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最高じゃん! 週5出社女子が憧れのワーケーションを初体験した話

【特集】夏とおでかけと、いやし時間。

オフィスから離れ、観光地やリゾート地で休暇を楽しみながら働く「ワーケーション」。ワーケーションに憧れるフル出社女子がワーケーションを初体験してみて感じたことを正直に語ったレポートです! 初心者目線でSTEPに分けてお話します。

在宅ワーク、コワーキングスペース、ノマドワーカー……。ここ数年でさまざまなワークスタイルが生まれています。

新型コロナウイルスが流行し始めたばかりの頃は“フルリモート”なんていう夢のような働き方を経験しましたが、今は“フル出社”している会社員の私は、数年前から話題の「ワーケーション」がずっとずっと気になっています。

しかし週5日出社の私。ワーケーションなんて夢のまた夢。どのタイミングで行けばいいのか分かりません。

そんなある日、隣の席の同僚に「ワーケーションしてみたいんだよね~」と話していたところ、たまたま居合わせた上司に「行って来たら?」と軽い調子でOKをいただき、突如ワーケーションを体験できることに……! 行きたいと思っていたものの、いざ行くとなるとどこに行けばわからない。迷った私は旅のサブスク「HafH(ハフ)」を使ってワーケーション先を探すことにしました。

STEP1.ワーケーション先を決めよう!

なぜ「HafH」を使ったかというと、国内外1,000以上の宿泊施設を定額で予約できるというのに惹かれたから。ホームページを開いてまず感じたのは、宿が厳選されているので、宿選びが楽しいということ。以前から気になっていたホテルや旅館がたくさん出てきて、どこにするか迷ってしまいました。

さらにうれしいのが、コインを貯めることで、ちょっと贅沢なホテルにも宿泊できるということ。平日はワーケーション利用し、貯まったコインで休みの日にラグジュアリーホテルに泊まる……なんて使い方もできます。日常的にワーケーションできる人や、旅行が趣味の人にはもってこいのサービスですよね! 私は日常的には出来ませんが(出来るようになってほしい!!!)、せっかくなので普段からしている人の気分で、目的地を探すことに。

私は3つの条件を元に探してみることに。

  1. 東京から12日で行ける場所
  2. ワークとバケーションがバランス良く出来る場所
  3. リラクゼーションもしっかりできる場所

そこで白羽の矢が立ったのが、茨城県にある「天空の庭 天馬夢(あまむ)」。調べたところ、東京から2時間ちょっとで行けて、なおかつ“心とカラダのリセット”をテーマのヘルスリゾートと謳うだけあって、かなりリフレッシュ出来る環境が整ってそう。サイトに載った写真に胸を弾ませながら予約完了。

STEP2.ワーケーション先に向かおう!

いざ当日。12日の旅行セットに、PCやらノートやらを持ったら結構大荷物。その荷物を抱えながら、東京駅から最寄りの高萩駅まで約2時間、そこから送迎で約30分。ワーケーションって大変なのね……と、すでに疲れ気味の私でしたが、宿についてそのロケーションにびっくり!

え、自然しか見えない……ここはどこ……。今回の宿に選んだ「天空の庭 天馬夢」は、東京ドーム28個分の広大な敷地を持つリゾート施設だったのです。PC・スマホばかり見ている私にはとても癒やされる景色。眼精疲労が和らぎそう(単純)。

自然の豊かさと施設の広さに圧倒されながら、本日のお部屋へ。ここで仕事をするわけだから、働きやすい環境であってほしい、と願いながらドアを開くと……。

う、広い……。ここに一人で泊まれるとか贅の極みじゃん。ワーケーションって最高じゃん。ここまでの疲労が一気に吹っ飛びました! し、しかもバルコニーまである。そして自然しか見えない!!! 非日常すぎてテンション上がりまくりです。

とはいえ、一応ワーケーション。仕事をしに来ているので、ちゃんと仕事します。せっかくなら、と窓際席でカーテン全開で仕事することに。

わざとらしい写真ですがちゃんとここで仕事しました

普段オフィスで仕事をしていて視界に入るものといえば、自分のデスクと目の前の同僚だけ。しかし、急に解き放たれて、緑を目の前に仕事することになると、なんか落ち着かないぞ……。捗ると思ってたけど、めっちゃ緑眺めちゃう……。これといって何か変化があるわけじゃないけど、めっちゃ眺めちゃう……。

興奮冷めやらぬまま仕事を始めたせいか、集中できません。あまりにも集中力がないので、息抜きに(早すぎ)外でもお散歩してみようと敷地に繰り出したのでした。

STEP3.バケーションしよう!

