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【難読】なんて読む?「宥める」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「宥める」の読み方です。

“なにめる”? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「宥める」の読み方は?

「宥」は、有という漢字が入っているので“ゆう”と読むのかな、と思った人もいるかもしれませんね。「宥」は、許す、大目に見るという意味合いの漢字になります。

“ゆう”という読み方自体は間違いではないのですが、「める」という送り仮名をつけて“ゆうめる”とは読みません。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“なだめる”と読みます。

「宥める」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「宥める」の意味は以下のように解説されています。

なだ・める【×宥める】
[動マ下一][文]なだ・む[マ下二]

1 怒りや不満などをやわらげ静める。事が荒だたないようにとりなす。「泣く子を―・める」「―・めてもすかしても聞き入れない」

2 罪などに対して寛大な処置をとる。
「死罪を―・めて」〈曽我・一〇〉

人の怒りや悲しみなどの感情をやわらげ落ち着かせる、といったニュアンスで使われることが多い言葉ですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「宥める」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。漢字は読めなかったけれど、言葉自体は耳にしたことがある人も多かったのではないでしょうか。

意外と読めそうで読めない言葉かもしれませんが、目にした際にサラッと読めるよう正しい読み方を覚えておきたいですね!

(ななしまもえ)

※この記事は2022年09月22日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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