騎乗位とは? 体位を分かりやすいイラストで解説!
騎乗位とは、セックスにおける体位の1つ。では、具体的にどのような体位なのでしょうか? 恋愛コラムニストの関由佳さんに、やり方やコツをイラストつきで解説してもらいます。
セックスの体位には、たくさんの種類があります。「体の位置が変わるだけ」と思いきや、体位が違うだけで、感じ方や気分も大きく変化するもの。今回は、騎乗位について解説します。
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騎乗位とはどんな体位?
騎乗位は、仰向けになった男性の上へ女性が乗って挿入する体位です。ちなみに「騎乗」とは、馬に乗ること。確かに、女性が馬に乗っているように見えますね。
騎乗位は基本的に女性が動く体位なので、リードするのは女性側。そのため「上級者向けの体位なのでは……」と感じている女性もいるかもしれません。
しかし、少しコツが分かればいつでも自分で気持ち良くなれる、お得な体位なのです。なぜなら、自分で自分の気持ち良い部分を刺激できるからです。
また、男性は横になっていられるので、一時的に休憩できる体勢でもあります。リラックスしながら女性を見上げるのは、至福の時間。特に、思いきり感じている女性を見るのは、視覚的に大きな刺激になるでしょう。
そんな男性の視線を浴びながら、女性は感じるところを自分で攻められるのです。
そのため、騎乗位は男女共に幸せな体位といえます。筆者的に、騎乗位は毎回取り入れてほしいくらいおすすめです! まずはコツを知るため、積極的にトライしてみてくださいね。
どんな時におすすめ?
女性が自分で積極的に攻めたい時
難易度
★★★☆☆
騎乗位のやり方
では、実際に騎乗位の方法を確認してみましょう。ポイントは、経験を積むことです。
騎乗位の手順
騎乗位の手順はシンプルです。男性が仰向けになり、そこへ女性がまたがります。そのまま男性器に手を添えて、挿入しましょう。
女性は挿入したら膝を床へつけて体勢を安定させ、腰を前後、もしくは上下に動かしてピストンします。
前後に動かす時は、腹筋を使って骨盤を傾けるようにします。恥骨をこすりつけるようなイメージでスライドさせると、上手に動かせるでしょう。
上下に動かす時は、乗馬のように太ももを使い、体を上下させます。例えるなら、正座から立ち膝をする動き。これをイメージトレーニングしておくと、コツがつかみやすいかもしれません。
男性がピストンする時は、膝を少し立て、腰を突き上げるように動きます。こうすると、女性を下から刺激することが可能。この時、女性は男性の体に自身の体を重ねます。
騎乗位をする時のポイント
ここでは、騎乗位をもっと気持ち良く楽しむためのポイントを紹介します。
(1)臆せず経験を積む
騎乗位は、女性が好きに動けることが醍醐味の1つ。とはいえ、慣れないとどう動いて良いのか分からなかったり、動くことに集中しすぎて感じるまで至れなかったりと、少々上級者向けに感じます。
しかし、上級者だって最初は初心者だったはず。誰でも経験を積んでテクニックを得ていくのです。
騎乗位のコツを早くつかむには、経験あるのみ。何度も実際に体験して、「これか!」と分かってきます。
うまくなるためには「できないかも……」と避けず、とにかくチャレンジしてみましょう。筆者の感覚では、10回程度セックスで実践すれば、コツが分かってきます。
また、上達に向けて近道するには、日頃から練習するのも1つの手。例えば、スポーツと同じようにイメージトレーニングで体の動きを復習してみたり、ラブグッズを使ってベストな挿入の角度を研究してみたり。
こうして本番に向けて経験を積み、体で理解していくと、メキメキ上手になっていくでしょう。経験値を上げた者が、騎乗位を制するのです!
(2)女性が積極的にリードする
騎乗位は、女性がリードを楽しめる体位。雰囲気を盛り上げるためには、積極的にリードして男性へ刺激を与えましょう。
例えば、挿入時にすぐ入れず、男性器を自分の感じるところに当てて公開自慰をしたり、素股(性器を太ももの間で擦るプレイ)をしたりしてあえてエロティックに焦らすと、お互いの興奮度が高まりますよ。
また、より挑発的に見せるには膝を立てた騎乗位もおすすめ。和式トイレでしゃがむように膝を立てた体勢でピストンすると、お互いの結合部が見えて男性にかなり強烈な視覚的刺激を与えられます。
▶次のページでは、騎乗位の注意点を解説します。