キックボードは子どもの成長にも◎！ かしこい選び方とおすすめ商品8選

キックボードとは、前後に車輪がついたボードに片足を乗せ、ハンドルで操作しながらもう片足で地面を蹴って進む乗り物を指します。実はキックボードというのはブランド名。正式な名称としてはキックスケーターと言いますが、現在はキックボードの呼び名が広く使われているようです。

キックボードは大人用と子ども用が販売されており、最近では大人でも利用者は少なくありません。大人用は移動するための乗り物として使われることが多いですが、子ども用はあくまでもおもちゃとして認識されています。小さいうちからバランス感覚や運動神経を養えるおもちゃとして高い人気を誇っています。

キックボードは何歳から、と明確に決められた年齢制限はありませんが、商品により対象年齢が設けられているものもあります。対象年齢が低めの商品では、2歳～OKとしているものもありますが、大前提として、大人がしっかり見守ってあげてください。安全に遊ぶためには、子どもの年齢に適した商品を選ぶ必要があります。

前述したように、キックボードはバランス感覚、運動神経を養うのに最適。少ない車輪で走るキックボードはバランスをとるのが難しく、乗り進める中でバランスのとり方を覚えていきます。

また、キックボードは子ども用のものでもなかなかスピードが出ます。そのスピード感の中で体をコントロールすることは全身運動になり、運動神経の発達も期待できます。全身を使って遊ぶことで、子どもの体力アップにもつながるでしょう。

子ども向けのおもちゃとはいえ、全身を使って乗る乗り物ですし、安全面を重視して選んでいただきたいです。ここで、子ども用キックボードを選ぶ際のポイントをご紹介します。

対象年齢の確認も大切ですが、実際のところ子どもは同じ年齢・月齢でも体格に差があるもの。対象年齢だけで判断するのでなく、子どもの体格に合っているかを確認しましょう。

チェックしたいのは、キックボードのハンドルバーの高さです。目安のハンドルバーの高さは、おへそより少し高い位置。それより高すぎたり低すぎたりすると、バランスをとるのが難しく転倒しやすくなります。また、背が高くなくても大柄な子もいるので、耐荷重も確認しておくと安心です。

子ども用のキックボードを選ぶ際に外せないポイントが、「ブレーキがついているかどうか」。

キックボードのブレーキにはいくつかの種類があり、もっともメジャーなのは後輪についているペダルを踏んで摩擦を起こしブレーキをかけるタイプ。ほかには、ハンドルにブレーキがついていて自転車のように手でブレーキを握って止めるタイプもあります。後者のハンドルにブレーキがついているタイプは転倒の原因になることもあるとされ、子ども用では後輪ペダルタイプが選ばれることが多いようです。

折り畳み式のキックボードであれば、車に積んだりバスや電車に持ち込んだりすることもでき、より遊べる場所が広がります。また、コンパクトに収納できるので、マンションなどで玄関にキックボードを置いておく場合でも場所をとりません。特に収納スペースが限られている家庭には、折り畳めるタイプのキックボードがおすすめです。

キックボードには、自分で蹴って進むタイプと電動で進む電動式タイプがあります。海外では子ども用の電動式キックボードも人気があり、日本でもおもちゃとしてキッズ用電動式キックボードが販売されています。電動式というだけあってラクに走行することができますが、頻繁に充電が必要だったり濡れた路面では使えなかったりといったデメリットも。プラス面とマイナス面を考慮したうえで検討しましょう。

さまざまなタイプ、デザインのものが販売されている子ども用キックボード。数ある中から、厳選したおすすめのキックボードをご紹介します。種類が多すぎてどれを購入してよいかわからない！ という人は、こちらから選んでみてはいかがでしょうか。

男児にも女児にも喜ばれるシンプルなデザインが人気。折り畳みレバーがついており、子どもの軽い力でも簡単に折り畳めることができます。対象年齢は6歳から。デッキが幅広く安定感があるので、初めてのキックボードとしてもおすすめです。

タイヤにLEDが搭載されており、走るとキラキラ光る仕様が子どもウケ抜群。これだけで子供も喜んで愛用してくれそうです。ブレーキはハンドルバーに設置されているタイプ。カラーバリエーションは、パープル、ブルー、ブラックがあります。

前輪が大きめで安定性が高く、初心者でも乗りやすいキックボードです。折り畳み式で場所をとらず、さらに持ち運びしやすいよう、ショルダーストラップも取り付けられる設定になっています。カラーもオレンジ、クリア、パープル、ブルーと豊富なので、お子さんの好みに合わせて選ぶことができますよ。

見た目でまず目を引きそうなデザイン性に優れた子ども用キックボード。ハンドルバーに設置できる風車つきで、特に小さな子どもは大喜びすること必至です。さらに、前輪・後輪ともにLEDが搭載。走るたびにキラキラ光ります。子どもの身長に合わせ、ハンドルを3段階の高さに調整可能。およそ3歳～13歳向け目安の高さに調整できるので、長い期間使用することができ経済的にもうれしいですね。

幼児でも走りやすい3輪タイプのキックボード。安定感があるので初めてキックボードに挑戦する子どもにもおすすめです。とにかくデザインがかわいいと評判です。組み立て方を変えて使用でき、ファーストスクーター、キックスクーター、キックボードと、子どもの成長に合わせて長く使えるのが特徴。

こちらも3輪タイプのキックボードで、2歳から使用することができます。ボード部分のロゴが滑り止めの役割を果たしており、滑っての転倒も予防。また、ハンドルバーの高さが調整できるようになっており、2歳～およそ6歳まで使用可能です。成長が著しく、すぐに大きくなるこの時期に、成長に合わせて高さを調整できるのはうれしいですね。

こちらはなんと4段階に高さが調整できるキックボード。3歳～14歳頃まで使用できます。三角型構造の3輪タイプで、とにかく安定性に優れている点も好評。左右に揺れても倒れにくく、小さな子供を遊ばせるにも安心感があります。

子供がある程度大きく、大人と子供で併用できるキックボードを買いたい！ という人におすすめなのがこちら。ハンドルバーの4段階調整で、6歳頃の子供から大人まで使用できます。車輪が大きく衝動吸収システムも搭載されており、少し荒れた道でもスムーズに走れると人気。3秒で折り畳めるスピーディな折り畳み使用も好評です。

楽しく遊べて運動神経・バランス感覚も養える、まさに一石二鳥なキックボード。お外遊びが好きでないお子さんも、簡単・スピーディに走れるキックボードの新鮮さに夢中になるかもしれませんよ。安全性、機能性、デザイン性をチェックしながら、お子さんの喜ぶキックボードを選んでみてくださいね。

また、キックボードはおもちゃとはいえ、スピードの出る乗り物です。お子さん自身の安全のためにもルールを守り、また周囲への安全に十分配慮して遊ばせるようにしてください。