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セルフプレジャートイ『ウーマナイザー』が渡辺直美とコラボレーション「一人でも多くの人のきっかけに」

【特集】私のカラダとココロのこれから。

ミクニシオリ

11月1日(金)、ドイツ発のセルフプレジャーブランド『ウーマナイザー』が、マルチタレントの渡辺直美さんとのスペシャルコラボレーションを発表し、表参道・TRUNK HOTELでのローンチパーティを開催しました。

渡辺さんとウーマナイザーは、自身の性やセルフプレジャーについての思いや悩みを尊重し合える、安心できる場所を作りたいという思いが合致し、今回のコラボレーションが実現しました。

渡辺直美さんがカラーリングやパッケージデザインをプロデュース

ローンチパーティのテーマは『ガールズパジャマパーティ』。フォトブースやケータリングが用意され、コラボ商品の展示も行われました。渡辺さんは今回、ウーマナイザーの人気商品でもある『ウーマナイザーリバティ2』のカラーとパッケージをプロデュース。特別限定モデルは日本や台湾、アメリカで発売されました。

パッケージには商品写真が載っておらず、ポップなイラストが全面に描かれており、手に取りやすい印象です。本体は安心感のある暖色系のカラーリングで、カバーで本体を覆うことができるので、ひと目ではセルフプレジャーグッズだとは分からないのがポイント。手のひらに収まるサイズ感がかわいらしく、カバーのおかげで清潔に保管できるのだそう。

この日はパーティに渡辺さんが出席する予定でしたが、体調不良のため欠席に。代わりに渡辺さんからは、以下のメッセージが届きました。

「会場にお越しの皆様、本日はお伺いできなくなってしまい本当に申し訳ございません。とってもかわいい会場になっていると聞いたので、行けなくてとても残念です。今回コラボさせていただきましてこだわったポイントは、かわいいイラストのパッケージです。

とても手に取りやすい雰囲気のパッケージになっていると思うので、今回のコラボレーションを知ってもらうことが、一人でも多くの人の”きっかけ”になるとうれしいです。皆様も体調には気をつけてください。私もしっかり回復できるように、自分の身体を大切に、安静に過ごしたいと思います」

セルフプレジャーはいつでも、女性に寄り添ってくれる存在

マイナビウーマンでは、今回のコラボレーションについてウーマナイザーの広報マネージャー・小澤さんに取材を実施。コラボレーションに込めた思いや、商品のこだわりについて聞いてみました。

――渡辺さんとコラボした「ウーマナイザーリバティ2」の特徴について教えてください。

小澤(以下、敬称略):ウーマナイザーの多くは吸引タイプのプレジャーアイテムなのですが、リバティシリーズの特徴は、吸引口を覆えるカバーがついていることです。デザインも控えめで、カバーで覆ってしまえば、一見セルフプレジャーアイテムには見えません。パートナーや家族にも見つかりづらいですし、海外ではインテリアとしてもおしゃれだと評判です。

それに、ウーマナイザーブランドの中では安価な価格設定も「リバティ2」のポイントです。まだセルフプレジャーに慣れていない人、プレジャーアイテムをはじめて手に取る人にとっても身近な存在でありたいという思いも込められています。

――渡辺直美さんの思いと呼応したという「女性が性に関して話せる場が少ない」という社会課題についてのお考えをお聞かせください。

小澤:ウーマナイザーは女性のセルフプレジャーのためのブランドですが、今は男性の購入者が半分を占めるという課題を抱えています。男性が女性にプレゼントすることで、手にとっていただくきっかけになることはうれしいですが、本当に思いを届けたい層に、まだリーチできていないのです。

私自身、ウーマナイザーに入社する前はセルフプレジャーとは全く無縁で、知識も情報もほとんど持っていませんでした。だからこそ、今もセルフプレジャーに偏見を抱えてしまっている女性たちがいることを理解しています。

けれど私自身、ウーマナイザーリバティの存在を知って、プレジャーアイテムへの不信感が拭われたことも確かです。今まで抱いていたセルフプレジャーへのネガティブイメージは、ちょっとしたきっかけで変わる可能性があります。だからこそそのきっかけを作ることが大切だという考えが、渡辺さんと共感し合えた部分でもあります。

――今回のコラボレーションを通して、どんなことを伝えたいですか。

小澤:性について話すこと、セルフプレジャーについて考えることは恥ずかしいと思うことも自然だと思います。だけど、社会からのプレッシャーを感じずに済む、安心できる場所を作りたい……そんな思いから、このローンチパーティが企画されました。

コラボ商品のパッケージはすべてイラストと文章で構成されています。渡辺さんと一緒に、安心感を与えられるデザインを模索しました。ですが、安心してセルフプレジャーを積極的に行おうということではなく、セルフプレジャーはいつでも女性に寄り添ってくれることを伝えていきたいです。

少し深く知ってみると、セルフプレジャーは悪いことではないこと、健康に良いことなど、気付きがあると思います。新しいことを始める時は勇気がいると思いますが、ブランドとしては今後も、その背中を押せる製品の形を模索していきたいです。

セルフプレジャーのイメージを変えるきっかけに

セルフプレジャーは、女性にとって大切なセルフケアのひとつです。ウーマナイザーや渡辺さんのポジティブな発信によって、女性がありのままの自分や、自分らしい性のあり方を探すきっかけができるのかもしれません。

(取材・文:ミクニシオリ)

※この記事は2024年11月10日に公開されたものです

ミクニシオリ

1992年生まれ。2017年にライター・編集として独立。芸能人やインフルエンサー、起業家など、主に女性に対するインタビューを多数執筆。恋バナと恋愛考察も得意ジャンル。ハッピーとラッキーがみんなに届きますように。

Twitter:https://twitter.com/oohrin

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