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2021年05月06日 10:30 更新

おうちで楽しく遊ぼう!5~8ヶ月の赤ちゃんの感覚が育つあそび『こどもおうちあそび大全』vol.2

子どもと過ごすおうち時間。一緒に楽しく遊びながら、子どもの力を伸ばすことができたら最高ですね。本連載では、横山洋子・著『こどもおうちあそび大全』(永岡書店)から、すぐにできて子どものさまざまな力が育つ遊びを0~2歳の年齢別にご紹介。遊びを通してどんな力が育つのかもあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!

【0歳(5〜8ヶ月)の感覚あそび】赤ちゃんフォン

赤ちゃんをあおむけに寝かせて、赤ちゃんを電話に見立ててスキンシップをたのしみます。足を受話器にして「もしもし」と言ったり、おなかを「ピッポッパ」と言いながらツンツンしてみて。

こんな力が身につく!

コミュニケーション力、体力、ことば、聴覚が育ちます。

【0歳(5〜8ヶ月)の感覚あそび】シャカあわスノードーム

ペットボトルに絵の具を少量溶いた色水や光るものを入れ、振ったら泡が出ることをたのしみます。目の前で水が動く様子を見せても◎。

ーPointー
中の液体を誤飲しないよう、フタはきつくしめて

こんな力が身につく!

コミュニケーション力、体力、視覚、聴覚が育ちます。

【0歳(5〜8ヶ月)の感覚遊び】ゆらゆらネズミ

紙皿を半分に折り、動物の顔を描いて床に置きます。紙皿が揺れるのを眺めます。

ーPointー
折り紙で耳をつけてもかわいい!

こんな力が身につく!

コミュニケーション力、視覚、感性が育ちます。

あそぶときの注意

●物を使って遊ぶときは、誤飲や刺さる・ぶつけることによるケガによく注意してください。遊びが終わったら片付けて、赤ちゃんの側に置いたまま目を離さないようにしてください。

●体を動かして遊ぶときは、事前に周りにぶつかりそうな物がないか、人がいないか確認してください。地面が平らな場所で行い、落下に注意してください。

●動きに勢いをつけすぎないようにして、様子を見ながらゆっくり、やさしく行いましょう。

●大人が与えたものをやらせるのではなく、子どもが自らやりたいと思ったことを充分にさせましょう。

●子どもが興味を示さない場合は、無理にやらせず、時間をおいて試してみましょう。

書籍『こどもおうちあそび大全』について

こどもおうちあそび大全:才能が大きく育つ! 0・1・2歳~
¥ 1,320 (2021/05/06時点)
(2021/03/15 時点)

0歳・1歳・2歳のあそびが次の種類別に紹介されています。

・からだあそび…手、足、体全体を大きく動かして、身体発育と体のコントロールを促進
・感覚あそび…五感を働かせて周囲のものを知り、心地よさ、美しさなどを味わう
・知恵あそび…考えたり、思いついたことを試したりして、頭を働かせながら取り組む
・造形あそび…自分の手でものを作るたのしさを感じ、形にして表現する喜びを味わう
・風呂あそび…水に触れる心地よさを感じながら、自己を解放する
・食育あそび…食べる意欲や食材への興味、関心を引き出す
・絵本あそび…イメージを膨らませる
・自然あそび…身近な自然の変化に気づき、季節を感じ、自然のものを生活に取り入れるよさを知る

このほか、生活で必要なことができるようになる「生活あそび」、3歳以上の子どもとたのしく関われる「きょうだいあそび」と日常生活で楽しめるあそびが盛りだくさん。

この本で紹介された遊びの考え方を踏まえて実践すると、「自分の人生を主体的に生きる力」が身に着きます。

(著:横山洋子、イラスト:佐々木奈菜『こどもおうちあそび大全』(永岡書店)より一部抜粋/マイナビ子育て編集部)

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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