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毎日セックスしても大丈夫? 意外なメリット&デメリット4つ

宋美玄(産婦人科医・医学博士)

毎日セックスすることのメリットとデメリット

「とくに悪い影響がなければ、毎日セックスしても問題ない」というものの、本当にそうなのかどうか、心配になる人がいるかもしれません。頻繁にセックスをすることの身体的・心理的メリット・デメリットを、もう少し細かく見ていきましょう。

毎日セックスをするメリット

「セックスをすると、きれいになる」などといわれることもありますが、そのメカニズムは解明されていません。ですが、セックスを頻繁にすることには、こんなメリットがあると考えられます。

(1)気分がリラックスする

女性がセックスをすると、おもにPEA(フェニルエチルアミン)、ドーパミン、オキシトシンという3つのホルモンが分泌されるといわれています。このうちオキシトシンには、気分をリラックスさせる作用があるという研究結果があります[*3]。

(2)安眠を得やすくなる

これもオキシトシンの作用といわれていますが、オキシトシンには鎮静作用のような効果があり[*3]、セックスの後は眠りにつきやすいとされています。セックスの頻度が増えると、その効果を得られる頻度も高くなると考えられます。

(3)ダイエット効果が望める

国立健康・栄養研究所の「身体活動のメッツ(METs)表」によると、キスや抱擁などの性行動は1.3メッツ、全般的なセックスは1.8メッツで、積極的なセックスは2.8メッツとあります。これを消費カロリーに換算すると、体重50kgの女性が30分間、一生懸命セックスを頑張った場合、約74kcalとなります。

仮に毎日したとすると、1週間で約518kcal、1ヶ月(30日)で約2,220kcalです。約2,220kcalというと週2回、30分程度のランニングをするのと同等の運動量(4時間40分相当)です。多少ですが、ダイエット(シェイプアップ)効果が期待できるのではないでしょうか。

毎日セックスをするデメリット

特筆するようなことは見当たりませんが、あえてデメリットをあげるならば、時間帯によってはセックスをすることで就寝時間が遅くなり、寝不足になることがあるかもしれません。
また、さほど大きな負担ではないかもしれませんが、コンドームを使うのであれば毎日消費するため購入する手間とお金はかかることになります。

人によっては、セックスへの高揚感が薄れ、マンネリ化を感じることもあるのでは。毎日したい人は体位を工夫する、シチュエーションを変えるなど、刺激を与えてみるとよいかもしれません。

次ページ:高頻度でセックスする時の注意点

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