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「ご報告いたします」の使い方を例文付きで解説。「連絡」との違いは?

直井みずほ

「ご報告」を使う上での注意点

続いて「ご報告」という言葉を使う際の注意点をいくつかご紹介します。

「ご報告まで」は目上の方には使わない

「ご報告」という言葉は、メールの文末などで「以上、ご報告まで」といった形で使われることもあります。この「ご報告まで」は語尾が途中で切れた簡略された表現ですので、上司やクライアント、お客さまなど目上の方に対してはできるだけ使わないようにしましょう。

「取り急ぎ」は手紙やメールなら付けても良い

「取り急ぎ」という言葉を頭に付けた「取り急ぎご報告いたします」という表現もよく使われます。この「取り急ぎ」の意味を辞書で引くと「(主に手紙で)諸々の儀礼・説明を省略し用件だけを伝える意」と記載されています(『広辞苑』第6版より)。

「主に手紙で」とあるため「取り急ぎ」は手紙やメールなど文章で伝える際に使うようにしましょう。また、用件のみにとどまらず詳細まで伝えた際には付ける必要はないでしょう。

「ご報告差し上げます」は上から目線の印象

「ご報告いたします」と似たような言葉として「ご報告差し上げます」があります。

「差し上げる」は「与える」の謙譲語で、一見丁寧な表現ですが、「与える」の意味を辞書で引くと「相手の望みなどに対応するような物事をしてやる意」とあります(『広辞苑』第6版より)。上から目線の印象を持たれてしまう可能性があるので、使わないのが得策でしょう。

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