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2021年06月03日 18:00 更新

辻希美さんが「ママに向いてない」と悩む声に真剣回答。「みんなが言う、それは。誰しもが通る道」

タレントで四児の母である辻希美さんが、自身の公式YouTubeチャンネルへファンから寄せられたたくさんの質問に回答。「息子を彼女に取られてしまったみたい」という可愛い悩みから「ママ失格かも」という深刻な悩みまで、直球で向き合っています。

辻希美さん、息子は「いつまでも小さな彼氏」

Lazy dummy

辻希美さんは、登録者数80万人を超える人気YouTubeチャンネル「辻ちゃんネル」のコミュニティで、「女子ならではの悩み」を募集。集まった相談に答える動画を配信しました。

2007年11月に20歳の若さで長女・希空(のあ)さんを出産した辻希美さん。その後も2010年に長男・青空(せいあ)くん、2013年に次男・昊空(そら)くん、2018年に三男・幸空(こあ)くんが誕生し、今では2歳から14歳まで4人のお子さんを育てるベテランお母さんです。

そんな辻さんに悩み相談できるチャンスとあって、多くの相談が集まった様子。辻さんはひとつひとつのお悩みに丁寧に答えていました。たとえば、「子離れについて」。

小学5年生の男の子を育てるママさんから、「息子が反抗期っぽいが、自分は息子を好きすぎて未だにキスをして怒られる。子離れができない。辻ちゃんはどう?」という質問が寄せられると、辻さんは、「まさに一緒! お母さんからしたら、いつまでも小さな彼氏なわけよ。昨日の夜も、唇を尖らせて(息子を)追いかけまわして、逃げられた(笑)」と親しみのわく回答をしていました。

一方で、息子にいつか恋人ができることは全然OK。四兄弟を育てているというママさんからの、「長男(高校生)、次男(中学生)の2人に彼女ができ、なんだか『取られてしまった感』がすごいです。三男は小5で、四男は10カ月。これからどれだけ試練が来るのかと思うとゾッとします。辻ちゃんは息子に彼女ができたらどうですか?」という相談には、真逆のお答えでした。

「私は~、(息子の彼女を)見たい(笑)! スゴイ楽しみにしてる、今から。彼女を連れてくるのも成長だし、彼女の前で大人な雰囲気を醸し出してるのも私は成長だなって思うから。取られたとは思わない。せいもそらも私が一番最初にチューしてるし(笑)」(辻さんYouTube動画より)

辻さんには「たぁくん」(俳優の杉浦太陽さん)というパートナーがいるからこそ、子どもたちにもいずれは大切なパートナーに巡り合ってほしいと思うのかもしれません。

辻家のメンズたち。すっかり大きくなったお兄ちゃん2人とあどけない末っ子くん

「子育てがうまくいかない」という悩みに……

微笑ましい相談だけでなく、重いお便りも寄せられていました。たとえば、「私ってママに向いてないんじゃないか」「自分は母親になるべきではなかったのではと毎晩へこんでます」というもの。

こうした悩みに対して辻さんは、「誰しもが通る道だと思いますし、みんなが言う、それは」といったん全肯定。天真爛漫に見える辻さんでも、かつて通った道だというのです。

辻さんいわく、「その時はそう思っちゃうけど、子どもが成長すると、自信をくれる時が来る。ふと、『この子には私しかいないんだな』って思う瞬間が絶対あるから」。

アイドルを経て、20歳で出産した辻さんは、メディアを通じて心無いバッシングを受けることも多くありました。そうした雑音もあって、「自分はママに向いてないんじゃないか」と思い悩むことは人一倍あったのではないでしょうか。そんな辻さんだからこそ、言葉に強い説得力があります。

育児ノイローゼは誰にでも起こりうる

Lazy dummy

子育ては喜びと幸せに満ちた体験であると同時に、うまくいかないストレスや不安もつきまとうものです。子供が言うことを聞かずイライラしたり、自分は母親失格なのでは? と落ち込んだりする経験は、多くの親にとって日常的なことだといえるでしょう。

しかし、そうした負の気持ちが増幅して心と体を支配してしまうと、育児ノイローゼの状態に陥ることも。育児ノイローゼとは、「育児困難を抱える母親に表れる抑うつ、不安、イライラ、不眠などの精神神経症状」のこと。一般的に使われているものの、医学的な診断名ではなく俗称です。「育児不安」「育児ストレス」などとも呼ばれています。

大切なのは、子育てがつらいと思ったときにその気持ちを一人で抱えないことです。小さな気付きや周りのサポートなどをきっかけに負担が軽減され、症状が改善していくこともあるので、まずは夫や家族、子育て経験のある友人・知人に相談を。自治体の「地域子育て支援センター」や、ママが集まる子育てサークルなどに足を運んでみてもいいでしょう。まずは自分の住んでいる地域にどんなサポートがあるか、役所や保健所に問い合わせてみてください。

今回、辻さんが明かしてくれたように、多かれ少なかれ、誰もが「私ってママ失格かも」と自分を責めてしまうことはあります。「みんなそう言う」けれど、でも、子どもの成長とともに自信がついてくるものです。完璧を目指して自分を追い詰めないようにしてくださいね。

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