【難読】“ぞうる”じゃない!「象る」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「象る」の読み方です。
“ぞうる”じゃないよね? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「象る」の読み方は?
「象」は、そのまま読むと“ぞう”ですよね。他にも印象や気象と読むので、“しょう”という読み方も馴染みがあると思います。
でも、送り仮名の「る」をつけて“ぞうる”や“しょうる”と読むのは、なんだか違和感がありますよね。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“かたどる”と読みます。
「象る」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「象る」の意味は以下のように解説されています。
かた‐ど・る【▽象る/▽模る】
[動ラ五(四)]《「形取る」の意》1 物の形を写し取る。また、ある形に似せて作る。「雪の結晶を―・った模様」
2 物事を形象化して表す。象徴する。「平和を―・ったマーク」
[可能]かたどれる
「ハートを象ったケーキ」など、お菓子を説明するときによく聞く言葉だったりしませんか。漢字で書かれることは少ないですが、「象る」と書くんですね。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「象る」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。きっと聞いたことはあっても、漢字はピンと来なかった人もいるのではないでしょうか。漢字自体は難しくないですが、少し変わった読み方をする言葉でしたね。
彫刻やお菓子をつくる人にとっては、馴染みのある言葉だと思います。ぜひ、漢字も覚えてくださいね。
(ななしまもえ)
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※この記事は2023年02月27日に公開されたものです