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ポリネシアンセックスとは? やり方とコツ・実際にした人の感想

井口藍

ポリネシアンセックスとは、ポリネシア地方に伝わる伝統的な性行為の方法。「究極のセックス」ともいわれており、今まで味わったことのない快感を得る人もいるのだとか。この記事では、ポリネシアンセックスの具体的な手順とコツを解説。併せて、アンケートを基に実際にポリネシアンセックスをした人の感想を紹介します。

「ポリネシアンセックス」とは何か知っていますか? 初めて聞くという人も少なくないかもしれません。

この記事では、ポリネシアンセックスの意味やルーツ、具体的なやり方や楽しむコツについて解説します。


ポリネシアンセックスの意味とは?


「ポリネシアンセックス」とは、射精する、オーガニズムに達するといった肉体的な快感よりも、2人の精神的なつながりを深めることを重視したセックスです。

一般的なセックスと比較すると、非常に長い時間をかけて行うのが特徴。男女共に長時間にわたってオーガズムを感じることができる「究極のセックス」といわれています。

心のつながりを深めるというだけあって、お互いに深い愛情があるからこそできるセックスと言えるでしょう。

参考記事はこちら▼

人々がセックスにかける一般的な時間とは? 男女200人にアンケート調査。また、セックスにかけたい理想時間を男女別にひも解きます。

ポリネシアンセックスのルーツ


ポリネシアンセックスとは、ポリネシア地方に伝わる伝統的な性行為の方法です。射精を目的としない、つまり生殖を目的としないセックスと言えます。

ポリネシアンセックスについて書かれた書籍をきっかけに、「新しい愛の形」として注目を集めたといわれています。

スローセックスとの違い


ポリネシアンセックスと似たものに「スローセックス」があります。スローセックスは時間をたっぷりとかけて、セックスそのものを味わいきる行為のこと。

ポリネシアンセックスとの大きな違いは、セックスにかける日数です。スローセックスは1回の性行為を指すのに対し、ポリネシアンセックスは複数日にかけて行う点に違いがあります。

参考記事はこちら▼

スローセックスの意味とは? 今回は、時間をかけるスローセックスのやり方を詳しく解説します。

ポリネシアンセックスに関するアンケート

ここからは、20~39歳の男女300人に聞いたアンケート(※)を基に、ポリネシアンセックスをしたことがある人の割合や、実際にした人の感想を見ていきましょう。

Q1.ポリネシアンセックスをしたことはある?

※有効回答数300件

アンケートを実施したところ、ポリネシアンセックスの経験ありと答えた人は全体の約3割程度という結果に。

経験なしの人が半分以上と、まだまだ認知度はあまり高くない印象です。

Q2.ポリネシアンセックスをしてみたい?

また、「パートナーとポリネシアンセックスをしたみたい?」と聞いてみたところ、「してみたい」と答えた人は30.9%でした。

そもそもポリネシアンセックスがどんな性行為か分からなかったり、パートナーに言い出すのが恥ずかしかったりする場合、「したい」と感じないのかもしれません。

Q3.実際にポリネシアンセックスを試した感想は?

では実際にポリネシアンセックスをしたことがあると回答した人に、その感想を聞いてみましょう。

・最初は名前すら知らなかったけどやってみると世界観が変わった(28歳/男性/技能工・運輸・設備関連)

・気持ちがめちゃくちゃ盛り上がる、途中で我慢できず結果致したことも何度かあった(23歳/その他・専業主婦等)

・お互いの息遣いや体温や、興奮が程よく伝わり愛情が感じられたからです。(34歳/男性/専門職関連)

・その後に最後までするといつもより気持ちいい。ただ、時間が必要だからあまり無理。(38歳/男性/専門職関連)

・初めてだったが激しいよりも、気持ち良かった。精神的にも満足した。(28歳/女性/その他・専業主婦等)

・長い時間をかけることによりお互いをさらに愛しあうことができた(39歳/男性/IT技術関連)

