
「防災クエスト」の案内人。国際災害レスキューナースとしてさまざまな防災スキルを教えてくれる。

地震で妻がケガをし、エイジに泣きながら責められたことをきっかけに防災スキルを上げることを決意。防災クエストアカデミーで防災勇者を目指す。

パパであるエイイチとともに防災クエストアカデミーに参加。エイイチとは息ぴったり。
災害は他人事じゃない! 大切な家族を守るには……
地震、大雨、台風など、日本は災害の多い国のひとつと言われています。しかし、なかなか災害の備えができていないご家庭も多いのでは?
大切な自分や家族の命を守るためには日頃から防災の準備をしておくことが大切です。
自身も被災経験があり国際災害レスキューナースとして活躍する辻さんは「災害は怖いけど 防災はおもしろい」と言います。
本連載では、書籍『防災クエスト』から、知って役立つ・使える防災スキルを全7回にわたってご紹介。
ゲーム感覚で家族みんなで防災ミッションに取り組み、防災スキルを高めましょう!
書籍『防災クエスト』について
「防災」と聞くと、「大変そうだな」「ハードルが高いな」と感じがちですが、そんなことはありません。災害は怖いけど、防災はおもしろいんです。
本書は、子どものいる家庭に最低限知っていてほしい防災の知識を、RPG(ロールプレイングゲーム)風のマンガで紹介する本です。防災はRPGに似ています。だれもが最初はレベル1。そこから少しずつ経験値を積み、スキルを覚えて、パーティ(家族)で力を合わせて災害に立ち向かう。本書では、防災スキルを覚えるための13のミッションを紹介しています。知るだけでOKの簡単なものから、少し難易度が高いものまでさまざまですが、どれもゲーム感覚で取り組めるものばかり。防災に取り組んでいるのはママだけ、という家庭が多いかもしれませんが、パパも子どもも一緒になって、遊びながら防災に取り組めます。
(文・漫画:『防災クエスト』(小学館クリエイティブ)より一部抜粋/マイナビ子育て編集部)
吹田市民病院勤務時代に阪神・淡路大震災で被災し、実家が全壊。その後赴任した聖路加国際病院で勤務中、地下鉄サリン事件の救命活動にあたり、本格的に災害医療活動を始める。東日本大震災や西日本豪雨(平公式サイト:成30年7月豪雨)などで救助を行う一方、ナースの育成や企業・行政向けの防災セミナーも行っている。看護師歴29年、災害レスキューナースとしては26年活動。大阪市防災・危機管理対策会議で防災専門家として活動中。著書に『レスキューナースが教えるプチプラ防災』(扶桑社)など。
Instagram:@nao_saigairescue
1児の父。デザイン会社勤務を経て、「子育てや家事にもっとかかわりたい」という思いからフリーランスに。テレビや全国誌、書籍にて芸能人の似顔絵、挿絵、漫画などを描いているほか、絵本『いっしょのちがうもの』(絵本塾出版)の絵を担当したり、学校の教材や地方公共団体の啓発動画のアニメーションを制作したりするなど、多様なコンテンツを手がける。著書に『スキンヘッドパパの育児日記』(日経BP)など。
公式サイト:https://a-ichi.jp/