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水沢アリーのアップデート論。夢をかなえるためにしたい“簡単な1ステップ”

【特集】この春、私をアップデート

ミクニシオリ

新年度が始まるこの季節、今年はようやくマスクもとれた本格的な新生活を過ごせそうな予感。そんな今、私たちができることって? 新しい趣味? 新調すべきアイテム? 幸せをつかむための開運?――マイナビウーマン編集部が読者にこの春に提案したい「私のアップデート術」をお届けします。

「今の自分じゃヤダ!」そう思ったらアプデのタイミング!

――アップデートする前と、した後の自分を比べて、一番変わったことってなんだと思いますか?

一番変わったのは、“心のアップデートの大切さ”に気がついた事です。

アプデ前は見た目のアプデにしか興味が無かったのですが、外見を変えた事で自分を好きになる「心」をアプデしないと、外見が変わっても何も変わらない事に気がつきました。私は鏡を見た時に、心の中で自分に優しい言葉をかける練習を未だにしています。

それと、『好きな外見で生きてもっと自分の人生を楽しもう!』というマインドを周りにオープンにしてからは、身の周りにいるのはありのままの私を受け入れてくれる人だけになりました。

そういう人って私の個性を大事にしてくれるし、自分の個性も大事にしている人が多いんですよ。だから日々が刺激的だし周りの優しさ・思いやりへの感謝や尊敬も増えて、より自分の個性を満喫できるようになりました。

――ありのままの自分を好きになるって、当たり前のことのようで、少し難しいなとも感じます。

『ありのまま』を『生まれたままの自分』と捉えるなら、私はそれができない人間です。

私は、『自分を好きになれる自分に変えてしまう』人間。そんな自分こそが自分らしい、『ありのまま』の自分だと考えています。

何か美しいと思えない物や場所を美しくしたり、自分好みにデザインを変えたりすることが昔から好きなんです。

人の目線より“自分はどうありたいか?”を大切に、一般的な枠を超えてしまっても自分らしくいる、ありのままでいることをなるべく最優先して生きています。

――自分らしくいる、ありのままでいることにコツはありますか?

自分らしくいられる場所に、身を置いてあげること。『〜が好き』っていう気持ちや、自分らしさって才能だと思うので、生かさないまま死ぬなんて自分の才能に失礼だと思うんです。

なので、自分の身を個性の価値が最大化する場所に置いてあげるのは自分にしかできない大切な役割。そんな場所が見つけられないなら、好きな事が思いっきりできる場所を自分で作るんです!

とはいえ、生きている中で自分を通しにくいシチュエーションってありますよね。例えば、私は仕事の真面目なシチュエーションにいる時は、コスプレをしている気持ちなんですよ。そこでは、ビジネスマナーをちゃんとして、相手のやり方に腹立つ事なんてしょっちゅうだけど、相手の意見に合わせてみたりもする。でもそれはビジネスコスプレで、自分らしい自由で枠をはみ出しがちな本来の自分は別で待機してる(笑)。

ありのまま自分を表現してそれが生きる場所では自分らしさ爆発! という感じでしっかり自分を表現できる場所や機会を生活の中でいくつか持つようにしています。YouTubeもその一つです。それが、ありのままの自分を守ることにもつながっています。

――水沢さんの話を聞いていると、すごくポジティブで人生経験が豊富だと思うのですが、ありのままでいることは誰にでもできることなのでしょうか。

フォロワーさんたちにもよく「アリーちゃんだからできるんだよ」って言われるんですけど、私は絶対そんなことないと思うんです! 私はただ、いろんなことを自分に都合よく考えているだけなんです。

リスクを見据えて、挑戦しないのも一つの生き方。だけど「そんな自分でいいの?」って問いかけた時に「イヤだ!」って思ったら、それは変わるチャンスなんです。変化して自分の夢をかなえる方法は、今の自分でいい理由を探すのではなく、すてきに変わった時の自分を想像することなんです。

リスクを見据える人は「こうなったらどうしよう……」って考えていると思うのですが、「上手くいったらどうしよう?(どうなる?)」って考えると、そっちに引き寄せられる気がします。

――水沢さんにとって『アップデート』とは何かを教えてください。

昨日の自分より今日の自分の方が新しいし知ってることも多いから、“日々の変化”と“アップデート”は人間にとって当たり前で自然なことですよね。だから私にとってアップデートを続けることは『生きること』であり『アート』です。

「人生はアートだ!」と言った人がいますが、まさにそんな気分で(笑)。自分の人生を彩るために、自分の外見を自分好みにアップデートする。何も変わらないでいるのは、生きている上で不自然だし、とにかく自分好みに変化させる事が好きな私にはなくてはならない手段です。

私にとってのアップデートは、手をかけた以上その変化を自然の流れに任せ過ぎず、時代や自分好みの方向に合わせてデザインや変化の速度を調整して創り上げていくアート、そのアートで人生を楽しむ。アートなので、見た人の心の状態で見え方は変わると思っています。そう捉えると何を言われても傷つきにくいです(笑)。

――最後に、これから“アップデート”を考える読者にメッセージをお願いします!

自分の理想の方向へ踏み出すには、心の声を聞いてあげてください。そうならない(なれない)理由も言ってくると思いますが、それも自分の頭が作り出しているただの想像で言い訳です。

子どもの頃みたいに、「〜になりたい!」「〜になる!」っていう自分の気持ちをただ肯定してあげるだけで、一つアップデート完了です。

※この記事は2023年04月11日に公開されたものです

ミクニシオリ

1992年生まれ。2017年にライター・編集として独立。芸能人やインフルエンサー、起業家など、主に女性に対するインタビューを多数執筆。恋バナと恋愛考察も得意ジャンル。ハッピーとラッキーがみんなに届きますように。

Twitter:https://twitter.com/oohrin

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