世の中ウソまみれ? 「なぜ人はだまされるのか」脳科学者がフェイクの本質を解明
小学館は6月1日、脳科学者の中野信子氏による書籍『フェイク ウソ、ニセに惑わされる人たちへ』を発売しました。
日常生活において、度々報道されるフェイクニュース、マルチ商法、振り込め詐欺などのニュース。「私はだまされない」と信じている人でも、気づくと相手の術中に陥ってしまうというのはよく聞く話です。
人はなぜだまされてしまうのかという点について、著者である脳科学者の中野信子さんは、「ウソのほうを心地よく感じ、フェイクのほうを美しく見てしまうのが、私たちの脳の性質」と語っています。
同書では、平気でウソやニセを仕掛けてくる人たちの手口や、それにだまされる人間の脳内メカニズムについて解説。また、人類がフェイクを必要とした理由や、フェイクとの付き合い方について、脳科学的観点から分析・考察しています。
「真実とフェイク、正直者とウソつき、どちらが人を幸せにするのか?」「良いウソと悪いウソとは?」の他、恋愛におけるウソとして、浮気についても解説しています。
フェイクを糸口に人間社会を深く洞察した本作で、ウソやニセに振りまわされない知識をつけてみてはいかがでしょうか。
書籍概要
『フェイク ウソ、ニセに惑わされる人たちへ』
著:中野信子
定価:880円
URL:https://www.shogakukan.co.jp/books/09825418
(フォルサ)
※この記事は2022年06月23日に公開されたものです