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成城石井のベーカリー専門店!? 焼きたてパンが食べられる第1号店がオープン

小浜みゆ

1927年に創業し、高品質な食品を届け続けているスーパーマーケット「成城石井」。大阪・京橋に、95年以上の歴史の中で初となるベーカリー専門店「成城石井 BAKERY」が誕生しました!

店内で焼き上げた50種類以上のパンを買えるほか、同店の2階にオープンしたワインバー「Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO(ル バーラ ヴァン サンカン ドゥ アザブ トウキョウ)」では「成城石井 BAKERY」の焼きたてパン食べ放題付きランチも販売。「スーパーのパンとどう違うの?」「何が食べられるの?」など、詳しくご紹介します!

店内で焼き上げるパンがおいしい! 「成城石井 BAKERY」とは

成城石井で圧倒的な支持を集めてきた「パン・ベーカリー」。「成城石井ならではのパンの魅力をもっとお届けしたい」という想いのもと、4月20日に誕生したのが「成城石井 BAKERY 京阪モール京橋店」です。今回なぜ大阪に第1号店がオープンしたかというと、大阪は国内トップクラスのパン消費量で、パン文化が根付いていることが大きな理由! 大阪の中でもオフィス街かつ観光地が近い、京橋にオープンしました。

アクセスは京橋駅より徒歩約1分という抜群の立地。京阪モール本館 ノーステラス1階にあり、店内に入ると焼きたてパンの良い香りが広がっています。

「成城石井のパン屋さん」とだけ聞くと、「スーパーマーケットの成城石井でパンは買えるけど……」と思った人も多いはず。スーパーマーケットの成城石井で売っているパンと、成城石井 BAKERYの最も大きな違いは「店内で焼いていること」です! スーパーマーケットの成城石井で売っているパンはセントラルキッチンで焼かれたものが各店舗に輸送されるので、多少なりとも時間がかかります。しかし、成城石井 BAKERYは店内のオーブンで焼いているので、焼き立ての状態でパンを陳列できるのです!

また、成城石井 BAKERYのパンは3種類のパン生地を使っていることが特徴です。1つ目が店舗で粉から焼き上げまですべてを一貫して行うハンドスクラッチ製法で仕込んだ生地、2つ目がセントラルキッチンでパン職人が仕込んだ生地、3つ目がフランスから自社輸入した、すでに形が作られている成形生地となります。まず、1つ目のハンドスクラッチ製法の生地で作ったパンは、成城石井 BAKERYでしか買うことができません!

2つ目、3つ目の生地はスーパーマーケットの成城石井でも購入できるパンと同じ生地を使っていますが、アレンジを加えて成城石井 BAKERYのオリジナル商品を販売しています。

例えば2つ目のセントラルキッチンで仕込んだマフィン生地は田辺農園バナナとカカオ分58%のクーベルチュールを使ったチョコマフィンで販売したり、3つ目の成形生地にあたるクロワッサンはサンドイッチにしたり! どれもおいしそうで、1回とは言わず2回、3回……と続けて通い、全種類制覇したくなります。

 

ずっと触りたくなる、モチモチ湯種生地。おすすめのパン&焼き菓子

成城石井 BAKERYに行ったら絶対食べたい、一押しのパンは、店内で粉からハンドスクラッチ製法で仕込む生地のパン。「北海道美瑛産小麦の湯種山食パン(1本 638円/ハーフ 323円)」、「トリュフ香る塩バターロールパン(205円)」、「成城石井 BAKERY×北尾 京丹波大納言と黒豆の塩バターあづきパン(388円)」、「ごろっと黒毛和牛と7種野菜と10種スパイスの焼きチーズカレーパン(431円)」など、多彩なラインナップから選べます。

「トリュフ香る塩バターロールパン」は自家製トリュフバターを湯種生地でくるんと包んで焼き上げた一品。仕上げとして成城石井でも購入できるジュリアーノ・タルトゥーフィの「ホワイトトリュフオイル」と「トリュフ入りゲランドの塩」をあしらうことで、トリュフの風味がより贅沢に広がります。食べた瞬間に、トリュフバターがじゅわー!! そして湯種生地が驚くほどモッチモチ&しっとりで絶品。ずっと触っていたくなるような柔らかさです。スーパーマーケットの成城石井では湯種生地を使った「じゅわっともっちり塩パン」も人気商品ですが、成城石井 BAKERYの湯種生地には北海道美瑛産小麦粉を使用しており、さらにグレードアップしています!

