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事なかれ主義は嫌われる? 4つの心理と職場での改善方法

高見綾(心理カウンセラー)

事なかれ主義がよくない理由

波風を立てない事なかれ主義は、どういった点がよくないのでしょうか。

事なかれ主義のままでいると困る理由について考えてみました。

(1)根本的な問題が解決しない

今は平穏に済んでいても、問題を先送りしているだけなので、あとあと大きな問題になってしまう可能性が大です。

事なかれ主義のカップルの場合、すれちがいを「ちょっとしたことだから」と放置するので、だんだん感情のもつれが大きくなり、修復するのに多大な時間と労力がかかってしまうケースが多いです。

職場などでは、新しいことにチャレンジしようという雰囲気がなくなり、事業がどんどん衰退してしまう危険性があります。

(2)逃げ癖がつく

事なかれ主義は、チャレンジしないといけない場面で、「面倒だから」「怖いから」という理由で何もしない選択をします。

結果、経験値も上がらず自信もつかないので、新たな問題に直面したときにまた何もしないという選択をします。

すると年齢に相応しい経験値が身についていかないので、職場ではだんだんやりづらくなってくるでしょう。

逃げ癖がつくと、考える力が失われ、肝心のときに何もできない人になってしまう危険性があります。

(3)人と深い付き合いができない

衝突を恐れて自分の気持ちを抑えているのでストレスがたまります。

まわりに振り回されていつも自分が損をしているような気になるので、そんな自分のことが嫌になったり、まわりの人に対して不満を感じたりしてしまうことがあるでしょう。

本音を言えないので、人と深い関係を築くことができず、まわりからも「自分のことばかり守っている」と思われがちです。

次ページ:事なかれ主義をやめる方法

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