
【漫画】2歳の"やる気"は自信への近道『マンガでよくわかる モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方』Vol.3
子どもの未来は幼少期の育て方で変わる!? GoogleやAmazonの創業者も受けた幼児教育「モンテッソーリ教育」と「ハーバード式」子育てをわかりやすく漫画で解説。伊藤 美佳・著『マンガでよくわかる モンテッソーリ教育×ハーバード式子どもの才能の伸ばし方』(かんき出版)より、0歳~2歳の育て方を年齢別に紹介します。
【漫画で解説】NGな親の行動/OKな親の行動
NGな親の行動


OKな親の行動


【やる気満々】 自分でやってみよう!「やりたい、やりたい」の時期の2歳
2歳の悩み

2歳のこの時期、とくに伸びる能力は?

この時期に伸びる能力は、なんと言っても「自分」。自我が目覚め、「自分で!」と自己主張をするようになります。ここを上手に乗り越えることで、自己管理ができるようになり、自信につながっていきます。
実はスゴイ! 2歳の能力

●「ワンワン、来た」などの2語文を言うようになる。
●狙ったところにボールを投げられる。
●人が何かしている姿を見て、まねをすることができる。
●歩く、走る、ジャンプするなど運動能力が高まる。
●階段をゆっくり下りるなど、手足と目の協調性が出てくる。
ここがスゴイ!
2歳の子どもの能力を伸ばすママとパパの行動
1.「やりたい!」を叶えてあげる方法を考える
子どもの「やりたい!」をやらせてあげれば、イヤイヤ期はなくなります。たとえば、コンセントの穴に何か入れようとしていたら、いきなり怒ったりせず、その行動から「穴に何かを通したいのね」と気持ちを汲み、安全にできる別の方法を見つけてやらせてあげましょう。怒ってやめさせてしまうと、子どもは二度とその能力を伸ばせないままになってしまいます。「やりたい」気持ちを大切にして経験させてあげることで、子どもが大きくなっても意欲を持ってやり続ける力になります。
2.子どもができるものを使って成功体験を!
「やりたい!」という気持ちを成功体験につなげられるように、"子どもができるもの"を用意してあげましょう。ポットから水を注ぎたいなら、子どもが持ちやすい形のポットや大きさ、重さを配慮することが必要。このとき、ママやパパは、自分がイライラせずにできる範囲にとどめるのがコツ。水で遊ばせたいなら「ママ、片づけるのが大変だから、お風呂場でならいいよ」と言っていいんです! 子どもにも親の事情や気持ちは伝えましょう。ただしその前にたくさん共感して、子どもと信頼関係を築いておいてくださいね。

書籍『マンガでよくわかる モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方』について

プロ棋士の藤井聡太さんや女優の松岡茉優さん、さらにGoogle、Amazon、Facebookの創業者たちも受けた教育として、一躍脚光を浴びた“モンテッソーリ教育”。
本書は、ハーバード大学の心理学者ガードナー氏が唱える「多重知能理論」を著者が日本人向けにアレンジした「9つの知能」を使って、運動、学力、クリエイティビティ、コミュニケーション能力など子どもが持つさまざまな能力を見つけていきます。
さらに、「9つの知能」を伸ばすオリジナルのアクティビティも多数紹介。
どんな家庭でも、笑顔で、かんたんに子どもの才能を伸ばすことができます。
(文・漫画:伊藤 美佳・著/齊藤 恵・絵『マンガでよくわかる モンテッソーリ教育×ハーバード式子どもの才能の伸ばし方』(かんき出版)より一部抜粋/マイナビ子育て編集部)