背面側位とは？　体位を分かりやすいイラストで解説！

セックスの体位には、たくさんの種類があります。「体の位置が変わるだけ」と思いきや、体位が違うだけで、感じ方や気分も大きく変化するもの。今回は、背面側位について解説します。

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背面側位とはどんな体位？

背面側位（横バック、後側位）では、男性が女性の後ろから寄り添うような状態で横になり、挿入します。

相手の顔は見えにくいですが、密着してバックハグの状態でセックスできる、いわば癒やし系の体位です。

挿入が浅くあまり激しい動きがしにくいので、ピストンはスローになるでしょう。また、お互い横になっての挿入は、体の負担が少なめ。動きや体勢の観点からも、リラックスできる体位といえます。

激しめのピストン後に少し休憩したい時、前戯の流れで少し挿入したい時など、しっとり落ち着きたいタイミングにぴったりです。

ちなみに、背面側位には「窓の月」という名前もあります。2人で交わりつつ窓から月を眺められる体勢なので、この名がついたのでしょう。なんとも雅ですね。

背面側位のやり方

では、実際に背面側位の方法を確認してみましょう。ポイントは、スローなテンポです。

背面側位の手順

背面側位の手順は以下の通りです。

STEP1：横向きor寝バックの状態で挿入

背面側位の姿勢を取る方法は2パターンあります。

1つ目が、横向きで挿入する方法。まず女性が横向きに寝て、その後ろから男性が寄り添うよう同じ向きで横になります。

女性が上側の脚を上げ、その間から男性が挿入すれば、背面側位の完成です。

この方法は、慣れるまで挿入しにくいのがネック。そのため、初めてチャレンジする時は2つ目の寝バックから移行するやり方がおすすめ。

寝バックの体勢で挿入し、男女が同じ方向に90度回転するだけで、側位の体勢になれます。

ちなみに、寝バックの体勢は、通常の後背位（バック）からの移行も簡単。そのため、「バック→寝バック→背面側位」の流れで動くとスムーズに体位の変化を楽しめるでしょう。

STEP2：ピストン開始

挿入できたら、男性は少しずつ腰を動かし、ピストンします。

男女両方が動くと少しタイミングがずれただけで抜けてしまう可能性が高いので、基本的に男性主導で動き、女性は身を任せましょう。

もし少し激しいピストンにチャレンジしたい時は、女性が少し上半身を前へ出し、お尻を突き出すような体勢になってみてください。挿入が深くなり、速いピストンがしやすくなります。

背面側位をする時のポイント

挿入できると、つい速く動かしたくなる男性が少なくないかもしれません。しかし、側位は挿入が浅く抜けやすいので、スローペースでのピストンが基本です。

「スローだと気持ち良くないのでは？」と考える人もいるかもしれませんが、心配ご無用。ゆっくりじっくり挿入するから分かる快感もあります。

特に、女性はじわじわ挿入されると中の感覚が研ぎ澄まされ、素早く刺激されるよりもむしろ大きな快感の波が起こる場合も。

Ｇスポットへの刺激を狙えば、オーガズムに達することができる女性もいるでしょう。

また、スローな挿入の快感を高めるためには、挿入以外のスキンシップや愛撫も重要なポイント。

男性が後ろから相手のバストや陰核を刺激したり、女性が後ろを向いてキスをしたり。ゆっくり動きながら、精神的・肉体的刺激を高めるようにすれば、より一層満足度が高まります。

▶次のページでは、背面側位の注意点を解説します。