※有効回答数89件

アンケートの結果、セックスに対する考え方が変わったり、いつもより愛情を感じられたりなど、精神的な満足感を得られた人が特に多いようでした。

また「普通のセックスよりもきもちいい(22歳/女性/営業関連)」「マンネリ打破の良い刺激になった。(39歳/男性/その他・専業主婦等)」など、ポジティブな感想が多い印象です。

しかし中には、「私はノーマルのが好きでした(30歳/女性/販売・サービス業)」などのネガティブな声も。ポリネシアンセックスによる快楽を感じられる人もいれば、そうでない人もいるのかもしれません。

▶次のページでは、ポリネシアンセックスのやり方を紹介します。

ポリネシアンセックスのやり方

ポリネシアンセックスは、なんと合計5日間をかけて行います。おおまかな手順をチェックしてみましょう。

1~4日目:性器以外の愛撫を行う

5日目:前戯に1時間をかけ、挿入後30分はピストン運動を行わない
オーガズムに達した後も、性器を挿入したままハグをする

では、ポリネシアンセックスのやり方を具体的に解説していきます。伝統的なやり方には諸説ありますが、現在では以下のような方法が知られていますよ。

1日目


ポリネシアンセックスでは、挿入するのは5日間のうち1回だけ。初めの4日間は性器以外の愛撫のみを行います。4日間にも及ぶ愛撫の目的は、最終日に行う挿入の日に向けて2人の気持ちを高めることです。

1日目は、抱きしめ合うだけです。2人とも裸になり、まずは30分間ただ見つめ合います。ここでは、言葉を交わすことよりも気持ちを交わらせることを意識してみましょう。

気持ちが高まったら、裸のまま抱きしめ合って相手の温もりを感じてみてください。「やっと相手に触れられる」という喜びを感じられるはず。

参考記事はこちら▼

心理カウンセラーの小日向るり子さんが、ハグの効果について解説します。

2日目


2日目は、キスを交えてみましょう。性器などの敏感な部分を避けて、相手の全身をくまなくキスしていきます。

まだまだポリネシアンセックスの序盤。キスはディープなものではなく、軽く唇を押し当てるようなソフトなキスがおすすめ。

また、相手が気持ちいい部分をすぐに刺激するのではなく、この日は新たな性感帯を見つけるような気持ちで、いつもはキスしないような場所へ触れてみましょう。

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女性の性感帯とはどこでしょうか? 感じる部位や刺激の仕方、触れる時の注意点について産婦人科医の宋美玄先生に聞いてみました。

3日目


3日目になると、「もっと深く触れ合いたい」という気持ちが芽生えてくるかもしれませんが、焦りは禁物です。

引き続き性器への愛撫やキスを避けつつ、2日目よりも少しディープなキスをしてみましょう。焦らずゆっくりと、舌を絡め合う喜びを感じながら、お互いの感触や体温を味わってくださいね。

4日目


4日目は、性器に近い部分や快感を得やすい乳首などへの愛撫を行う日です。この時も、相手の性感帯から遠い部分を先に触れ、少しずつ快感を与えていきます。

お互いに、焦らされるような何とも言えない気持ちになること間違いなし。この焦らしが最終日の快感につながっていくのだそうですよ。

5日目


5日目は、挿入を伴うセックスをする日です。挿入の前には、1時間以上の前戯を行いましょう。

挿入後はすぐにピストン運動を行わず、できれば30分以上はそのままキスをしあったり、見つめ合ったりしてみてください。お互いの性器がフィットするような感覚になったら、ゆっくりとピストンを行います。

こうして行うポリネシアンセックスでは、男女共にいつもより長くオーガズムを感じることがあるのだとか。オーガズムに達した後も、性器を挿入したまま余韻を味わってみてください。何度も快感の波が押し寄せるような気持ちになるそうですよ。

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前戯とはそもそも何? 男性と女性、それぞれの前戯の目的と、やり方のコツを産婦人科医の高橋怜奈さんが解説します。

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▶次のページでは、ポリネシアンセックスのコツをご紹介します。

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