鶯の谷渡り（うぐいすのたにわたり）とは？　イラストで体位を解説【四十八手】

いつもお決まりの体位ばかりしていると、なんだかマンネリを感じてしまうこともありますよね。

そんな時、参考にしたいのが四十八手。今回は、鶯の谷渡り（うぐいすのたにわたり）という体位を紹介します。

Check!
【四十八手一覧】セックスの体位をイラストつきで解説！

鶯の谷渡り（うぐいすのたにわたり）とは？

「鶯の谷渡り」とは、男性が仰向けになった女性へ行う愛撫のこと。

その他大多数の四十八手と異なり、やり方は特に決まっていません。男性の思うままに、女性への愛をアピールすればOKです。

仰向けの楽な状態で愛撫を受けるので、女性にとってはリラックスして幸福を味わえる体位といえます。この後に続く情熱的な展開へ期待しつつ、男性からの愛情表現を堪能しましょう！

ちなみに「鶯の谷渡り」とは、ウグイスが谷から谷、枝から枝へと鳴きながら渡る様子やその時の声そのものを指します。

ウグイスが移動する様子を女性の体のあちこちへ降り注ぐ愛撫に見立て、四十八手の呼び名として使ったのでしょう。なかなか風流なネーミングです。

しかし、谷渡りはウグイスが繁殖期に出す声ともいわれています。こう聞くと、風流な印象から、なんだか急に色っぽいイメージに変わりますね。

鶯の谷渡りのやり方

それではさっそく、鶯の谷渡りのやり方を解説します。ポイントは、今後の展開への期待感です。

鶯の谷渡りの手順

鶯の谷渡りは、とても簡単。女性が仰向けになり、その状態で男性が愛撫すればOKです。

上述したように、やり方は決まっていないので自由に愛撫してみましょう。

例えば、唇から始めて全身へキスしていく、敏感な箇所を舐める、優しくサワサワ触れる、など。

前戯の一環として行う時は、相手の気持ちを盛り上げることにフォーカスして焦らすようにすると、セックスへの期待を高められるでしょう。

鶯の谷渡りをする時のポイント

鶯の谷渡りを楽しむには、以下のポイントについて意識してみてください。

（1）今後の展開への期待感を高める

仰向けになっているところへ男性が迫ってくると、女性はなんとなくセックスの始まりを予感するのではないでしょうか。

このタイミングで男性の愛撫に熱が入っていれば、この先にどんな展開が待っているか、相手とどんな快感を共有できるのか、期待が高まってきます。

この期待感は、セックスの満足度に影響する重要な要素の1つ。

テクニックよりも「愛撫を通じてお互いの感情を高めよう」というマインドを大事にすれば、その後の展開が盛り上がるはずです。

女性も、相手から与えられた刺激に対してしっかりリアクションしてみてください。

後の営みに向けて2人で協力しながら感情を高めれば、満足度の高いセックスを味わえるでしょう。

（2）四十八手の「寄り添い」と組み合わせる

四十八手には、挿入を伴わない、前戯で使える体位がいくつかあります。その中でも、特に前戯の初期段階として使いやすいのが「寄り添い」です。

これはその名の通り、男女が寄り添う体位。エロティックなプレイというよりも、愛情や信頼感を深めるためのスキンシップといえます。

寄り添いでお互いの愛情を確認した上で鶯の谷渡りを始めれば、ラブラブな状態で色っぽい雰囲気へシフトできるはず。

ぜひ寄り添いと鶯の谷渡りの合わせ技で、愛情を感じられる満足度の高いセックスを目指してみてくださいね。

▶次のページでは、鶯の谷渡りの注意点を解説します。