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2021年07月19日 11:02 更新

自転車のトレーニングにもなるキッズバイク、安全な乗り方とおすすめの選び方

子どものバランス感覚や運動神経の向上、そして自転車のトレーニングにも役立つとされるキッズバイク。ここでは、安全に楽しく子どもを遊ばせるためのルール、キッズバイクの選び方、通販サイトでも人気のおすすめキッズバイクをご紹介します。

自転車の練習にもぴったり!キッズバイク

キッズバイク またがる 幼児

キッズバイクは、小さな子どもを対象とした、ペダルのない二輪自転車のこと。サドルにまたがり、足で地面を蹴って進みます。二輪なのでバランス感覚が鍛えられ、本格的な自転車の前の練習用としても最適。そのため、「トレーニングバイク」とも呼ばれています。すべてのキッズバイクにペダルがないわけではなく、オプションでペダルが付いているものもあるなど、その種類は豊富です。

キッズバイクは何歳から乗れる?

キッズバイクの対象年齢は商品により異なりますが、2歳もしくは3歳からを対象としているものが多いです。ただ、対象年齢はあくまで目安。この時期は同じ歳でも体格はさまざま。またがってみて地面に足が着くことが重要になります。対象年齢に合っていても、足が地面に着かないようであれば、もう少し成長するまで待ちましょう。

キッズバイクはいつまで乗れるか? についても、それぞれの商品や子どもの成長状況によりけりですが、だいたい4~6歳あたりで卒業する子が多いようです。

キッズバイクで安全に遊ぶためのポイント

キッズバイクに乗る子供

大人の自転車同様、キッズバイクも安全面に配慮して乗る必要があります。キッズバイクで安全に遊ばせるためのポイントを解説します。

公道では遊ばせない

キッズバイクは、公道での使用は禁止されています。キッズバイクにもブレーキ付きのものがありますが、子どもは握力が弱くブレーキの扱いも慣れていないため、急に止まることは難しいです。それもあり、自動車や自転車が来た際、急ブレーキがかけられず事故につながってしまう可能性は否めません。

広く人通りのない公道では、つい「遊ばせても大丈夫かな……」と思ってしまうかもしれませんが、その行為には危険性があることを認識してください。安全のためにもルールは厳守を。広く込み合っていない公園などで遊ばせましょう。

ヘルメットは着用必須

転倒した際、特に守らなければいけないのが頭部。キッズバイクに限らず、事故や転倒の際にヘルメットを着用していたか否かで生死が分かれるともいわれています。お子さんの安全のためにも、ヘルメットは必ず着用させましょう。

ただ、ヘルメットであればなんでもよいというわけではありません。大切なのは、ヘルメットを正しく着用すること。お子さんに合ったサイズのものを、しっかり頭にはまるようにかぶせます。転倒したときに外れてしまうことがないよう、ストラップ付きのヘルメットがよいでしょう。

キッズバイクの選び方

キッズバイク ハンドル

キッズバイクの種類は多種多様。その中で、子どもが安全に楽しく遊べるキッズバイクを選ぶにはどのような点に注意すればよいのでしょうか。

対象年齢と身長をチェック

前述したように、キッズバイクには商品ごとに対象年齢が設けられています。対象年齢からおおよそ子どもに合うキッズバイクを絞り込むことが可能。そして、対象年齢の範囲であっても、子どもの身長も考慮して選んであげる必要があります。

キッズバイクの高さとお子さんの身長、特に足の長さをチェックし、子どもがまたがったときにきちんと足が地面に着くかどうか確認しましょう。サドルの高さが調整できるタイプを選ぶと、お子さんが成長しても調整次第で長く使うことができます。

ブレーキの有無

キッズバイクには、ブレーキが付いているタイプと付いていないタイプがあります。

キッズバイクは小さな子どもが乗ることを前提としている乗り物。ブレーキにはそれなりの握力が必要なことや、初めて乗る子どもはブレーキに慣れず指を挟んでしまうこともあるなどの理由から、ブレーキを付けていないキッズバイクも意外と多いのです。

ただ、ブレーキが付いていれば、本格的な自転車に移行する前にブレーキの扱いに慣れておけるというメリットがあります。特にペダルをオプションでつける場合は、スピードも出やすいためブレーキ付きのものを選ぶと安心です。

