「溜飲が下がる」の意味は? 類語や「溜飲を下げる」との違いも解説
「溜飲が下がる」「溜飲を下げる」の対義語(例文つき)
「溜飲が下がる」「溜飲を下げる」の対義語を紹介します。
「胸が塞がる」
「心配ごとや悲しみ、不安などで、胸がふさがったようになる」という意味。日常的な喜怒哀楽よりも、深い悲しみに胸が覆われた状態の時に使います。
例文
・彼女は夫を亡くして以来、ずっと胸が塞がるような思いでいたに違いない。
「胸がつかえる」
「わだかまりがあって胸が詰まったように感じる」という意味。まさに「溜飲」がつっかえた状態です。
例文
・前の職場では言いたいことを言えずに、ずっと胸がつかえたような感じでした。
「鬱積(うっせき)している」
不平不満などが積もっている状態の時に使います。
例文
・苦情処理係になってからというもの、不満が鬱積している。
スカッと爽快な気持ちを文書で表したい時に使える言葉
「スカッとしましたね」は爽快な気分を仲間と共有するにはぴったりですが、やはり口頭での表現という印象です。
ビジネスメールや文書で使う場合には「溜飲を下げた」「溜飲が下がった」の方が、より知的な印象を与えるでしょう。
場面に応じて、使い分けると良いですね。
(前田めぐる)
※画像はイメージです。
※この記事は2021年10月21日に公開されたものです