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【難読】“ざんじ”じゃないの?「漸次」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「漸次」の読み方です。

“ざんじ”かな? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。 

「漸次」の読み方は?

「漸」は、「斬」という字が入っているので、何かを切るようなイメージから“ざん”と読む人が多かったりしませんか? 「次」は、そのまま読むと“つぎ”ですが、次回や目次と読むので、“じ”とも読みますよね。

では、二つを合わせてなんと読むのが正しいのでしょうか。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ぜんじ”と読みます。

 

「漸次」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「漸次」の意味は以下のように解説されています。

ぜん‐じ【漸次】

[副]しだいに。だんだん。「老齢人口が―増加する」 

しだいに、だんだん、徐々にといった意味合いで使われます。時間の経過とともに、物事や状態が変化していくのを表す言葉ですね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「漸次」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。普段の会話で使う機会はなかなかない言葉ですが、ビジネスシーンなどでは使われることもあるようです。

実は“ざんじ”と読む言葉は別にあるので、混同せずにしっかり使い分けたいですね。気になった人は、“ざんじ”と読む言葉がどんな漢字なのかも調べてみてください!

(ななしまもえ)

※この記事は2022年07月27日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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