お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

デートはどうする? 休みが合わないカップルでも関係を長続きさせるコツ

#お仕事ハック

ヨダエリ(コラムニスト)

仕事で大成功を成し遂げたいとか、そんな大それた野望はないけど、なんとなくうまくやりたい。いつもの働き方を小さくアップデートする「お仕事ハック」を紹介します。

今回のお仕事ハックは「彼と休みが合わなくて不安」とのお悩みについて、コラムニストのヨダエリさんがアドバイス。

彼と休みが合わなくて不安

今付き合っている彼は土日休みなのですが、私は火水が休みなので、彼と休日が合わずなかなかデートができません。彼と会えないのもつらいし、土日で彼が他の女性と遊んでしまうのではないかと不安です。この先、彼とうまくやっていくには何に気をつければいいのでしょうか。(20代/営業職)

“休み合わない問題”、あるあるですね。つい先日おこなった電話相談でも、「営業職で土日休みじゃないことがネック」と男性の相談者さんが話していました。女性と出会ってもお互いのスケジュールを合わせるのが難しく、なかなか関係が進展しない、と。

どちらかの仕事帰りに会うという手もあるけれど、仕事終わりが夜遅かったり、自分の勤務先と相手の家(もしくは自分の家と相手の勤務先)が離れていたりすると、なかなか難しい。特にまだ親しい間柄じゃない2人の場合、あまり遅い時間に会うのも……と躊躇してしまうかもしれません。

でも! あなたの場合、休みが合わないのは既にお付き合いしている彼氏です。仕事帰りに相手の家まで会いに行けばいいのです! 可能なら、そのまま泊まって朝は彼の家から出勤! それをあなただけじゃなくて彼もやる! 解決!

昨日と同じ服で出勤するのを避けたいなら、着替えも用意しておけばいいし、夕飯は彼の家の近くのラーメン屋に行くとか、仕事帰りにあなたがお弁当を買って行くとか。2人で食べれば何だっておいしいですよね。行くのが遅くなる時は相手に先に食べてもらって。一緒に眠れるだけでもいい! くらいの気持ちで。

2人とも休める日にゆっくり会いたい気持ち、分かります。でも仕事帰りに恋人の家で一緒に過ごす、というデートを堪能できるのも、休みが合わないカップルの醍醐味だと思うのです。

その点も含めて、今後心がけるべきは、付き合い方を型にはめないこと。

デートは、カップルの数だけ種類があっていいのです。平日は仕事、休みは2人でディズニー、みたいにオンとオフを分けなくても、オンの後は恋人の家でリラックス&リフレッシュ、で全然いいと思うのです。

もちろん、自分の仕事がなかなか終わらなかったり、彼が来るのが遅くて待ちくたびれたり、そんなことをきっかけにいさかいが起きたりすることもあるでしょう。でも、そんな等身大の自分を見せ合うことで、パートナーとしての相性も見えてくるし、歩み寄ることの大切さも知ることができます。

いずれは一緒に暮らしたい、結婚したい、と思っているのであれば、なおのこと、プレ同棲、プレ結婚、の過ごし方として意味のある時間になります。

それに、「仕事終わったー!」と恋人の家に急ぐ時の幸福感は、人生でそう何度も味わえるものではありません。逆に、彼が仕事を終えて自分の家にやってくるのを待つ時のワクワク感もしかり、です。

いや、2人とも実家なんです……という場合、個人的には、さっさとどちらかが一人暮らしを始めることをオススメします。共に実家だと、お互いに遠慮して本心をつかみづらくなりがちなので(大学時代の私がまさにこれ)。

土日の仕事帰りには彼の家へ、彼は火水の仕事帰りにあなたの家へ。それが日常になれば、休みが合わない不安やさみしさよりも、会える日のうれしさの方が勝るはず。一緒に楽しく過ごせるあなたがいれば、彼も他の女性と会おうなんて思わないので大丈夫ですよ!

Point.

・デートは、カップルの数だけ種類があっていい
・休みが合わないなら、仕事帰りに相手の家に会いに行こう(相手にもそうしてもらおう)
・いさかいが起きたとしても、相性や歩み寄り方を知ることができ、距離も縮まる
・不安や不満ではなく会える日のうれしさを大切にできれば、彼も他の女性と会おうとは思わない

(文:ヨダエリ、イラスト:黒猫まな子)

※この記事は2023年02月07日に公開されたものです

ヨダエリ(コラムニスト) (コラムニスト)

コラムニスト/恋愛アナリスト。慶應義塾大学文学部卒業後、PR会社勤務を経てフリーに。思春期はドイツ在住。メトロセクシャルについて分析したコラムが『AERA』『anan』など多数の媒体で話題になると同時に、携帯サイトで連載していた恋愛相談コラムが口コミで人気に。現在は新聞・雑誌・ウェブでライフスタイルやトレンド、男女の心理にまつわる記事を執筆するかたわら、エキサイトお悩み相談室で電話相談も実施。著書に「その恋、今のままではもったいない!」(情報センター出版局)「今度こそ『信じられる人』と恋愛する本」(すばる舎)など。

●ブログ「cafe dayorin」
https://ameblo.jp/dayorin/

この著者の記事一覧 

SHARE