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7割以上の女性が「避妊失敗」。コンドームをつけなかった理由は「男性が拒否したから」が最多に……

#ヘルシーニュース

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​クリニックフォアグループは、クリニックフォアのユーザーの女性920人を対象に「アフターピル(緊急避妊薬)に関する実態調査」を実施しました。

OTC化が議論されているアフターピルの実態とは?

現在、政府は医師の処方箋がなくてもアフターピル(緊急避妊薬)を薬局で買えるようにするOTC化(市販薬化)の検討を進めています。

アフターピルは、避妊に失敗した、または失敗した可能性がある際に、緊急的に服用する避妊薬です。できるだけ早く服用することで避妊の成功率が高くなるとされています。

日本でアフターピルを服用するには、医師の診察と処方が必要で、現在は産婦人科などの対面診療、またはオンライン診療での処方が可能です。

OTC化が議論されている中、今回はアフターピルにまつわる実態を明らかにすることを目的に、アフターピル服用の要因となる避妊の状況や、アフターピル処方への抵抗や不安、OTC化への賛成可否を調査しています。

7割以上の女性が、避妊に失敗・失敗する可能性がある場面を経験

クリニックフォアユーザーの女性920人に、避妊失敗の経験について質問しました。

「コンドームが破れた・外れたなども含め、避妊に失敗したことある」と回答した人は31%、さらに「腟外射精などを含め、避妊に失敗する可能性がある場面を経験したことがある」と回答した人は42%となりました。

この結果から、7割以上の女性が、避妊に失敗・失敗する可能性がある場面を経験していたことがわかりました。

2人に1人が「避妊具を使用せずに性交渉を行った経験がある」

妊娠を希望していない時に、コンドームを使用せずに性交渉を行った経験があるかどうか質問したところ、半数以上の人が「コンドームなどの避妊具を使用せずに性交渉を行った経験がある」と回答。この結果から、多くの人が、誤った避妊方法である「腟外射精」を行っていることが予想されます。

さらに約3割が「コンドームを使用せずに性交渉を行った経験はあるが、低用量ピルなどの避妊方法を行っていた」と回答しました。

他の避妊方法を行っていたとしても、コンドームを装着しなければ性感染症に感染する可能性はあるため、8割以上の人が性感染症にかかるリスクがあったこともわかりました。

コンドームを使用せずに性交渉を行った理由は?

「妊娠を希望していない時に、コンドームを使用せずに性交渉を行った経験がある」と回答した人に、その理由を聞いたところ、最多の回答は「男性にコンドームをつけたくないと言われたから」、2番目には「男性につけてほしいことを伝えづらかったから」という結果になりました。

避妊を拒否する男性がいることや、女性がコンドームを使用して欲しいことを男性に伝えられていないことが浮き彫りになりました。

3人に1人が「アフターピル服用の経験がある」と回答

アフターピル服用の経験有無を質問したところ、35%が「服用したことがある」と回答。さらに7%が「服用を検討したことはあるが、服用したことはない」と回答しました。

またアフターピル服用経験者に、医療機関で処方してもらった方法について質問したところ、約7割が「産婦人科などの対面診療」、約2割は「オンライン診療」という結果になりました。

対面診療の処方に、抵抗・不安を感じた人は約8割

産婦人科などの対面診療でアフターピルを処方してもらった人に、抵抗・不安を感じた経験があるか質問したところ、約8割が「抵抗・不安を感じた」と回答。さらに、その理由を質問したところ、最多が「病院にいる人(医師・看護師・スタッフ・他の患者)の目が気になる」、2番目は「医師に避妊に失敗したことを説明したくないから」、3番目は「医師に怒られると思ったから」という結果になりました。

多くの人が、対面診療のアフターピル処方において、人の目が気になってしまうことや、避妊に失敗したことを医師に説明することに抵抗があることがわかりました。

オンライン診療の処方に、抵抗・不安を感じた人は約4割

「オンライン診療」でアフターピルを処方された経験がある人に、オンライン診療において抵抗・不安を感じた経験があるか質問したところ、約4割が抵抗・不安を感じたと回答。半数以上は不安がなかったことがわかりました。

抵抗・不安を感じた人に、その理由を質問したところ、最多が「ちゃんと診察してもらえるかが不安だから」「ちゃんとした薬がもらえるか不安だから」という結果になりました。

約9割が、アフターピルのOTC化に“賛成”

現在アフターピルは医師の処方箋が必要な薬ですが、政府は処方箋がなくても薬局で買えるようにするOTC化の検討を進めている中、OTC化に賛成かどうか質問したところ、約9割が賛成と回答しました。

その一方で、OTC化が決定した場合、薬剤師がアフターピルについて説明を行った上で、その場での服用が必須となる可能性があることを知っているか聞いたところ、半数以上が知らないと回答。どのような条件で処方されるのか、具体的な議論内容は半数以上が知らないことがわかりました。

さらにOTC化賛成の理由を質問したところ、「薬局で手に入ることの手軽さ」のほか、「避妊失敗後すぐに病院を受診できない可能性があるため薬局でも手に入れられた方が良い」という意見が多数寄せられました。

また 「わざわざ説明しなくていいから」といった、人に説明することを避けられるという旨の回答もありました。

調査概要

アフターピル(緊急避妊薬)に関する実態調査

調査対象:クリニックフォアのユーザーの女性920名
調査期間:2023年2月14月~2月21日
調査元:クリニックフォア調べ
※調査結果の数値は小数点以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。

(エボル)

※この記事は2023年03月22日に公開されたものです

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