【Ep.2】大号泣の裏にある想い

作成: 2022.11.25

2022年11月から配信がスタートしたABEMAの『恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK』。“恋愛ドラマの共演をきっかけに恋は生まれるのか？”をテーマに、若手俳優と女優がキスシーンのある恋愛ドラマの撮影をしながらその恋模様も追いかけるリアリティ番組です。今回は、恋愛コラムなどの執筆を手掛けるライターの瑞姫さんが、毎週の配信話を追いながらガチ考察します！

梨里杏、大号泣。玲弥への“本当の想い”は……

オーディションの最後は梨里杏さん×翔平さんペア。高い演技力でオーディションを終えたかのように見えましたが、由水先生の「どうでした？」の質問に梨里杏さんは言葉が詰まり、そのまま「何もできなかった」「本当にごめんなさい」と泣き出してしまいます。

（C）AbemaTV, Inc.

「複雑な気持ちがいろいろあって」「そんなの理由にしちゃいけないんですけど……」と涙の理由について言及しましたが、その場ではその“複雑な理由”については触れず。

自暴自棄になるように謝り、できたことについても「何もない！」と言う梨里杏さんでしたが、由水先生は「You’re in NY！」「（できたことを）探して！」と梨里杏さんを鼓舞するように言葉をかけます。

アメリカでの芝居を評価する基準は“リアリティ”であり、そのために必要なことは“Substitute＝置き換え”。由水先生がいろいろな感情でいっぱいいっぱいになってしまった梨里杏さんに掛けた言葉は、梨里杏さんの置かれている状況がどうであれ、きちんと向き合い、乗り越え、自分自身の体験や過去として消化させることで、これからの演技に活かさせるためなのだろうと感じます。

由水先生、メンバーのことめちゃくちゃよく見てる……。と思わずグッときてしまいました。

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梨里杏さんはオーディション後、今回別の相手と“恋人”として演技をしたことによって、玲弥さんへの感情が全て演技ではなく「意外と本物だった」と気づいてしまったことを告白。さらに、晴香さんが玲弥さんを選んだ時に「嫌だったのかも」と玲弥さんのことを、自分で思っていたよりも意識していたことに気づいたと話します。

しかし、梨里杏さんは自身が『ドラ恋』の現場に入る前に、週刊誌に熱愛報道が出てしまったことについて触れ、「撮られたから別れたわけでもなく、普通に終わってた」と説明。けれど「世間はそういう目で見ない」と、メンバーや玲弥さんにもいまだ交際中だと誤解されているのではないかと不安になっていることを明かします。

玲弥さんのことを意識しだしたものの、自身の過去から素直に行動することができない梨里杏さん。第1話で相手の立場になって考え、行動する優しさが見えた梨里杏さんだからこそ、今回“自分自身の問題だから”と、打ち明けられずにさまざまな感情に押しつぶされそうになったのではないかと考え、思わず胸が締め付けられました……。

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