【脱マスク生活】約8割が「他人の口もとでイメージダウン」した経験あり!
オーラル美容ブランド「MiiS(ミーズ)」は、MiiS会員を対象にマスク着用ルール緩和に伴う意識調査を実施しました。
同調査では、2023年3月13日よりマスク着用を個人の判断に委ねる方針を受けて、マスク着用意識とその理由および、マスク着用生活における美容・ケアに関する意識・実態についてアンケートを行っています。
過半数が「今後もマスクを着用する」と回答
マスクを外すことへの抵抗感について調査したところ、「ある」が30%、「少しある」が42.9%と、合算して「抵抗がある」が約7割に上りました。
また、3月13日以降のマスク着用についての質問では、全体の55.7%が基本的にはマスクを着用して生活すると回答。完全にマスクなしの生活をすると回答したのは、全体のわずか3.9%という結果に。長期間のマスク着用による影響か、脱マスクへの抵抗感が強くうかがえました。
マスクを外すことに抵抗がある理由を聞いたところ、コロナウイルス感染に対する不安を感じている人が71.4%という結果に。その他、インフルエンザへの感染の不安や花粉対策、顔のコンプレックスを隠したいという回答も挙げられました。
【自由回答コメント】
自由回答では、脱マスクについて賛否両論の意見が寄せられました。
・マスクを外したいが、コロナが終息している訳ではないので、人が密集している場所や換気がしっかりしていない場所では予防としてマスクを着用すると思う。
・マスク生活に慣れ、マスクを外すことに抵抗があるため。外す事に慣れたら基本外すようにしたい。
・マスクに甘えて、お肌や表情筋、メイクなどのお手入れを怠っていたので、抵抗がある。
「矯正、ホワイトニング、口臭など口腔内」に関する悩みが約6割
「顔のコンプレックスを隠したい」と回答した人へ具体的にどのようなところに不安を感じるかを聞いたところ、「矯正、ホワイトニング、口臭など口腔内」に関する悩みが62.5%と最も多い結果になりました。
年代別のトップを見ると、20代、30代が「矯正、ホワイトニング、口臭など口腔内」、40代は「肌荒れやシミ・そばかすなど肌の悩み」、50代は「ほうれい線などのしわ」でした。
マスク生活の中でのケアと、脱マスク生活までにしておきたいケアについての質問では、どちらも「矯正、ホワイトニング、口臭など口腔内」が一番多い結果に。人目を気にせず、自然にマスクで口もとを隠すことができるマスク着用期間に、歯の矯正を行う人や、マスク生活による口臭が気になる人が増えたことが見受けられます。
マスク生活では、マスクで口もとが覆われているため、マスクを着用していても見えるまつ毛や眉毛など目元のケアに力を入れる人も多く見られました。
一方で、脱マスク生活に向けてケアしたいパーツを聞いたところ、まつ毛12.8%、眉毛8.9%と、マスク生活と比べて、目元の回答数が非常に低くなりました。マスクなし生活が近づくにつれ、これまでマスクで隠れていた部分に対しての美容意識が高まりはじめているのではないでしょうか。
脱マスク生活が近づいている現在、報道後の美容に対する意識の変化について聞いたところ、「特に変化していない」の回答数を超えて、「美意識が増した」と回答した人が48.8%となりました。マスクなし生活に向けて、コンプレックスに対するケアをすでに始めている様子が見受けられます。
また、脱マスク報道後の口もとケアについての意識調査では、特に変化していない人が半数以上。以前よりも力を入れるようになったと回答した人が42.9%という結果となりました。
「以前よりも力を入れるようになった」と回答した人へ、特に力を入れている口もとケアについて聞くと、「ホワイトニング(お家でのケア含む)」の回答が68.6%でした。
また年代別にみても、どの年代においても「ホワイトニング(お家でのケア含む)」が50%以上に。マスクなしの生活になることによって、歯の黄ばみや、口もとの清潔感を気にする人が多い傾向が見受けられました。
約8割が、他人の口もとでイメージダウンした経験あり
マスクを外した時の他人に対する口もとのギャップについても調査を実施しました。口もとを見てイメージダウンしたことはあるかという質問に対し、「頻繁にある」「たまにある」と回答した人は77.3%と半数を超える結果に。
「イメージダウンしたことがある」と回答した人のうち、どのような点でイメージダウンしたかを聞いたところ、歯並びや歯の黄ばみ、肌荒れ、マスク着用時のイメージと異なったという意見も寄せられました。
【回答者コメント】
他人の口もとに関するコメントでは、さまざまなコメントが寄せられました。
・歯の黄ばみ、口臭、唇の乾燥が気になる。
・口元がたるんでいたり、想像と口もとが違っていたり、あとは歯並びとかも気になりました。
・歯並びの悪さ、歯の黄ばみが気になる。
調査結果まとめ
今回は、3月13日よりマスク着用が個人の判断に委ねられた後に、マスク着用や美容意識にどのような変化や影響が出るのかを調査しました。
新型コロナウイルス感染に対する不安の他、スキンケアやオーラル美容に対するコンプレックスをはじめ、これまでの長期間のマスク生活による自分の見た目に対する自信が低下しているように見受けられます。
一方で、これまでのマスク着用生活時から口もとのケアに対する意識は、他の美容ケアと比べて高い傾向にあり、また脱マスク生活に向けて、口もとケアに力を入れている人のうち、半数以上がホワイトニングケアに力を入れはじめていることがわかりました。
さらに、7割を超える人が他人の口もとをみてイメージダウンしたことがあるとの回答からも、オーラルケア意識の高まりが見られます。
3月13日以降マスクなし生活が進み、イベントの復活や人との出会いも増える今後は、より一層日頃のオーラルケアへの意識も高まり、オーラルケアアイテムの需要も上がることが予想されます。
調査概要
調査日 :2023年2月21日~2月28日
調査方法 :インターネット調査
調査人数 :203名
調査対象 :全国のMiiS会員
(エボル)
※この記事は2023年03月14日に公開されたものです