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「バブみ」とは? 意味や元ネタ・正しい使い方を解説【ネットスラング大辞典】

落合正和(WEBメディア評論家・マーケティングコンサルタント)

「バブみ」の使い方(例文付)

それでは「バブみ」の使い方について例を見ていきましょう。

「あの作品のヒロインはバブみが強いよね」(あの作品のヒロインには強く母性を感じるよね)

「俺氏、声優Aさんにバブみを感じてオギャる」(俺、声優Aさんに母性を感じて甘えたくなる)

「私の彼、顔立ちがとても幼くてバブみがあるの!」(私の彼、顔立ちがとても幼くて母性がくすぐられるの!)

上2つの例文が従来の意味での使用例です。

包容力に満ちていたり、面倒見が良かったりと母性を感じさせてくれる年下女性を対象に使用されています。

3つ目は誤用とされていますが、ネットスラングから若者言葉に変化する過程で増えてきた使用例となります。

ネットスラングが若者言葉として広がりを見せることは少なくありませんが、その過程において意味はあまり重視されず、“ノリ”や“勢い”で使う人も増えていきます。

それにより、言葉の意味が二転三転することもあるのです。

なかなかインパクトの強いネットスラングです。セクハラなどにならないよう、使い方や使う場面には注意しましょう。

また「バブみ」を利用して、以下のようなネットスラングも生まれました。

「バブみが深い」

「バブみが深い」とは、母性を強烈に感じた時に使う表現です。

「深い」は若者言葉において、程度を表す言葉として用いられることがあります。例えば「わかりみが深い」のように「○○みが深い」といった表現は、「すごく分かる」「強く同意する」のように、対象となる言葉への程度の強さを表します。

そのため「バブみが深い」は、「すごく母性を感じる」「強烈に母性を感じる」といった強調表現に当たります。

ちなみに「母性を感じる」と普通に表現したい時は、「バブみがある」「バブみを感じる」のような使われ方をします。

「バブみが強い」

これも「バブみが深い」と同様に、強調表現として用いられます。この場合は、強く母性を感じる、つまり「強烈な母性を感じる」といった意味になります。

「バブみが深い」とほとんど同じような意味と考えて良いでしょう。

「バブみを感じてオギャる」

「バブみ」とよく似たネットスラングに「オギャる」というものがあります。

これも赤ん坊の喃語である「オギャー」から来ており、母性を感じるような人やキャラクターに対し、「幼児や赤ん坊のように甘えたい」「養育してほしい」という心情を表したネットスラングです。

「バブみ」と「オギャる」の2つを併用し「バブみを感じてオギャる」(母性を感じる年下のキャラクターに、赤ん坊のように甘えたい)という使われ方もよく見られます。

「バブみメイク」

バブみメイクとは、いわゆる赤ちゃんや幼児の特徴を取り入れたメイク方法のこと。童顔に近づけることで相手に母性を感じさせることを目的にしていると考えられます。

これまでの使い方とは異なり、「相手に母性を感じさせたい」という意味で使われる新しい例です。

チークで血色感を出したり、ふんわりと眉を描いたりすることで、ベビーフェイスを演出するメイク方法のことを言います。

▶次のページでは、「バブみ」の類語や対義語を見ていきましょう。

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