「成城石井 BAKERY×北尾 京丹波大納言と黒豆の塩バターあづきパン」は30年以上前から成城石井で販売している京都の老舗豆専門店「北尾」の「京丹波大納言ゆであづき」がたっぷりと入った菓子パン。黒豆や上品なあづきの粒感がおいしく、アクセントとしてゲランドの塩も効かせています。

「ごろっと黒毛和牛と7種野菜と10種スパイスの焼きチーズカレーパン」は名前の通り、黒毛和牛がごろごろ入っている超贅沢なカレーパン。Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYOで仕入れた黒毛和牛のうち、牛すじなどステーキで使用できない部分を活用しているため、手に取りやすい価格での販売を実現しています。湯種生地はふわふわモチモチながら、パン粉がまぶされているので外はサックサク。パンを焼いた後にもカレーや黒毛和牛をプラスαでトッピングしており、具材たっぷりでおいしすぎました!

「練乳バタークリームのミルキーフランス(251円)」や「北海道産発酵バター使用! あまおう苺バターフランス(323円)」といったフランスパン系も、店内で粉からハンドスクラッチ製法で仕込む北海道美瑛産小麦粉の生地を使っています。「博多明太子フランス~バターマヨネーズ~(215円)」など、しょっぱい系もありますよ!

パンだけではなく、成城石井 BAKERYでは焼き菓子も販売しています。「72時間熟成した生地を銅型で焼き上げたバニラ香る自家製カヌレ(323円)」は成城石井のパティシエ監修レシピを使用し、お店で毎日粉から作り上げるこだわりのお菓子です。銅型はステンレス製などに比べて高価ながら、熱伝導率が高いためあえて採用。72時間熟成した後に低温で約1時間かけてじっくり焼き上げたカヌレはクオリティがとても高く、ホームパーティーのお土産や差し入れなどにもぴったりです。

 

パン食べ放題に注目! バー「Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO」

写真提供:成城石井

成城石井 BAKERYとともに注目したいのが、関西初出店となる成城石井のワインバー「Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO 京阪モール京橋店」。高品質な食材を適正価格で販売する成城石井の商品調達力と開発力をフル活用することで、コストパフォーマンスの高い料理とワインを提供するお店です。成城石井 BAKERYの階段を上った2階にあります。

ランチとディナーを楽しむことができ、なんとランチは「成城石井 BAKERY」の焼きたてパン4種類食べ放題付きのメニューもあります! お財布にも優しく、例えば「有機キヌアと13品目のシェフズサラダ」は、カンパーニュやバゲットといった4種類の焼きたてパン食べ放題付きで1,100円〜です(パンの種類は日によって変わります)。

ワインはグラスワインとボトルワインを合わせて約100種類も選べる、豊富なラインナップ。気軽に飲めるハウスワインから、ボトルを見ることさえ貴重なボルドー・格付け1級の5大シャトーのワインをグラスで飲むこともできます。「36ヶ月熟成イベリコ“ベジョータ”入り! スペイン産生ハムサラミ類 4種盛り合わせ(2,079円)」など、おつまみも成城石井クオリティーです。

Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYOで気に入ったワインやおつまみは、数店舗隣にある「成城石井 京阪モール京橋店」でも購入可能!キャロットラペ、オリーブ、チーズなどディナーにぴったりの商品をおうちで楽しめます。

例えば「熟成ブリー(755円)」は乳脂肪分60%のクリーミーなチーズ。柔らかな食感で、クセが少なく食べやすい味わいです。180gとたっぷりの量でこの価格は、成城石井だからこそなせる技!

こだわりの焼きたてパンが購入できる、「成城石井 BAKERY」。食材調達から完成まで、成城石井の「本気」を感じるパン屋さんです。「焼きたて」は驚くほどおいしいので、可能な限り買ったらすぐに食べるのが理想。遠くに住んでいても、わざわざ行く価値がありますよ!

 

店舗概要

・成城石井 BAKERY 京阪モール京橋店
住所:大阪府大阪市都島区東野田町2丁目1番38号 京阪モール1F
営業時間:8時~21時
HP:https://www.seijoishii.co.jp/bakery/

・Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO 京阪モール京橋店
住所:大阪府大阪市都島区東野田町2丁目1番38号 京阪モール2F
営業時間:11時~23時(ラストオーダー22時)
HP:https://lbv52.jp/shops/kyobashi/

(撮影・取材・文:小浜みゆ)

※この記事は2023年05月02日に公開されたものです

小浜みゆ

神奈川県在住の旅ライター。旅が大好きなのでフットワークは軽く、国内・海外の素敵な場所を求めてどこへでも。得意ジャンルはホテル・リゾート・美容。写真にこだわります。

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