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社内恋愛はあり? 68.2%が“したくない“と回答。そのワケとは

#おしごとニュース

エボル

キャリアや就職・転職全般に関する研究や各種調査を行う機関『Job総研』を運営するライボはこのほど、「仕事と恋愛に関する意識調査」を実施しました。

コロナ禍で働き方や学業、また就活・転職活動などをはじめさまざまなことがオンライン化し、直接の対人コミュニケーションが激減した昨今で、新しい出会いの場が狭小し、オンライン化が加速しています。

コロナ禍で進むオンライン化で仕事と恋愛の関連にはどのような影響があり、仕事を通じた恋愛にどのような意識を持っているのでしょうか?

今回、仕事とプライベートの優先度合いや職場恋愛の印象と賛否、また職場恋愛の経験率及び恋愛が仕事に影響するか否かとその理由などについて調査を実施しています。

まず対象者に、仕事と恋愛どちらに比重を置くかについて聞いてみると、「仕事」18.4%と「どちらかといえば仕事」45.1%を合算した63.5%が、“仕事派”と回答をしました。

属性別で見ても、男女別及び全年代において“仕事派”の回答が過半数をしめる結果に。年代別の“仕事派”の回答では50代の回答が53.6%で最も低く、30代が69.5%で最も多い回答結果になっています。

次に、仕事とプライベートでどちらを優先した働き方をしたいかについては、「プライベート」32.7%と「どちらかというとプライベート」38.6%を合算した71.3%が、“プライベート派”と回答。

それに対して、実際はどちらを優先した働き方をしているかについて聞くと、「仕事」22.4%と「どちらかといえば仕事」36.5%を合算した58.9%が、“仕事派”の回答で多数派を占める結果になりました。

職場恋愛についての印象では「ポジティブ」17.0%と「どちらかといえばポジティブ」40.8%を合算した57.8%が“ポジティブ派”の回答をしました。

年代別で見た“ポジティブ派”の回答では50代の回答が50.7%で最も低く、20代が58.7%で最も多い回答結果になっています。

さらに、職場恋愛の経験有無については全体の73.6%が「ない」と回答し、「経験あり」は26.4%の結果に。

経験ありを回答した人に職場恋愛をした相手について聞くと、「同僚」が51.7%と最多回答になり、次いで「職場の先輩」が14.3%、「職場の後輩」が11.1%で上位3つの回答結果になっています。最も少ない回答だったのは2.9%で「取引先等の外部関係者」でした。

職場恋愛をしたいか否かについては「したくない」34.1%と「どちらかといえばしたくない」34.1%を合算した68.2%が“したくない派”の回答。“したい派”の回答は31.8%でした。

これを属性別で見ても男女別及び全年代において“したくない派”の回答が過半数をしめていることが分かります。

男女別の“したくない派”の回答では男性回答が63.8%、女性回答が75.8%で差があり、職場恋愛否定意識は女性の方が強い結果に。年代別のしたくない派の最多回答は50代で、76.8%でした。

次に、職場恋愛を“したい派”としたくない派”それぞれの理由について聞くと、“したい派”の最多回答は「生活リズムが合いそう」が49.5%で最多に。“したくない派”の回答では「破局した時に居心地が悪い」が60.8%で最多の結果となりました。

さらに、恋愛が仕事にどのように影響するかについては、「すごくプラスに影響する」13.7%、「プラスに影響する」25.1%、「ややプラスに影響する」30.9%を合算した69.7%が“プラスの影響派”に回答。

“マイナスの影響派”に回答したのは13.0%で、“どちらにも影響しない”は17.3%の回答結果になりました。

また、“プラスの影響派”と“マイナスの影響派”それぞれの理由を見ていくと、“プラス派”の理由では「恋人の存在が仕事のモチベーションになる」が69.1%で最多回答になり、“マイナス派”の理由では「メンタルがブレてやる気がなくなる」が54.2%で最多回答の結果になりました。

賛否両論ある社内恋愛ですが、どちらかというと肯定派が多いことが分かりました。出会いが少ない昨今、社内恋愛に発展するということも多いのではないでしょうか。それぞれが納得する形でお付き合いできればいいですね。

調査概要

調査対象者:全国 / 男女 / 20~50代
調査条件:1年以内~10年以上勤務している社会人/20人~1000人以上規模の会社に所属
調査期間:2022年5月25日~5月30日
サンプル数:923人
調査方法:インターネット調査

(エボル)

※この記事は2022年06月09日に公開されたものです

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