【難読】なんて読む?「賽子」の正しい読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「賽子」の読み方です。
“さいこ”?なにそれ?と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
「賽子」の読み方は?
「賽」は賽銭箱と読むので、“さい”という読み方は分かる人もいるでしょう。「子」は“こ”、“し”と読みますよね。
では、二つを合わせて“さいこ”や“さいし”と読むのでしょうか。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“さいころ”と読みます。
「賽子」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「賽子」の意味は以下のように解説されています。
さい‐ころ【×賽▽子/骰=子】
「さい(采)1」に同じ。「―を振る」
そこで、「采」を確認してみると以下のように解説されていました。
さい【采/×賽】
1 双六 (すごろく) ・ばくちなどで用いる小さな立方体の道具。六つの面に一から六までの目が記してあり、投げ転がして上面に出た数により勝負を決める。さいころ。一天地六 (いってんちろく) 。
読み方が難しいですが、“さいころ”と読むんですね。カタカナで表記されることが多いので、漢字は初めて見たという人が多いでしょう。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「賽子」を正しく読むことはできましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。漢字から読み方を想像するのは難しいですが、言葉自体は身近なものでしたね。
“さいころ”と読む漢字には、他に「骰子」というものもあり、こちらも「子」を“ころ”と読みます。もしかしたら他にも身近な漢字に、実はまだ知らない読み方があるかもしれませんね。
(ななしまもえ)
◆Check!
※この記事は2023年02月02日に公開されたものです