dプログラムの化粧水が@cosme2026上半期新作ベストコスメ総合大賞に! 上半期で本当に評価された“新人コスメ”は?
2026年下半期は“推し活で美容投資”が加速!? 日焼け対策もますます重要事項に
@cosmeでは2022年に「@cosmeトレンド予測部」を発足し、売上動向やクチコミ、その他関連データからみえる意識の変化と、美容プラットフォーマーとしての知見から、今後の生活者インサイトや美容トレンドを予測し、次の半期における「ネクストトレンドキーワード」を発表しています。
2026年下半期のトレンド予測キーワードには、下記の6つが挙げられました。
まるごと日差し対策
仕込みフィルター肌
血色パンダチーク
ガジェ美スキンケア
推し事美容
サプリ水
発表会では、この6つのトレンド予測キーワードについて、@cosmeリサーチプランナーの西原羽衣子さんと@cosmeスタッフエキスパートのウトン光恵さんが解説を行いました。

まず紹介されたのは「まるごと日差し美容」。ますます進む“二季化”で、サングラスや日焼け止めは生活者にとってマストなアイテムになっています。近年では日焼け止めの高機能化・多機能化が進んでおり、各ブランドからさまざまな新商品が発売され、市場も拡大していますが……その一方で、“日焼け止め迷子”になっている消費者が増えているそう。

暑い日でも心地よく使える、みずみずしいテクスチャーの日焼け止めや、汗拭きシートと一体化した斬新なアイテム、そして唇専用の日焼け止めに注目が集まるのではないかと語られました。

紫外線ダメージと切り離せないのが、「赤み」。トレンドキーワードの「仕込みフィルター肌」は、寒暖差や紫外線暴露、花粉や大気汚染、気候の変化などが挙げられる外的要因により、赤み関連の悩みがクチコミでも増加していることからピックアップされたそうです。

そこから、赤みをカバーするためのカラー下地やコントロールカラーを使用している人が増加傾向に。毛穴や赤み、色むらが目立たない“フィルター肌”が今後の理想の肌になっていきそうです。

これまではK-POPアイドルの影響もあり、黄みの無い白肌を追求するトレンドがありましたが、最近では「不自然に浮くのは避けたい」という、リアルで見たときの仕上がりの良さを求める傾向に。コントロールカラーやカラー下地の人気色はパープルやブルーなどの青みカラーからイエローやグリーンなどの赤みカバーに特化し、素肌そのものの自然な透明感をかなえるカラーにシフトしているようです。
メイク、スキンケアの新トレンドとしては「ガジェ美スキンケア」「血色パンダチーク」の二つが挙げられていました。

「ガジェ美スキンケア」は、美顔器、美容機器の広がりを表現したキーワードだといいます。@cosmeが実施したアンケートでは、「これまでに自分用に美顔器を購入したことがある」と回答した人が全体の約4割に。クチコミでは「美顔器」「美顔器デビュー」「美顔器初心者」といったキーワードの出現数が増えていて、美顔器が新たな美容習慣として裾野を広げていることが分かります。

そのトレンドをけん引しているのが、韓国コスメ「medicube」。音声ガイド機能が搭載されているなど、美顔器初心者でも使いやすく、美顔器デビューに「medicube」が選ばれているようです。

ここ2~3年のトレンドである“中顔面短縮メイク”は、さらに進化して2026年下半期はチークで顔の余白を埋める「血色パンダチーク」がトレンドに!?
アンケートでは、40代以上の大人世代でも、「以前よりもチークを広範囲にのせるようになった」と回答している人が2割以上となり、全年齢対象の回答結果とほぼ同じくらいいたのだとか。メイクトレンドは若年層から時間をかけて大人世代に広がるのが定石であったところ、「血色パンダチーク」は一気に広がりを見せています。
実際にこの半年間で、目元から頬までシームレスにチークをつなげるメイクを提案する商品や、アイシャドウにもチークにも使える商品が発売されていることも後押しとなっていそうです。

発表会では、大人世代におすすめの「血色パンダチーク」として、コーラル系のリキッドチークを目の真下にのせ、その上から頬の高い位置に深みのある締め色パウダーチークを重ねるメイクが紹介されました。リキッドのツヤとパウダーの発色でコントラストをつけることで、頬を引き上げて見せ、間延び感を引き締めてくれる効果があるそうです。
目の真下にチークをのせる……といわれると、今のアラサー世代が10代~20代前半だったころにトレンドだった“おフェロメイク”が想起されますが、「血色パンダチーク」の違いはどこにあるのか、@cosmeリサーチプランナーの西原羽衣子さんに聞いてみました。
>>@cosme リサーチプランナー 西原さんコメント
10年ほど前に流行ったチークメイクとの違いでいうと、「血色パンダチーク」の特徴はアイメイクとチークをつなげて一体感を持たせることに重きを置いていることが挙げられます。こうすることでメイク全体に統一感が生まれ、いまどきっぽい印象になれますよ。
また、色選びにおいては幸福感・血色感・ほてり感がポイントです。素肌からじわっとにじむような肌なじみの良いカラーを広く載せることでトレンドの「血色パンダチーク」を楽しめます。
美容にとどまらず、世相も反映しているようなキーワードとしては、「推し事美容」「サプリ水」が発表されました。

