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2021年05月22日 10:40 更新

デッドスペースを活用して実践! お悩み別トイレ収納アイデア

生活をするうえで何かと必要な収納。お部屋はもちろんですが、毎日使うトイレの収納も重要ですよね。今回は我が家の実例もふまえながら、トイレ収納に関するアイディアをいくつかご紹介したいと思います。

こんにちは。最近になって『○○女子』なんて言葉をよく耳にするようになりましたが、何を隠そうDIY女子に憧れて、一時期モノ作りにハマっておりましたankoです。

DIYと言っても、私自身工具を使うことは苦手であったため、ハサミやカッターなどを使う簡単なものばかりでした。

そしてそのDIYの原点とも言えるものが、実はトイレの収納だったのです。

憧れのタンクレストイレをDIYで作ってみた

トイレ収納

我が家のトイレはタンクレストイレではなかったのですが、お洒落なお家を見てはタンクレスに憧れたものでした。

そこでまず考えたのが「自分でできる簡単DIYでタンクレストイレにしてしまおう!」ということ。これが私のDIYの安易なスタートだったのです。

実はこのタンクレスDIY、前説にもありましたが、工具を使うようや大規模なことはできないので、ハサミやカッターを駆使しながら、プラスチック段ボール(プラ段)で作成したものです。

なんちゃってタンクレスの作り方はayako.ankoインスタグラム。

もともとトイレに備え付けの収納などがない我が家でしたが、タンクレスで隠れた部分のスペースを生かしながら、こんなふうに収納場所を確保した方法をご紹介します。

手作りで確保!収納場所

キャスターをつけて可動式に

トイレ収納

こちらは100均に売っているA4サイズのファイルボックスを二つ並べた底に、ガーデニング用のキャスターを付けて作った引き出し式の収納です。

トイレ収納

自作したタンクレスのパネル部分をちょうどいいサイズに切り抜き、そこに収納がピッタリ収まるように作っています。

トイレ収納

我が家のトイレはそこまで広い方でもなく、掃除のための用具はトイレの一番奥側にまとめて置いているのですが、こうした奥側のスペースだと手を伸ばさなければ取ることができませんよね?

そうするとだんだん取るのが面倒になってきて、結果的に掃除をしよう! と思うことがなくなってくる……なんてことにもなりかねないのです。

けれども、こうしてキャスターを使って引き出しやすくなったことで、ふと思い立ったときにすぐ掃除用具を手に取ることができるようになったのです。

※我が家の場合はパネルにはめ込む用で作成していますが、少し深さのあるケースの底にキャスターを付けるだけでも簡単に移動でき、取り出しや掃除が楽ですよ。


続いてはこちら。

デッドスペースを最大限活用

トイレ収納

こちらはうちの祖母のアパートのトイレです。

トイレ収納

こちらのトイレにももともと収納というものがなく、狭い床下に物を置いて非常に動きにくい状態だったので、少し手を加えてみました。

壁に穴を開けたりして何かを引っ掛けられるようにできればまだやりようもあるのですが、実はこの壁、コンクリートのような素材で画鋲すら刺すことができない状態だったので、今回はこちらを使ってみました。

トイレ収納

こちらは皆さんよくご存じの突っ張り棒と、耐震予防で売られているジェルシートです。

普通に突っ張り棒をかませているだけでは、上に乗せているものの重さで突っ張り棒がだんだんズレてきたり、そのまま落下してしまう可能性があります。

そうした場合には、こういうジェルシートを壁と突っ張り棒の間に挟んで固定すると、突っ張り棒がズレにくくなります。

トイレ収納

祖母のアパートではこのようにして突っ張り棒で作った簡易の物置を作成し、そこにトイレットペーパーを置いています。
 
最近では、突っ張り棒にかませて簡易の棚を作成できるアイテムも100均にあるようですが、高齢であまりこまめに掃除ができない点と、万が一何かの拍子で手が当たっても、上のものが落ちにくいようにしています。

サイズを変えれば収納スペースを増やせる

先程の祖母のアパートでは、少し長めの突っ張り棒を使用していましたが、突っ張り棒にはたくさん長さの種類があり、こんなふうに短いタイプの突っ張り棒を使えば、ちょっとした隙間にも収納を作ることができます。

トイレ収納

こちらは短めの突っ張り棒に合わせて、ディッシュラックを逆さにして引っ掛けた簡易ラック。

トイレットペーパーのストックなどをちょっと置いておくのに便利です。

トイレ収納


ちなみに、こちらのトイレットペーパーを入れているものは100均の小物入れです。

トイレ収納

ただトイレットペーパーを置くだけよりも、こうした物を活用しながら、『魅せるインテリア』のひとつして置いておくと、生活感を抑えながらお洒落な空間を作ることができます。

トイレ収納

また、トイレ内奥側はホコリなども溜まりやすいため、空中に浮かせての収納は掃除も楽になります。お掃除用のスプレーなども、床に直置きするのではなく、このようにして引っ掛けておけば取りやすいですよ。

まとめ

いかがでしたか?

いろいろとご紹介してきましたが、実は我が家では現在、一生懸命作ったタンクレスパネルも取っ払ってしまい、極力物を置かない、掃除をしやすいトイレを心がけて、試行錯誤しているところです。

家族みんなが毎日使うところですから、インテリア性だけでなく、掃除のしやすい清潔な空間であってほしいですよね。

トイレの広さなどによって収納もさまざまですが、もし簡易的な収納をお考えの方がいれば、少しでも何かのヒントになると嬉しいです。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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