……いや、ここ日本ですか!? 海外の田舎を彷彿とさせる景色。聴こえてくるのは風の音や鳥の声などの自然の音だけ。東京に住んでいたら自然と耳に入ってくる、人の声や車の音が全く聴こえません。

もちろんビルや大型モニターもありません。ここでは自己処理できる情報しか入ってこないので、脳が休まるのを感じました。

自然を眺め、興奮が収まった私は再び仕事に戻ることに。今度はリラックス状態なので、仕事が捗る捗る……ワーケーションって最高じゃん(二回目)。まだここにきて数時間ですが、ワーケーションを満喫した気分になっています。

STEP4.リラックスしよう!

そして、気づけば18時。定時になりました。いつもなら残業する日もありますが、18時から夕食の時間ということで、早々に切り上げた私。日が沈む前に夕飯を食べるのなんていつぶりだろう……なんて不健康なことを考えながら、いそいそとレストランに向かいました。

出てきたのは、とにかく見た目が美しい御膳。ホテルで提供される食事は、マクロビオティックや薬膳をベースに、発酵食やローフードを取り入れ、動物性食材や白砂糖を一切使っていない料理なのだとか。普段ジャンクフードを爆食いし、バランスの良い食事が不足している私には沁みるものばかり。特に私が感動したのが、「大豆ミートのからあげ」。最近鶏のから揚げのジューシーさに胃をやられることが多くなっていたアラサーからすると、こっちの方が好きかも、と思うほどのおいしさでした。

夕飯を終えて、部屋に戻ろうと廊下に出ると、施設は消灯されており、間接照明だけになっていました。おなかいっぱいだからか、柔らかなライトのおかげかすっかりリラックスモードに。

部屋に戻った後も、温かいお茶を飲みながらほっと一息。部屋にはテレビがないので、良い意味ですることがない。というか、テレビやスマホを見たいという気持ちになりません。なんか心からリラックスできている感じ……。

その後、大浴場のお風呂に浸かった私は、猛烈な眠気に襲われ、いつもなら絶対に考えられない22:30に就寝したのでした。

STEP5.リフレッシュしよう!

早寝をかました私は、2日目すっきりと起床。寝起きが悪く具合もすぐれないことも多いですが、この日はびっくりするほど寝起きが良い。仕事をモリモリ出来そうだぞ~と思いながら、早朝から仕事に取り掛かることに。普段だったら出社して始業の流れですが、そのまま自分のペースで始められるのがうれしい限りです。

仕事が捗って上機嫌な私は朝食後、ヨガクラスに参加することに。今回は敷地内にある「見晴らしの森」にて行われたクラスに参加。目の前に広がる自然を眺めながらするヨガは、さぞ気持ちが良いのだろうと期待して参加したのも束の間。日常的に運動をしていない私にとって、自分の体の状態を痛感するものでした。体が硬すぎるので、最初はポーズが取りづらく感じることも。徐々に体がほぐれてきたところで、待ちに待ったリラックスパートに。

すると先ほどまで聞こえなかった風の音、鳥の声、雨の音(この日は少し雨が降っていました)が、体に沁みてくる……。まるで自然と一体化したような気持ちで、思わずうとうとしてしまうほど。最初は少し動きづらく感じていた体もほぐれ、最後には心からリフレッシュできるすてきな時間になっていました。このクラスは不定期開催のようなので、興味のある方はフロントでチェックしてみたほうがよさそうです!

やっぱり、仕事には息抜きが大切

その後、大自然に別れを告げて東京に戻った私。初めてワーケーションを体験した感想を率直に……。

ワーケーション最高じゃん(三回目)。

敷地内には馬が遊馬されており、乗馬体験以外にも、自然に触れ合ったり、写真撮影することができます

最初はいつもと違う環境で仕事するのって集中できないかも、と思いましたが、息抜き含めてワーケーション。バケーションパートをしっかりと楽しむことで、仕事も生き生きできるのだと実感しました。オフィスで働いていたら、息抜きって正直しづらいですよね。でも仕事効率を上げるためには息抜きも大切だと感じた2日間でした。

今回は特別にワーケーションに行かせてもらえたわけですが、他のところも行ってみたいと画策中。また上司の前で独り言言ってみようかしら……。

Information

今回宿泊したのは「天空の庭 天馬夢(あまむ)」

 “心とカラダのリセットをテーマに、ファスティングや腸内リセット等、滞在目的に合わせた複数の宿泊プランに加え、宿ヨガや乗馬、セグウェイなどのアクティビティも豊富に用意された癒やしの空間。

ご予約はこちらから

今回利用したのは旅のサブスク「HafH(ハフ)」

月額9,800円のプランを中心に、5つの月額課金プランを選んで世界中の宿から滞在先を選べる旅のサブスクサービス。毎月の支払いを通じて「HafHコイン」が積み立てられ、貯まったコインを使って、厳選された国内外1,000以上の宿を簡単に予約することができます。

https://www.hafh.com

(取材・文:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部)

※この記事は2022年06月17日に公開されたものです

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