ロールスロイスとは？　体位を分かりやすいイラストで解説！

更新: 2023.04.13

ロールスロイスとは、セックスにおける体位の1つ。では、具体的にどのような体位なのでしょうか？　恋愛コラムニストの関由佳さんに、やり方やコツをイラストつきで解説してもらいます。

セックスの体位には、たくさんの種類があります。「体の位置が変わるだけ」と思いきや、体位が違うだけで、感じ方や気分も大きく変化するもの。今回は、ロールスロイスという体位について解説します。

ロールスロイスとはどんな体位？

体位におけるロールスロイスとは、後背位（バック）の進化形を指します。

通常の後背位は、女性が手をついて四つん這いになる体位。しかし、ロールスロイスでは上半身を起こし、男性に支えてもらいながら挿入します。

「体位になぜ高級外車の名前？」と疑問に思う人もいるかもしれませんが、これは車についているマスコットと女性の体勢が似ていることに由来するのだとか。ちなみに、名づけ親はセクシー男優のしみけんさんです。

ロールスロイスは膣の奥まで刺激できるため、奥が感じやすい女性にとってはかなり気持ち良い体位といえるでしょう。とはいえ、この体勢はまだあまり経験がない人も多いかもしれません。

だからこそ、ロールスロイスは新しい快感をもたらしてくれるはず。いつもの体位にマンネリを感じているカップルこそ、ぜひチャレンジしてみてください！

どんな時におすすめ？
新しい体位にトライしたい時

難易度
★★★★☆

では、実際にロールスロイスの方法を確認してみましょう。ポイントは、女性の膝の開閉です。

ロールスロイスの手順は以下の通りです。

まずは女性が四つん這いになり、男性が膝立ちで後ろから挿入します。この時、女性の脚を内側、男性の脚を外側にしてください。

バックの体勢になったら、男性は正座するように徐々に腰の位置を下げます。それに合わせるよう、女性はゆっくり上半身を起こします。男性の太ももに座るようなイメージで動くと、途中で抜けにくいでしょう。

女性が床から手を離すと体勢が不安定になるので、男性が相手の二の腕を持って支えます。これでロールスロイスの完成です。

ピストンする時は、男性が斜め上に向かって腰を動かします。あまり大きく突き上げず、降りてくる女性のお尻をトントン押し返すくらいの力で小刻みに動くと、中を適度に刺激できるでしょう。

女性は男性の動きに合わせて腰を突き出すと、よりリズミカルにピストンできます。ただ、動きに慣れるまでは抜けやすいので、自分は動かず男性に任せて様子を見ても良いでしょう。

ロールスロイスは奥まで刺激しやすい体位。さらに感じるためには、膣をきゅっと締めて中の密着感を上げるのがおすすめ。

重要なのは、女性が膝を閉じることです。バックから上半身を起こした時、体勢が安定するまでは膝を開いていた方が安全ですが、男性に支えてもらったら、できるだけ膝をぴったり閉じます。そうすると、膝を開いている時よりも膣を締めやすくなるでしょう。

男性器がしっかり狙ったポイントに当たれば、Ｇスポットやポルチオへの刺激アップも期待できます。小さな動きですが男女共に感覚が変わるので、ぜひ意識してみてくださいね！

▶次のページでは、ロールスロイスの注意点を解説します。