スタンド付きのものが便利

ブレーキ同様、スタンドも付いているものと付いていないものがあります。キッズバイクは自転車に比べ小さく、玄関のスペースによっては屋内にしまうこともできますが、駐輪場や庭などに置いておくのであれば自立できるスタンド付きのものが便利でしょう。キッズバイク自体にスタンドが付いていなくても、別途購入することもできます。

子どもでも持ち運べる重さかどうか

キッズバイクの重さは、使われている素材やパーツの有無で変わってきます。あまりに重いものだと、運ぶのもひと苦労。保護者が負担なく運べる重さのものがよいでしょう。子どもが自分でも運んだり起こしたりできる重さであればなおよし。自分で運べれば、遊びに行くときの準備や片付けもお子さんに任せられますね。

子ども好みのデザインのもの

キッズバイクはデザインも豊富。小さなお子さん向けのかわいらしいデザインもあれば、大人の自転車のようなシンプルでかっこいいデザインのものもあります。デザインが好みかどうかは、子どもが楽しく遊ぶうえで重要なポイント。キッズバイクにそれほど興味がないお子さんも、デザインが気に入れば率先して遊ぶようになるかもしれません。キッズバイクを購入する際は、お子さんと一緒に見て、お子さんが気に入ったデザインのものを選んであげましょう。

おすすめキッズバイク5選

続いては、Amazonなど通販サイトでも購入できる人気のキッズバイクをご紹介。それぞれの特徴も記載しているので、ぜひ選ぶときの参考にしてみてください。

【KESAIH】キッズバイク

KESAIH キッズバイク 4in1 補助輪 ペダル後付け
¥ 6,680 (2021/07/19時点)
(2021/7/15時点)

補助輪やペダルを後づけできるキッズバイク。サドルの高さも変えられるので、長期にわたって使用することが可能。対象年齢は1.5歳~6歳までとなっています。最初は補助輪付き・ペダルなしで、慣れてきたら補助輪を外すなど、お子さんの成長や慣れ具合に合わせて調整しましょう。

【IDES(アイデス】D-Bike KIX AL

IDES(アイデス)D-Bike KIX AL
¥ 9,999-10,500 (2021/07/19時点)
(2021/6/29時点)

子どもでも操作しやすいイージーブレーキ付き。さらに、アルミ素材で軽量なので、持ち運びも負担がかかりません。スタンドも付いているので収納にも便利。カラーは、レッド、シルバー、イエロー、ピンク、ブルー、ブラック&レッドがあります。

【ストライダー】ベイビーバンドル

ストライダー (STRIDER) ベイビーバンドル12インチ 本体(ピンク)日本正規品
¥ 21,780 (2021/07/19時点)
(2021/7/15時点)

キッズバイクで人気のブランド・ストライダーから、ペダルを後づけできるキッズバイクが登場。成長に合わせた使い方ができ、自転車へのステップアップもスムーズに。ゆらゆら揺れる台座がセットになっており、小さなお子さんはまず屋内で木馬のような遊び方から始めることができます。

【DEEPER】ペダルなし自転車 DE-CHIBI-GT

DEEPER ペダルなし自転車 DE-CHIBI-GT レース用ゴムタイヤ採用 子供用自転車
¥ 6,980 (2021/07/19時点)
(2021/7/15時点)

高価格帯の商品が多い中、比較的低価格で購入できるのがこちらのキッズバイク。値段は安くてもしっかりしていると口コミでも評判です。クッション性に優れたエアータイヤで走行も快適。ハンドルの真ん中に保護パッドがついており、万一ぶつかったときの痛みを軽減します。

【petit-oiseau(プチ-オワゾ)】キックバイク ピエグリーチェ

子供用 ブレーキ付 キックバイク ピエグリーチェ 12インチ (マットグレー)
\ 7,650 (2021/07/19時点)
(2021/7/15時点)

シンプルでおしゃれなデザインが人気。他メーカーのキッズバイクのように本体にロゴが入っていないため、自分でステッカーを貼るなど自由にカスタマイズできます。後輪にブレーキが付いており、本格的な自転車の前の練習用としても最適です。

まとめ

デザインもオプションもさまざまあるキッズバイク。お気に入りのキッズバイクがあれば、外遊びもより楽しくなりますね。お子さんのバランス感覚や運動神経も養われ、まさに一石二鳥。自転車への移行もスムーズになります。ぜひお子さんが夢中になるキッズバイクを選んであげてください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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