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「インタラクティブ」の意味って? 使用例とよく見る表現

藤田尚弓

よく見る「インタラクティブ」を用いた表現

最後に、「インタラクティブ」を用いた表現についても確認しておきましょう

(1)インタラクティブスタディ

教える側が一方的に情報を提供する、教科書や映像などの学習方法に対して、学ぶ側の参加パートを多くした学習方法のことを指します。オンラインでやり取りができるような学習を思い浮かべると分かりやすいでしょう。

アクティブラーニング、反転授業といった表現をする人もいますが、双方向性を強調したい時などにはインタラクティブスタディを使う人が多いようです。

(2)インタラクティブコミュニケーション

告知や放送といった一方向の発信ではなく、やり取りが発生するコミュニケーションを指して使われます。

例えば、企業のSNS担当者(更新者)が「中の人」と呼ばれ、ユーザーとコミュニケーションを取っている状況を思い浮かべると分かりやすいかも知れません。マーケティング領域では、ユーザーの声を反映するといった意味合いで使う場合もあります。

(3)インタラクティブデザイン

「操作が即時に反映される」「カスタマイズされる」といった、操作性をデザインすることを指して使われることが多い言葉です。

ユーザーインターフェース、ユーザーエクスペリエンス、ユーザビリティといった言葉と似ていますが、より双方向性を強調したい時に使われると考えると分かりやすいでしょう。

対人コミュニケーションや視覚的なデザイン性が伴わなくても使われる言葉なのでイメージしにくいかも知れませんが、双方向のやり取りがあるシステムを創出している場合などに使用されています。

ビジネスシーンで戸惑わないために

カタカナ語が使われるシーンや、自分が使わなければいけないシーンでは、「まず意味のコアな部分を思い浮かべるようにする」と覚えておきましょう。インタラクティブの場合なら、「双方向からやり取りするイメージ」を思い浮かべばOKです。

カタカナ語は、コミュニケーションを取る相手に正確な意味が伝わらない場合もあるので多用は避けたいところです。ただ、「インタラクティブ」は昨今のビジネスシーンなどでよく使われるようになった言葉でもあります。

なので、あえて言い換えをするというよりは、意味が伝わっていない人を見つけた時に、さりげなく言い換えて発言するとよいでしょう。

(藤田 尚弓)

※画像はイメージです

※この記事は2020年10月28日に公開されたものです

藤田尚弓

コミュニケーション研究家

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