「心強いです」のビジネスにおける使い方とは?
「心強い」は、日常でもビジネスシーンでもよく使う言葉です。日常会話なら「心強いです」で良くても、ビジネスシーンでもっと丁寧に表現したい時は、どのように言えば良いのでしょうか。この記事では、「心強いです」のビジネスにおける使い方を紹介します。
ビジネスシーンにおいて、「心強いです」というフレーズを見聞きする機会は少なくありません。
だからこそ、「心強いです」はビジネスにおいてどう使えば良いのか、もっと丁寧な言い換え表現はないのか、気になったことがある人はいるでしょう。
そこでこの記事では、「心強いです」のビジネスにおける使い方や使う時の注意点、言い換え表現を紹介します。
「心強い」の意味
まずは「心強い」の意味を確認しましょう。辞書には以下のように記載されています。
こころ‐づよ・い【心強い】
[形][文]こころづよ・し[ク]1 頼りになるものがあって安心である。心丈夫だ。気強い。
「君が味方になってくれれば何よりも—・い」⇔心細い。2 情にほだされない。つれない。
「あなたは恋に冷淡です。余 (あんま) り—・いと思います」〈荷風・地獄の花〉3 意志が堅固である。気丈だ。気強い。
「上は、御息所の見ましかばとおぼし出づるに、堪へがたきを、—・く念じかへさせ給ふ」〈源・桐壺〉(『デジタル大辞泉』小学館)
「心強い」には、大きく分けて3つの意味があります。ビジネスシーンにおいて「心強いです」と言う時の「心強い」の意味は、1の「頼りになるものがあって安心である」です。
「心強いです」のビジネスにおける使い方(例文つき)
「心強い」の意味を確認したところで、続いてはビジネスにおける「心強いです」の使い方を、シーン別に例文つきで見てみましょう。
(1)相手に感謝したい時
相手に助けてもらった時など、頼りになってありがたいと感じたタイミングで感謝を伝える際、「心強いです」が使えます。どのような点に感謝しているのか具体的に述べると、より感謝の気持ちが伝わるでしょう。
例文
・「いつも迅速にサポートしていただき、心強いです。ありがとうございます」
・「そう言っていただけて、心強いです。ありがとうございます」
(2)相手を褒めたい時
「心強いです」は褒め言葉としても使えます。褒め言葉として使う時は、相手のどのような点に頼もしさを感じているのか具体的に伝えると喜ばれるでしょう。
例文
・「○○さんはいつも冷静な判断をしてくれるので、同じチームだと心強いです」
・「○○さんは業界での経験が豊富なので、○○さんがいてくれると心強いです」
▶次のページでは、「心強いです」を使う時の注意点について解説します。