布おむつの使い方・洗い方・メリットは?おすすめ布おむつも紹介
赤ちゃんの育児において、「布おむつと紙おむつはどっちがいいの?」という疑問はよく耳にしますよね。頻繁にCMが流れる紙おむつが主流のイメージがありますが、布おむつには紙おむつにないメリットがあります。今回は、布おむつのメリット・デメリット、選び方、おすすめの布おむつをご紹介します。
布おむつと紙おむつ、どっちがよい?
赤ちゃんが生まれた直後から必要になるおむつ。紙おむつが主流というイメージがありますが、布おむつ派ももちろん存在します。布おむつはどのくらい使われていて、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
布おむつのメリット・デメリット
紙おむつか布おむつかを考えるうえで知っておきたいのがメリット・デメリット。紙おむつは毎回の洗濯が必要なく手軽なのが魅力ですが、布おむつのメリットとは?
布おむつのメリット
使い捨ての紙おむつに対し、布おむつは洗って使いまわしできるのでとにかく経済的。特に新生児期は頻繁にうんち・おしっこをするので紙おむつの消費は激しく、その分おむつ代もかさみます。
3歳までおむつをはいているとすると、繰り返し使える布おむつを使った場合と、使い捨ての紙おむつを使った場合とでは、その差は数万円以上になってくるでしょう。
使い捨てでないのでごみが増えないのもメリットですね。
布おむつのデメリット
布おむつは洗って使いまわすため、洗濯の手間がかかります。
自宅の場合はすぐに浸けおきができますが、外出先では洗濯の場を確保することが難しく、不便に感じることがあるでしょう。また、紙おむつのように捨てることができないので、汚れた布おむつを持ち歩くことになってしまいます。
布おむつを使っている割合は?
実際のところ、布おむつを使用している割合はどの程度なのでしょうか。世のパパ・ママに、紙おむつと布おむつどちらを使用したかをアンケートしました。
Q.布おむつは使いましたか?
アンケートの結果、「布おむつのみ」使用したという回答は5%とごく少数。「紙おむつのみ」と「布おむつと紙おむつを使い分けた」がおよそ半々でした。紙おむつがメジャーなイメージがあるものの、布おむつを使用している家庭も少なくないようです。
布おむつがおすすめのケース
布おむつはなんといっても経済面のメリットが大きいです。洗濯の手間よりも経済面を重視したいのであれば布おむつがよいでしょう。
ただ、頻繁にお出かけしたり保育園に預けたりするご家庭は、紙おむつのほうが便利。
アンケート結果にもあるように、シーン別に紙おむつと布おむつを使い分けるのもおすすめです。外出時や保育園では紙おむつにして、自宅で過ごすときは布おむつにするという使い分けをしている家庭もありますよね。
布おむつの使い方
布おむつを検討するうえでは、使い方も知っておきたいですね。以下で、使い方や洗い方をご紹介します。
布おむつの使い方
布おむつは、基本的におむつとおむつカバーを組み合わせて使用します。
輪型おむつの場合は、おむつを折り畳んでおむつカバーにセットし、おむつカバーでおしりを包むようにして履かせます。一般的に、男の子は前部分、女の子は後ろ部分に厚みをもたせて畳むのがよいと言われますが、赤ちゃんに合わせて調整してあげましょう。
折り畳む必要のない、すでに成形されたタイプの布おむつもあります。より手早くおむつ替えができて便利です。
布おむつの洗い方
布おむつは洗濯が大変なイメージがありますが、洗い方は意外とシンプル。予洗い→つけ置き→洗濯機の流れが基本です。
まずはおむつについたうんち・おしっこを軽く洗い流す予洗いをします。お風呂場でそのままシャワーで流すか、お風呂場にバケツを置き、その中でシャワーをかけて汚れを洗い流します。バケツの水はトイレに流すとよいでしょう。
トイレで洗う方法もあります。その場合は、ペットボトルなどに水を入れトイレに流すように水をかけて洗います。
予洗いがすんだらバケツに水と洗剤を入れて数時間浸けておきます。その後、浸けおきした水はトイレに流し、おむつを水洗いして絞り、洗濯機にかければOKです。
布おむつは何枚必要?
布おむつは頻繁に付け替えるので、30枚程度は用意しておくとよいでしょう。こまめな洗濯が難しい場合や、乾燥機がない場合は、もうプラス10枚あると安心です。それでも、トータル的に見れば紙おむつより経済的。おむつカバーは5枚以上が理想的です。
通販で購入できる!おすすめの布おむつ
より経済面を重視するのであれば布おむつを手作りするという方法もありますが、やはり手作りは大変。通販でまとめ買いするのもひとつの方法です。そこで、口コミでも高評価のおすすめ布おむつをご紹介します。
【イサム商会】ベビー布おむつ
肌ざわりのよいコットンを使用した輪型の布おむつ。吸水性と通気性にすぐれたドビー織の生地を使用しています。汚れが落ちやすく乾きやすい点も好評です。
【Damero】布おむつ
5層になった竹繊維構造で、おしっこをさっと吸水。しっかり水分を吸い取り漏れを防いでくれる布おむつです。成型タイプなのでおむつ替えも手軽。防水加工収納ポーチも付いています。
布おむつ 無添加コットン100%
かわいい星柄の成型布おむつです。素材はコットン100%。25枚セットでこのお値段も経済的でうれしいですね。
コンパクトおむつ5枚組
ニットキルト綿100%の布おむつ。立体構造かつ三層吸水構造がポイントです。長さがあるため内ベルトタイプのおむつカバーでも使いやすいとの口コミも。たたむ手間のない成形タイプです。
【エンゼル】布おむつお試しセット
新生児用おむつカバーが2枚、成形おむつが12枚、おむつライナーが10枚そろった便利なセット商品。おむつカバーはマジックテープで腰回りの調整ができるので長く使えます。
まとめ
手間がかかるイメージのある布おむつですが、メリットもあるため、「使ってみようかな」と思ったパパ・ママもいるではないでしょうか。布おむつのみに絞る必要はなく、紙おむつと上手に組み合わせれば、より育児生活も快適になるかもしれません。柔軟に考えて、検討してみてくださいね。