10分で分かるプレゼン成功のコツ! 話し方と資料作成のポイント
プレゼンをさらに盛り上げる4つのコツ
ここまで準備できたら、後は「プレゼンの加点要素」を追加していきましょう。
数字などのデータで根拠を入れる
たとえ自己紹介のプレゼンでも「私は野球が好きです」とだけ言われるより「野球が好きで、これまでに観戦した数は200回以上です」と伝えた方が具体的に伝わります。
プレゼンの主張には、裏付けるデータを追加しましょう。
スライドに事例を入れる
数的根拠は頼りになりますが、ただ並べられると退屈でもあります。数字だけを延々連ねると爆睡する人を生みかねないので「ここで、面白い事例なんですが……」と他社事例や、過去の事例を入れてみましょう。
声に抑揚をつける
重要な部分は「特にゆっくり、特に大きく」話します。例えば、以下の文章の太字部分をゆっくり、大きな声で音読してみてください。
「いいお店を探すコツは3つあります。まず、グルメの友人を持つこと。そして、グルメの友人がいいお店をあなたに教えたくなるような対価を提供すること。最後に、レビューサイトからグルメな人を見つけることです」
こんな風に、キーワードをゆっくり・大きく話すと相手が退屈しないプレゼンテーションの話し方になります。
質疑応答の対策を練る
最後に、どんな質問が出るかを想像しておきましょう。当日考えてもみなかった質問をくらって、慌てないためです。
特に経営上の重要な決断を迫るプレゼンテーションでは、質疑応答がプレゼンの本体とすらいえます。事前に上司へ質疑応答対策を一緒に練ってもらうなど、協力者を得ておきましょう。
プレゼンテーションは簡単!
プレゼンテーションが苦手な人は、話が脱線したり、話す内容を準備できず「えーと」「そうですね……」と詰まったりしがち。ですが、目的と構造がしっかりできていれば、プレゼンテーションは簡単です。
話し方は訓練が必要ですが、最悪「話すのは苦手だけど、資料がとても分かりやすい」プレゼンテーションなら、その場は切り抜けられます。
あなたが目の前のプレゼンを乗り切れるよう、応援しています!
(トイアンナ)
※画像はイメージです
※この記事は2020年07月21日に公開されたものです