
キムチ炒飯
キムチ炒飯も定番です。辛さの中に旨みもあり、食欲の出る味です。
【材料(1人分)】
・キムチ……100g
・ごはん……茶碗1~1.5杯
・豚肉……50g
・卵……1個
・長ネギ……1/2本
・ごま油……大さじ2
・中華だし……小さじ1
・醤油……小さじ2
・塩こしょう……適量
【作り方】
① ごま油半量をフライパンに入れ、溶いた卵を流し入れて炒り卵を作り、いったん取り出す。
② 豚肉、キムチは食べやすく1cm幅に切り、長ネギは小口切りにして炒める。
③ ごはん、炒り卵を加えて炒める。
④ ごま油の残り、中華だし、醤油を加えて、塩こしょうで味を調える。
ご飯は冷えているとほぐしにくいので、冷や飯を使う場合は温めておくと作りやすくなります。お好みでキムチを仕上げに乗せてください。
まとめ
コストコで人気の「宗家キムチ」は生きた乳酸菌を使った本格派のおいしいキムチです。材料や製法にこだわり、辛いだけでなく、旨みがしっかり効いています。そのまま食べるだけでなく、炒めたり、煮たり、ほかの食材と和えたりと、使い方は広く、手軽に旨みをプラスできる食材としても優秀。大容量なので、さまざまな味わい方で楽しんでくださいね♪