「推し事美容」は、推し活に関する美容を表したトピックス。@cosmeが実施したアンケートでは、回答者全体の約6割が「推し活をしている」という結果になったそうです。最近ではアイドルやアーティストがコスメブランドのアンバサダーや広告を務めるケースも増えていて、「推しがアンバサダーになったから購入した」というクチコミがここ数年で勢いを増しているのだとか。
購入という行為が「推しへの応援」「起用してくれたブランドへの感謝」という、熱量の高い行動につながっていることが特徴的です。
かつて、「推しコスメ」といえば、美容オタクが自分の肌に合ういちおしアイテムを差す愛称でしたが、昨今はその意味が多様化し、推しとおそろいのアイテムをゲットすること、推しの“概念”をカラーメイクで表現すること、推しに会う“現場”に向けて美容に力を入れるルーティンとしての意味合いにも広がっています。
>>@cosme リサーチプランナー 西原さんコメント
メンズ美容も近年で一気に広まり、メンズが美容をがんばることに対する価値観がずいぶんフラットになってきたと思います。アンバサダーとして起用されているアイドルやアーティストは、ご自身が美容をがんばっていることが起用背景として挙げられることが多く、美容好きであることに“推しとの共通点”を見出す消費者も多くいます。
美容において性別の境界が無くなってきていることも、「推し事美容」の後押しになっているのではないでしょうか。

消費者のライフスタイルに大きく影響しているトレンドとして、ウェルネス志向の高まりも見逃せません。「サプリ水」というキーワードは、まさに消費者の健康志向を表現しています。
2024年上半期のトレンド予測として@cosmeトレンド予測部が「ひとくち美容投資」を挙げ、インナーケア市場の拡大を言及していましたが、実際にインナーケアアイテムを日常に取り入れる人は増加し続けています。
インナーケアが日常の習慣となり、当たり前の選択肢となりつつある中で、次なるブームとして注目なのが「水」なのだそう。内蔵脂肪を減らす機能を持つサントリー食品インターナショナルの「特水」は販売数量が計画比の1.3倍と好調に推移中。他にも、美容感度の高い層から支持されているエスオーシーの「温泉水99」も売上を伸ばしているそうです。

最近ではビタミンCやタンパク質などの“+αの機能”を備えた水が続々と登場しており、ただ水分補給をするだけで美容・健康にも良いことができる、機能性のある水が今後さらに広がっていきそうです。
>>@cosme リサーチプランナー 西原さんコメント
消費者の健康志向は、内側からきれいになりたいというクチコミにも表れています。上から蓋をするのではなく、内側から水分を湛えているような肌が理想として多く挙げられているのも“健やかさ”を重視するビューティートレンドの表れといえるのではないでしょうか。
推し活と美容が紐づいているのも、メンタルケアやウェルネス志向、ご自愛志向と関わりがありそうです。自分ではコントロールできないストレスへのケアに、総合力としてのコスメ・美容が選ばれているといえるでしょう。
カテゴリーごとのランキングも要チェック!
気候変動や物価高、推し活トレンドなど、一見美容と直接つながらないような要素がランキング結果に反映されているのは、@cosmeが消費者の生の声を集めるプラットフォームだからこそといえるでしょう。
今回、発表会の内容や独自取材を通して感じたのは、ランキング結果もネクストトレンドキーワードも、各トピックス同士がシームレスに、消費者の生活ともつながっているということです。下半期はどんなコスメが注目されるのか、今後が楽しみになったイベントでした!
今回は総合TOP10に絞ってランキング結果をお伝えしましたが、カテゴリーごとのランキングも発表されています。「気になっていたあのコスメ、やっぱり良さそう!」なんて発見もあるかも? ぜひチェックしてみてくださいね。
@cosmeベストコスメアワード2026上半期新作ベストコスメ
https://www.cosme.net/bestcosme/
集計対象期間: 2025年10月1日~2026年3月31日
集計対象クチコミ件数: 128,800件
集計対象アイテム数: 4,334アイテム
(取材・文:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部)
※この記事は2026年05月21日に公開されたものです