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2021年06月28日 15:05 更新

無印良品とIKEAをダブル使い。4児ママがしている「子どもの思い出作品」管理のコツ

子どもの思い出の品は成長とともにどんどん増えていきます。しっかりと残してあげたいけれど、管理は大変……。そんな親の悩みを解決してくれるのが「無印良品」の引出しと「IKEA」スクッブの2段階管理。手間がかかりそうで実は楽ちん! な収納方法についてご紹介します。

こんにちは。4人の子育て中、ライフオーガナイザー®の中矢くみこです。

子どもが持ち帰ってくる作品を残したいと思いつつ、ひとつひとつファイリングなどをする余裕もない……。とりあえず、ボックスや紙袋にその都度放り込んで、押入れやクローゼットに押し込む。こういった状況に困っていたのは、数年前の私でした。

そんな面倒くさがりなタイプが揃ったわが家での、ズボラ流作品管理の方法についてご紹介します。

誰が残したいか? 持ち主をはっきりと!

残したい思い出には、工作などの作品以外にも絵画、アルバム、賞状・メダル、ランドセルや制服といろいろなものがあります。そこで「残すものは誰が残したい思い出なのか?」をはっきりさせるのが最初のポイント。

① 子どもが残したいもの ⇒ 子どものもの
② 親が残しておきたいもの ⇒ 親のもの

子供の作品を額に入れて飾る

親が「なんとなく残したい」と思っていても、子どもは「捨てる」という判断をすることも。そんなときは、子どもに「残した方がよくない?」と判断を誘導せず、子ども自身の考えを尊重してあげましょう。

もしかすると、子どもは作品に対して思い入れがないかもしれません。我が家の4人の子どもたちをみていても、「思い出は全部残したい!」というタイプの子もいれば、「全部捨てていいよ〜!」というタイプの子もいるんですよね(笑)。

子どもの判断を見て「え!? 捨てちゃうの?」と思ったら、「親が残しておきたいもの」として保管しておけばいいのです。

忙しい毎日には放り込むだけでよしとする!

では、具体的な作品の保管方法ですが、オススメの方法は「一時置きボックス」⇒「最終保管ボックス」の2段階管理です。

「一時置きボックス」はさっと手が届きやすく収納しやすいもの、「最終保管ボックス」は多少出し入れがしにくい場所でも、作品がしっかりと入るものを選ぶことがポイントです。

「無印良品」引出しと「IKEA」スクッブに作品収納

帰宅した後の夜時間は特に忙しいもの。作品を持ち帰ったタイミングで、作品を選ぶ時間があるとは限りませんよね。特に下の子が小さいときには、持ち帰ってきた紙袋をどこかに掛けておくだけで精一杯……ということがほとんどかと思います。

そこで活躍するのがこの一時置きボックス。「一時的に放り込んでおけば大丈夫!」という心の余裕が生まれるのです。(もちろん、作品がぐちゃぐちゃになることも避けられます。)

ファミリークローゼットの中に無印良品の引出しを積み上げる

我が家で使っているのは、押入れサイズの「無印良品」ポリプロピレン衣装ケース。以前はリビング隣和室の押し入れに、現在はファミリークローゼットに収納しています。引出しは、子どもの人数分 + 親の分の引出しが「一時保管用」です。

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衣装ケースのサイズは、約幅40×奥行65cm。引出しの内部の大きさは一回り小さいものの、一般的な四つ切サイズ40×55 cm弱がギリギリ入る大きさ。(多少カーブさせて入れていますが。)

無印良品の衣装ケースに四つ切り作品を収納

引出しの深さも3種類あるので、立体作品など大きめのものが多いときには深いタイプ、小さめの作品や絵が多いなら浅いタイプと、持ち帰る作品に合わせて調整がしやすい点でも使い勝手がいいんですよ。

どれだけ残す? 保管するスペースは決めておく

引出しに一時的に放り込んでおいた作品は、引出しがいっぱいになる1〜2年を目安に見直しをして、保管用のボックスに移動します。この保管用のボックスとしてわが家で使っているのは「IKEA」スクッブです。

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頑丈な作りではないので、重くなりがちなアルバムを何冊も収納するとなると、心もとないと感じるかもしれませんが、その点さえ許容できるのであれば、四つ切サイズの作品がすっぽり入る、使い勝手のいいボックスです。

IKEAスクッブに四つ切り作品を収納

保管用ボックスの収納場所は、クローゼットの上や押し入れ、とその時々で変わり、今は子どものベッドの下に収納しています。

子どもたちには「できるだけ、この場所におさまる量にして欲しい」と伝えています。なんでもかんでも残したがる子どもには、「収納場所は無限ではないこと」をゆるく伝えて、物選びを考えて欲しいと思っているのです。

全体のスペースを考えず「作品」にフォーカスしてしまうと、収納場所のことが後回しになり、あれもこれも残して床に溢れてしまう……という状況になりがち。「入らないときには、どうするか?」までを一緒に悩むのも、片づけの力をつける上で大切なんですよね。

まとめ

幼稚園の作品を床に並べて記念写真

どんどん増えていく思い出のもの。収納ボックスを増やしていくことは簡単ですが、まず収納を見直すまえに、「残した思い出をどうしたいのか?」を考えてみませんか?

子どもが独立したときなど、具体的なタイミングをイメージしながら、自分なりの思い出とのつき合い方が見つかると、自ずと収納方法も決まってきますよ!

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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