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2021年05月19日 20:30 更新

【ハンドメイド】不器用でも大丈夫! 糸も針も使わない簡単ヘアアクセサリーの作り方

外出を自粛して自宅で暇を持て余している昨今。糸も針も使わないヘアアクセサリー作りを、お子様と楽しんでみるのはいかがですか? お出かけ時に身につけたり、お友達にプレゼントしたり、作った後も楽しめますよ。

こんにちは。ライフオーガナイザー®の佐藤美香です。

現在、高校・中学生、保育園児と3人の娘がおります。賑やかなのはいいのですが、たまには静かにしていてほしい。そんな思いもあり、細かな作業を一緒にする機会が多いです。集中して作っている時間は、束の間の静けさ。多少ちらかしても、OKでやっています。そこで今回は、小さなお子さんとも一緒に作れる、針も糸も使わないヘアアクセサリー作りをご紹介いたします。

ハギレやサイズアウトした衣服を利用! ホチキスで作るリボンゴム

先日長女と出かけた際に、店先で見つけたリボンがとても可愛くて、欲しくなりました。けれども、割といいお値段。そこで家に似た柄のハギレがあったことを思い出し、自分で作ってみることにしました。

とはいえ、工程が多いと作るのが面倒になるため、チャコペンシルで印をつけるなどは一切なし。小さめの正方形の絵本を2サイズ並べ、絵本に合わせて裁断しました。折り紙と一緒に入っている厚紙を使ってもいいですね。

ハギレの上に絵本をのせて、ハギレを正方形に裁断する

正方形に裁断した布は、1cm幅ぐらいの山折りと谷折りを繰り返し、真ん中をホチキスでとめます。小学校の運動会などで、花紙でお花を作ったことはありますか? それと同じ作り方です。小さなお子様でも、折り紙を折る感覚で作れますね。

ハギレを山折りと谷折りを繰り返し、中央をホチキスでとめる

ホチキスで止めた後は、布の端がほつれないように、マニュキアを塗っておきます。

ハギレの端は、糸がほつれやすいので、マニュキュアでほつれ防止

マニュキアが乾くまで、少しの間待ちます。その間に、同じ布を長さ・幅3~4cm程度に裁断し、3つ折りしておきます。

大小2サイズのリボン、三つ折りした同じ布、紙ゴムを準備する

マニキュアが乾いたら、2つのリボンの小さいほうを上、大きいほうを下にして、2つのリボンの中央をホチキスでとめます。今度は、3つ折りした布で、リボンとゴムを巻き、裏側をホチキスでとめます。

制作費0円のハギレとホチキスで作るリボンゴム

リボンゴムの出来上がりです。マニキュアが乾く時間を差し引いたら、制作時間は10分もかかっていません。針も使わないので、お子さんと一緒でも安心です。

製作時間は数分 針も使わず、子供と一緒に作れるリボンゴム

何度か使用していますが、今のところホチキスが外れたり、布がほつれたりもしていません。心配な方は、布用のボンドで作ってもいいかもしれません。中途半端に余ったハギレや、サイズアウトした衣服を使って作れるので、多少の失敗も気になりませんよ。お好みに合わせて、サイズも調整しやすいですし、ポニーテールやおだんごに合わせてみてはいかがですか?

プラバンとUVレジンで作るオリジナル髪留め

私が小さい頃に流行っていたプラバンですが、最近はパソコンで印刷できるものもあるんです。中学生の次女が、お気に入りのイラストでオリジナルの髪留めを作っていたので、三女にも作ってもらいました。

材料は、すべてダイソーで調達。左から、UVクラフトレジン液(300円商品)、プラバン(インクジェットプリンター用)白、Hair Clipsです。

オリジナルの髪留めの材料は、ダイソーで調達

以前通っていた保育園では、靴箱やロッカーに動物のイラストが貼ってありました。字の読めない子供たちのために、○○ちゃんはリス、△△くんは犬と、動物をそれぞれのマークにして、自分の場所がわかるようにしてくれていたのです。三女のマークはうさぎでした。

そこで、うさぎの髪留めを作ることにしました。まずは、うさぎの絵を写真に撮り、プリンターでプラバンに印刷します。わざわざプリンターで印刷せずに、直接書き込むタイプのプラバンに絵を書いてもいいのですが、左右同じものが欲しいので、今回は写真に撮って印刷することにしました。

インクジェットプリンター用プラバンに、好きなイラストを印刷

印刷したプラバンは、オーブントースターで焼くのですが、焼くと小さくなるので、欲しいサイズの5倍程度の大きさで印刷します。また、小さくなると色が濃くなるので、調整できるようなら、あらかじめ色を薄くしておいてくださいね。

プラバンは、オーブントースターで焼いたら5分の1程度に小さくなる

はがきサイズいっぱいに印刷したうさぎが、こんなに小さくなりました。冷めるのを待って、上にUVレジンを垂らします。硬化時間の目安は5~30分(季節や天候、UVレジンの厚みによって、硬化時間が変わります)。

硬化したら、ピン止めに貼り付けます。UVレジンでつけてもいいですし、接着剤でもいいですね。

プラバンとレジンで作ったオリジナル髪留めで、おかっぱ頭を可愛く

オリジナル髪留めの出来上がりです。お子様が書いた絵や、好きなお花を撮った写真などで、作るのもいいですね。一緒に考えながら作ると、出来上がるまでも楽しくて、おすすめですよ。

専用の道具がなくてもOK! 毛糸と牛乳パックで作るポンポンゴム

何かを作りたいと思ったときに、専用の道具は心強い味方。と同時に、専用の道具を用意することが、ハードルとなることも……。家にあるものを使って、手軽に作れるといいですよね。そこで、家にある中途半端に残った毛糸と、牛乳パックを使って、ポンポンゴムを作ってみました。

洗って乾かしてあった牛乳パック2面分に、毛糸を巻きつけます。ちなみに私は、太めの毛糸を100回ほど巻きました。

洗って乾かしてあった牛乳パック2面分に、太めの毛糸を100回巻きつける

巻きつけた後は、牛乳パックを少し折り、巻いた毛糸と牛乳パックにすき間を作ります。

牛乳パックを折り、毛糸を通し、表側と裏側の中央をきつく結わいたら、両端を切る

毛糸を通し、表側と裏側の中央(写真青枠)をきつく結わいたら、両端を切ります(写真赤枠)。

誤って、結わいた毛糸を切ってしまわないように、手で押さえ、ハサミで形を整える

あとは、ハサミで形を整えていくだけ。このとき、誤って結わいた毛糸を切ってしまわないように、手で押さえておきます。

ポンポンを髪ゴムに結びつけたら、できあがり

ポンポンを髪ゴムに結びつけたら、出来上がりです♪

まとめ

小さな頃、お母さんが作った洋服を着ている友達が、羨ましくて仕方ありませんでした。けれども、実際に自分が母親になると、作ってあげたいと思っても、スカートやワンピースなんて、ハードルが高すぎて作れない……。無理しなくても、一緒に作れるもので、楽しめばいいのですよね。子どもの成長は、あっという間。一緒に過ごせる時間を大切にしていきたいです。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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