立ちバックとは? 体位を分かりやすいイラストで解説!
立ちバックとは、セックスにおける体位の1つ。では、具体的にどのような体位なのでしょうか? 恋愛コラムニストの関由佳さんに、やり方やコツをイラストつきで解説してもらいます。
セックスの体位には、たくさんの種類があります。「体の位置が変わるだけ」と思いきや、体位が違うだけで、感じ方や気分も大きく変化するもの。今回は、立ちバックについて解説します。
Check!
エッチの体位7選! 体位の基本とトライするのにおすすめのシーンも解説
立ちバックとはどんな体位?
立ちバックとは、言葉の通り立ったままバックで挿入する体位。相手に背を向けて立ったまま合体する、という意味で「背面立位」と呼ばれることもあります。
寝たまま挿入する体位より少々体力と筋力が必要かもしれませんが、立位の中では比較的ポピュラーで挿入角度的にもチャレンジしやすいでしょう。
また、立ったままのセックスは省スペースでスピーディー。バスルームやトイレなど狭いところで突然始まるセックスに向いているので、ハプニング的なエッチにはもってこいの体位です。
さらに服も髪も乱れにくく、着衣のままのセックスもしやすいというメリットがあります。
思わず盛り上がったタイミングで、ぜひ立ちバックを取り入れてみましょう!
どんな時におすすめ?
ハプニング的に盛り上がった時
難易度
★★★★☆
立ちバックのやり方
では、実際に立ちバックの方法を確認してみましょう。
立ちバックの手順
まず女性の後ろに男性が立ちます。女性が少し腰を後ろへ突き出し、脚を肩幅くらいに開いたら、男性は後ろから挿入しましょう。
慣れればスムーズに挿入できますが、男女の身長差や女性の膣の角度によっては、少々調整が必要になる可能性も。
入れにくい場合、女性がテーブルなどの台に手をつき、脚を大きめに開いて体を安定させてからじっくり挿入の調整をすると、集中してトライできます。
挿入できたら、男性は女性の腰を支えながらやや上へ突き上げるようにピストンします。女性は男性の動きに合わせて、腰を前後へ動かせばOKです。
立ちバックのポイント
挿入前にあえて女性の脚を閉じ、その間に男性器を挿し込む「素股」をするのも、立ちバックにおける楽しみの1つです。
お互いに立ちバックの動きをイメージできるので、初めての場合はいきなり挿入せず素股から始めてみても良いかもしれません。
立ちバックのバリエーション
立ちバックでは、女性が上半身の角度を変えると微妙に中の当たる場所が変わり、バリエーションを楽しめます。それぞれ試して中の刺激の違いを確かめながら、好みを探してみてくださいね!
(1)基本の立ちバック
基本の立ちバックは、女性が上半身を起こして壁などに手をついた状態。そのままでも、膣と男性器の角度的に奥の快感を堪能できます。
(2)上半身を倒した立ちバック(碁盤攻め)
次に紹介するのは、テーブルなど腰の高さくらいの台に手をつき、上半身の角度を90度ほど倒す立ちバック。この体位は四十八手で「碁盤攻め」とも呼ばれます。
こうすると、通常のバックと似たような角度になり、奥だけでなくGスポットも刺激しやすくなります。
(3)前屈立ちバック(仏壇返し)
(2)からさらに上半身を倒してほぼ前屈のような体勢になると、男性器と膣の角度が変わりお尻側の膣壁に沿って奥へと刺激が加わります。これは四十八手で「仏壇返し」とも呼ばれる体位。
前屈しているとお腹に力を入れやすいので、中が狭くなり快感が高まる可能性も。ただ、体勢が安定しにくく体の柔軟性も必要になるため、注意しましょう。
▶次のページでは、立ちバックの注意点を解説します。