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2021年10月26日 10:55 更新

【今だけはやめて~!】イヤイヤ期に困り果てたエピソード&対処法

イヤイヤ期には「なんでもかんでも『イヤ!』の全拒否する子ども」もいれば「ある特定のことを頑として拒否する子ども」もいたりさまざまな形態があります。今回は途方に暮れているママから寄せられた「うちの子はこういうイヤイヤです」というエピソードと「こういう対処法をしています」という声をご紹介します。

イヤイヤ期 子ども 困る
(イラスト:mico Ꮚ•ꈊ•Ꮚ @gogo_aokun

ありとあらゆることすべて「イヤー!」

何もかもがイヤ! “THEイヤイヤ期”ですね。「自分はこうしたいから、とやかく言わないで」といった感じでしょうか。すべてイヤイヤの子どもは、ママパパやまわりの大人からの指示に従うことを頑固として拒否します。

ママパパにべったり甘えたい気持ちとは裏腹に、自分の欲求を満たしたい気持ちが出はじめるイヤイヤ期。まだ自分の気持ちを言葉で伝えることが難しく、自分の思った通りにできないもどかしさから、感情を抑えきれず爆発しているだけなんですよね。体だけではなく、ちゃんと心も成長している証拠。

でも、じゃあどう接したらいいの? と思いますよね。

上記のようなコメントを寄せてくれたママがいました。開き直りは大事です! いつもいつもイヤイヤ期の子どもに真面目につき合っていたら、ママパパの精神が持ちません……。正直なところ、保育園や祖父母に預けるときなど、子どもと一時的に離れられる時間があると、少しホッとしているママも多いのではないでしょうか?

袋小路に陥った場合には、気分転換が必要です。まわりの人に協力を要請しましょう!

ご飯なんていらない!

食卓につかない、口に食べ物を入れること嫌がるなど、ご飯を食べる行為を拒否する子どももいますよね。無理に食べさせようとすると、ギャン泣きしたり、目の前にある食事をひっくり返したり……。お腹が空いているはずなのにどうして? とママは思うことでしょう。

このような場合、先輩ママはどのような対処をしているのでしょうか。

やはり無理強いをしないことが、子どもにとってもママにとっても賢明な策のようです。小食や偏食も心配になるところですが、多少食べなくてもそれなりに成長します。お腹が空いてどうしようもなくなれば「何か食べたい」と言うでしょうから、バナナあたりを常備しておきましょう。バナナさえあればなんとかなる!

お風呂なんか入りたくない!

ただ遊び続けたいだけなのか、濡れることをしたくないのか、面倒だと感じているのか……お風呂が嫌い・苦手な子どもはたくさんいます。ママにしてみれば、体をきれいにするために早く入ってほしいし、その後の寝かしつけまでのルーティーンが崩れてしまうと困りますよね。規則正しい生活リズムで子どもには過ごしてほしい!

寄せてくれたアンケートのなかに、「バスボムの中からおもちゃが出てくるのを使った」という対処法を取ったママもいました。“お風呂に入る”イコール“楽しいことがある”という図式がハマれば、もしかしたらお風呂が好きになってくれる可能性があるかもしれませんね。一度試してみる価値はありそうです。

ずっと泣く……ママも泣きたくなるよ……

泣いてばかりの我が子を目にして、胸が締めつけられる気持ちになりますね。一緒に泣きたくなるママも少なくないのでは? 「私の育て方がいけないのかも……」と自分を責めるママもいるかもしれませんね。

しかし、子どもになぜ泣いているのかを聞いても、子ども本人は理由をうまく説明できないことが多いでしょう。本当はかまってほしい、寂しいなどの気持ちを心の中に押し込めているのかもしれません。

もし拒否されないならば、ギュッと抱きしめてみてください。ママの温もりを感じて、落ち着くこともあります。もしかすると体調が悪いこともあるので様子はきちんと見るようにしましょう。

お願いだから外でやらないで……

公園ではもっと遊びたいのに「帰ろう」と言われてギャン泣き。スーパーではお菓子を買ってほしいのに「だめよ」と言われ、寝っ転がって喚き泣き。バスでは降車ボタンを押したいのに、誰かに先を越されて立ちすくみ泣き。電車では、座りたいのに席が空いてなくて地団駄。ママの心中は「あぁ……一刻も早くこの場から立ち去りたい……」。

特に2歳前後の幼児は、欲求を叶えてもらえない苛立ちを抑えることができず、感情が大爆発することが多いですよね。これが恐るべき「魔の2歳児」です。

家以外の場所で叫び出されたり、大声で泣かれるのは非常に困ります。特に、人が大勢集まる場所で、どうにかこうにかなだめる方法はないかと途方に暮れた経験は一度や二度ではないですよね。もうこの場合は、子どもの注意を別のものにそらすか、一刻も早く子どもを抱えてその場から立ち去るしかないのかもしれません……。

なんでもかんでも自分でやりたがる

イヤイヤ期はずっとなされるままだった子の自立への第一歩。ママやパパに手を出されることを極端に嫌がる子どももいます。ただし、子どもは自分でできることと、できないことの判別がつきません。たとえば、ママがやってしまえばあっという間にできることを「自分でやる!」と言ってきかないのです。

成長を感じることではありますが、上記の意見のように「このタイミングでやらないで……」ということもありますよね。ただでさえ慌ただしい朝、登園時間や出社時間も刻一刻と迫り、「勘弁して……」と思うことでしょう。

対処法としては、時間に余裕を持つことがベスト。そして「この月齢は予定変更が当たり前」と割り切ってしまったほうが精神的には楽かもしれません。

また、休日など時間があるときは、子どもの思うがままに存分やらせましょう。そして、できたときは思いっきり褒めてあげてください。そうすると子どもの自己肯定感も高まりますよ。

病まないためには「発想の転換」が大事

イヤイヤに翻弄されると、ついイライラしてしまったり、ネガティブな思考に陥りがちです。イヤイヤ期は突然始まるケースも多く、いつまで続くかわからない、終わりが見えないところが非常に辛いところですよね。

また、昨今では子どもが泣き叫んでいることを「もしかして虐待しているのでは?」と疑われ、ある日突然役所の人や警察がピンポンしてくるなんてことも。一生懸命子育てしているママには、たまったものではありませんね。

しかし、アンケートに答えてくださったママのなかには、日々しんどい気持ちでいながらも、「発想の転換をしたら気が楽になった」という方もいました。

目が届く範囲に子どもが居て安全が確保されているならば、見守るスタンスで様子を見るのもアリではないでしょうか。

まとめ

子どものイヤイヤ期についてのアンケート結果をご紹介しました。「うちの子みたい!」と思って読んだママも多いのではないでしょうか。

世の中には、我が子のイヤイヤにイライラしたり、慌てふためいたりしているママがたくさんいます。「大勢のママも自分と同じように子育ての壁にぶつかって苦しい思いをしているんだ」と思うと、ちょっとホッとしませんか?

育児は”楽しい!””かわいい!”だけじゃないですし、子どもによっては手がかかることもあります。困ったときはひとりで悶々と抱え込まず、パパや身近な人に頼りましょう。ママは少し肩の力を抜いてみてくださいね。

マイナビ子育て調べ
調査日時:2021年4月28日~5月24日
調査人数:128人(22歳~40代までのママ)

(マイナビ子育て編集部)

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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