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2021年06月16日 10:18 更新

子どもへの熱中症対策は十分? バッチリ派&不安派 ママたちのリアルな声

間もなく熱中症という言葉が頻繁に聞かれる季節が到来します。対策をしないでいると命の危険さえある熱中症。子育て中のママは子どもにどのような熱中症対策をしているのでしょうか。今回はアンケート調査の結果をもとに、どのような熱中症対策をしているのか、また対策が不十分だと思う理由についてご紹介します。

あなたが行っている子どもへの熱中症対策は、十分だと思いますか?

子育て中のママ122人に対し、「あなたが行っている子どもへの熱中症対策は十分だと思いますか?」という質問をしたところ、「そう思う」「まあそう思う」が合わせて65%となり、半数以上のママが自身の熱中症対策に一定の手ごたえを感じているようです。

その反面、「あまりそうは思わない」「まったくそう思わない」と答えたママは、合わせて35%という結果に。子どもへの熱中症対策にいまいち自信が持てないママも、少なくないことがわかりました。

ここからは、子どもに対する熱中症対策について、ママたちから寄せられた意見をご紹介します。

熱中症対策を「十分にしている」と答えたママの意見

水分補給をさせている

子どもは遊びなどに夢中になると、他のことが気にならなくなってしまいがち。わかりやすいように、時間を決めて水分を与えているママもいました。大人から積極的に水分を取るように声掛けすることが大事ですね。

帽子を被らせる・冷却グッズを使用している

帽子だけではなく、冷却グッズを使用しているママも多く見受けられました。子どもを熱中症から守るためには、あの手この手の手段を取りたいもの。昨今では、100円ショップでも冷却グッズのラインナップが豊富で、かわいい柄のものが売られていますよね。賢く上手に対策してみましょう。

暑い時間の外出・外遊びを控えている

暑い時間の外出や外遊びを控えていると答えたママもいました。暑い時間帯はできるだけ外遊びは控えたほうが無難ですが、それでも外遊びをしたがる子どももいて、毎年頭を抱えるママもいるのではないでしょうか。

やれることは十分にやっている

子どもの熱中症対策については「やれることはやっている」と答えたママも大勢いました。すばらしいですね。対策を講じていることで、子どもも安心して遊べることでしょう。ぜひこのまま継続してください!

熱中症対策が「十分ではないと思う」と答えたママの意見

どう対策していいかわからない

なにをどれくらいすればいいのか、その対策法に悩むママが見受けられました。汗のかきかたや体調管理の仕方は、子どもによってそれぞれ。世の中にはいろいろな対策情報があるものの、それが自分の子どもに合った対策法なのか、不安を抱えているママが多いようです。

子どもの体調が悪いときがある

遊びに夢中になり過ぎる子どもや、自分から体調不良を訴えられない乳幼児には、しっかりと観察の目を向け、熱中症のサインを見逃さないようにしたいもの。とは言え、その見極めが難しいのも現実です。子どもがだるそうにしていたり、体に熱がこもっているように感じたりと、それが熱中症なのかどうか不安に感じているママも多いようです。

子どもの機嫌に左右されてしまう

子どもはどうしても目の前のことだけに気持ちが行きがち。さらにイヤイヤ期と重なると、外出時に手をつないで歩いたり、帽子を被らせたりするのは至難の業というケースもあり、熱中症対策を講じるにはハードルが高いことでしょう。子どもにわかりやすい言い方で説明しても、それを理解するのはまた別問題。どれも、ママたちの苦労が伺えるコメントです。

気温の上昇が不安

年々地球温暖化が進み続け、気温や海面上昇が問題となっていますよね。世界各国で温暖化防止の取組がされているニュースを耳にします。
夏は猛暑日や熱帯夜が多くなっていて、うんざりする人も少なくないでしょう。熱中症やクーラー病など、外気と室温の差にも気を配らなければならず、体調管理も難しくなってきます。
これからの未来を担う子どもたちが、安心安全で過ごせることを願いたいものです。

まとめ

子どもは大人と比べて体温調節が未発達。ですが、自分で衣服の脱ぎ着をする、帽子を被る、水分をこまめにとる、といった熱中症対策をすることができません。これからの季節は、ママパパが普段よりも十分に気を配り、子どもの熱中症を防ぎたいものです。

調査期間:2021年5月7日〜24日
調査対象:122人(未就学児がいる20代~40代までの働くママ)

(マイナビ子育て編集部)

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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