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2021年06月09日 16:00 更新

【布マスクの洗濯】毎日の手洗いがグッとラクになるちょっとした工夫

外出時には欠かせない存在となったマスク。人出の多そうな場所へ行くときは機能性の高い使い捨てマスク、ちょっとしたお出かけの際はつけ心地のよい布製マスクと、シーンによって手洗いして使いまわすようになりました。今回は、布製マスクを毎日できるだけ面倒なく手洗いできるようにしている、わが家の工夫をお伝えします。

こんにちは、広島市のライフオーガナイザー®木原ことのです。

布製マスクは不織布マスクに比べて、ウイルスをカットするという機能面では物足りない面もあります。しかし、布製マスクは敏感肌にも優しいので、状況に応じて使い分けている方も多いかと思います。

大人用のマスクは不織布マスクだけれど、子供用のマスクは布製を愛用している、という方もよくいらっしゃいますよね。

でも、布製マスクの洗濯は面倒だな~と感じていませんか? 今回は、布マスクを毎日できるだけ面倒なく手洗いできるようにしている、わが家の工夫をお伝えします。

正しい布マスクの洗い方

厚生労働省[*1]と経済産業省[*2]が推奨している、布製マスクの洗濯方法は以下のとおり。

①衣料用洗剤を溶かした桶に10分ほどつけた後、軽く押し洗いをする
②桶の洗剤を捨て、桶に水をためてマスクをすすぐ
③(汚れが気になる場合)塩素系漂白剤を桶に溶かして10分ほどつけ置きする
④桶の漂白剤を捨て、桶に水をためてマスクをすすぐ。これを2回行う
⑤清潔なタオルで水気を吸いとる
⑥陰干しする

【マスクの手洗い】わが家のリアルな手順

マスク洗濯
出典: https://kiharaspace.com

現在のわが家のマスクを手洗い方法は以下のとおりです。

①帰宅したら洗面所へ直行。マスクを洗面ボウルのフチにポンと置き、まずは自分のうがいと手洗い、アルコールをしっかりと済ませる。同時に、洗面ボウルもザッと洗う。

②間髪入れずにマスクを湯洗いし、固形石鹸をぬるま湯で濡らしてマスクに泡立てた石鹸を含ませ、そのまま水をほんの少し張った洗面ボウルに入れてつけ置きタイム。

③お風呂に入る前にお水で軽くすすぎます。もう一度洗面ボウルにお湯を張り、オキシクリーンをぱらりと振り入れて、さらにつけ置きタイム。

④お風呂上りに流水ですすぎます。

洗濯のタイミングを優先した動線を作る

マスク洗濯
出典: https://kiharaspace.com

⑤型崩れを防ぐためマスクはしぼらず、軽くたたんで手の圧でプレスをするように水気を切ります。
 ※清潔なタオルで水気を吸い取る過程ですが「清潔な」タオルに自信がないため……

⑥自分の身体お顔のお手入れの間は、水分の重みでシワを取るため、マスクはたたんだ状態で置く。

⑦小さなラウンドピンチハンガーに吊るしてリビングで陰干しする。


実はつけ置きは、洗剤も漂白剤もどちらも10分程度で十分のようです。わが家の場合、帰宅してからお風呂に入るまでという動線に合わせましたので、どうしても長めのつけ置き時間に。

翌朝の用意は替えのマスクで対応する

ラウンドピンチハンガー
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このように椅子の背に引っ掛けて干しておけば、翌朝にはスッキリ乾いています。

これをそのまま取り外してすぐに使うこともできますが、わが家では、夜のうちに替えのマスクをテーブルの上に置いておきます。

つけ忘れ対策として、場所は朝起きて必ず目にするダイニングテーブルの上が最適でした。ピンチハンガーに吊るしてあると、3箇所に挟んであるピンチを外すことすら、忙しい朝には面倒なんです。

マスク洗濯
出典: https://kiharaspace.com

子ども用のマスクなら、玄関ドアの子どもの目線の高さにフックを取り付けて引っ掛けておくのが、つけ忘れ防止になりそうですね。

持ち物がたくさんあるからこそ忘れがちなマスクは、視界に入りやすい目線の高さに設置するのがポイントです。

それでも、うっかり持ち出すのを忘れてしまったり、外出先で汚してしまったときのために、いつも持ち歩くバッグインバッグや、マスクケース、車内にも予備のマスクがあれば安心ですね。

定位置を作ることが洗い忘れないポイント

マスク洗濯
出典: https://kiharaspace.com

正しい洗い方の動画はご覧になりましたか?

私にとって、毎回きちんと正しい洗い方をするのはちょっと面倒なのですが、かといって、洗濯機で洗うのも少し抵抗があります。

衛生面も気になりますが、ネットに入れ忘れたり、洗濯機が回っている間にネットのファスナーが開いてしまった場合、マスクの耳のゴムなどが原因で、洗濯機の故障につながることもあるようです。

面倒くさがりな私が毎日マスクを手洗いできているのは、動線も重要ですが、帰宅後のマスクの定位置を家族で共有しているから。そう、洗面ボウルのフチです。

スペースの限られた洗面所ですし、わが家は大人ふたり暮らしのため、この形で落ち着きました。

子どもの帰りがマチマチなら、専用のボウルを用意してまとめて洗ってもよいでしょう。その際も、家族にマスクを必ず入れてもらうためには定位置を決めることがポイントです。

まとめ

マスク洗濯
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マスク生活が始まったばかりの頃は、この生活は一時的なものだとたかを括っていたため、手洗いもついつい忘れて後回し、ためてしまうことも何度もありました。

しかしマスク生活が長くなりそうだと思ってからは、考えを改め、自分の帰宅後からの動線に手洗いの作業を組み込むように計算。おかげで後回しにすることがなくなりました。

後でやろうと思っていても、なかなか手をつけないものですよね。

コロナ禍において、マスクは手放せなくなりました。マスクをしていても、清潔に保てなければ意味のないことになりかねません。自分と家族の大事な身体を守るためにも、マスクは常に清潔を保ちたいものです。

この記事が、私のように、マスクを洗濯機で洗うことに抵抗があるけれど、毎日の手洗いも面倒と感じている方の参考になれば嬉しいです。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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